
【海外Market見通し】
本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は、狭いレンジながらも米長期金利の低下につれて底堅い動き。昨日高値の1.0591ドルを上抜けて一時1.0599ドルまで値を上げています。市場参加者からは「一目均衡表雲下限の1.0662ドルが戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表転換線の位置する136.58円がポイント」として意識されています。今日の経済指標では、16時45分に1月仏貿易収支、経常収支が発表されます。18時にはパネッタECB専務理事が講演します。21時には2月ブラジルIBGE消費者物価指数が予定されています。22時30分には2月カナダ雇用統計、10-12月期カナダ設備稼働率、2月米雇用統計が公表されます。翌4時には2月米月次財政収支が明らかになります。また、週末12日より米国が夏時間に移行します。
【アジアMarket概況】
本日の東京市場では、ドル円は荒い値動きとなりました。朝方は本邦実需の買いが観測されると136.42円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は米長期金利が大幅な低下となるにつれて戻り売りが強まる展開に。昨日安値の135.95円を下抜けて一時135.82円まで値を下げました。日銀金融政策決定会合で政策の維持が確認されると一気に136.97円まで急騰。136.18円まで戻り売りに押されたものの、再び136.80円台まで買い戻されるなど不安定な動きとなっています。日経平均は寄付きから下落。米地銀の流動性問題が浮上するなか、銀行株中心に下げ幅を拡大。後場に入って一時500円を超える下落となりました。結局、479.18円安で週末の取引を終えています。
情報提供元:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
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