本日の海外市場ではユーロドルは上値の重い動き、東京市場ではドル円は底堅い動き - 海外マーケットの見通し

アジアMarket概況USD/JPY(5分足)チャート

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは上値の重い動きとなっています。アジア時間は、米長期金利が低下に転じたことから昨日高値の1.0750ドルを上抜けて一時1.0760ドルまで値を上げる場面もみられましたが、その後は米金利が上昇したこともあり戻り売りに押されました。市場参加者からは「214日の高値1.0803ドルや一目均衡表雲上限の1.0805ドルがレジスタンスレベル」との声も聞かれています。ドル円は「NY時間高値からの下押しレベルである133.99円やNY時間の安値133.85円が目先の下値目処」として意識されています。今日の経済指標では、1645分に2月仏CPI改定値が発表されます。19時には1月ユーロ圏鉱工業生産、20時には1月南ア小売売上高が予定されています。2115分には2月カナダ住宅着工件数、2130分には2月米小売売上高、3月米NY連銀製造業景気指数、2月米PPIが公表されます。23時には1月米企業在庫、3月全米NAHB住宅市場指数、2330分にはEIA週間在庫統計が明らかになります。翌5時には1月対米証券投資動向が発表されます。また、翌6時にはボウマンFRB理事がイベントに参加します。

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。朝方からゴトー日とあって本邦実需の買いが観測されたほか、米金利が上昇したことから一時134.60円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は米長期金利が低下に転じるにつれて次第に上値を切り下げる展開に。一時134.03円まで下押ししました。午後に入ってからは、米金利が再び上昇。134.84円まで高値を更新しています。日経平均は寄付きから一時200円を超える上昇となったものの、その後は戻り売りに押される展開。後場に入ってからも安値を更新するなど弱含みの動きが続くと、結局、7.44円高で取引を終えています。

通貨ペアテーブル
情報提供元:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ


 

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