本日の海外市場ではユーロドルは頭の重い動き、東京市場ではドル円は方向感のない動き - 海外マーケットの見通し

本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は早朝に先週末高値の1.0994ドルや17日の高値1.1000ドルを上抜けて一時1.1002ドルまで値を上げる場面もみられましたが、その後は1.0972ドルまで下押ししています。市場参加者からは「一目均衡表転換線の1.0992ドルがポイント」との声も聞かれています。ドル円は「終値ベースで一目均衡表雲上限の134.23円を維持出来るかどうか」が意識されています。今日の経済指標では、16時30分にブイチッチクロアチア中銀総裁が講演します。17時には4月独Ifo企業景況感指数が発表されます。17時35分にはビルロワ仏中銀総裁、18時にはパネッタECB専務理事が講演します。

本日の東京市場では、ドル円は方向感のない動きとなりました。朝方は一時133.89円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は本邦実需の買いが断続的に観測されると次第に下値を切り上げる展開に。一時134.48円まで値を上げました。一方、上値では先週末高値の134.49円が戻りの目処として意識されると、米10年債利回りが低下したことも重しとなり134.16円まで上げ幅を縮めています。日経平均は、小高く寄付いた後一時110円を超える上昇となりましたが、後場に入ってからは上げ幅を消す動きに。結局、29.15円高で週明けの取引を終えています。