本日の海外市場ではユーロドルは頭の重い動き、東京市場ではドル円は底堅い動き - 海外マーケットの見通し

本日の海外市場では、ユーロドルは頭の重い動きとなっています。アジア時間は早朝に一時1.1042ドルまで値を上げる場面もみられましたが、ドル円の上昇などにつれて1.0995ドルまで下押ししています。市場参加者からは「一目均衡表転換線の1.1006ドルがポイント」との声も聞かれています。ドル円は「200日移動平均線の137.00円が重要な節目」として意識されています。今日の経済指標では、22時45分に4月米製造業PMI改定値が発表されます。23時には4月米ISM製造業景気指数、3月米建設支出が予定されています。また、トルコ、南ア、スウェーデン、ノルウェー、ポーランド、スイス、仏、独、メキシコ、ブラジル、英国がメーデーなどで休場となっています。

本日の東京市場では、ドル円は底堅い動きとなりました。週明け早朝には一時136.14円まで下押す場面もみられましたが、その後は次第に下値を切り上げる展開に。日経平均が大幅な上昇となっていることも買いを後押し。先週末の高値136.56円を上抜けて一時136.98円まで値を上げました。市場では「海外勢の日本株買いに伴うヘッジとしての円売りも出ている」との声も聞かれています。日経平均は寄付きから200円超の上昇。後場に入っても高値を更新するなど堅調な動きを続け、結局、266.74円高で週明けの取引を終えています。