本日の海外市場ではユーロドルは方向感のない動き、東京市場ではドル円は買われる展開 - 海外マーケットの見通し

Article By 

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは方向感のない動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0641ドルから1.0664ドルの狭いレンジでの取引にとどまりました。市場参加者からは「昨日高値の1.0674ドルが目先戻りの目処」との声も聞かれています。ドル円は「昨日の年初来高値148.46円や20221031日の高値148.85円がレジスタンスレベル」として意識されています。今日の経済指標では、1615分に仏、30分に独、17時にユーロ圏、30分に英の9PMI速報値が発表されます。20時にはデギンドスECB副総裁が講演します。2130分には7月カナダ小売売上高が予定されています。2150分にはクックFRB理事が講演します。2245分には9月米PMI速報値が公表されます。また、翌2時にはデイリー米SF連銀総裁、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が講演します。

 

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は買われる展開となりました。朝方は日銀金融政策決定会合を前にして147.60円を挟んだもみ合い。一時147.51円まで下押す場面もみられましたが、米長期金利が高止まりするなか次第に下値を切り上げる展開に。日銀が政策の維持を決定すると、NY時間の高値148.06円を上抜けて一時148.26円まで値を上げました。その後は147.90円まで値を下げたものの、植田日銀総裁の会見後には148.41円まで再び上値を伸ばしています。日経平均は寄付きから大幅な下落。一時420円近い下げ幅となりました。ただ、後場に入ると日銀の政策維持を受けて一転して買い戻しが強まる展開に。結局、168.62円安で週末の取引を終えています。


フォレックス・ドットコムでは、ノックアウトオプション、FX、株価指数CFDを取引いただけます。
口座開設は以下のステップで行えます。

  1. 口座開設ページでご自身に最適なFOREX.com口座を選択
  2. 必要書類のアップロードとともに口座開設のお申込み
  3. 取引プラットフォームにログインしてお取引開始


本レポートに記載されている情報や見解は、一般的な情報としての使用のみを目的としたものであり、FX、CFD、その他あらゆる金融商品の購入や売却に関する勧誘や依頼の意図は全くありません。本文書に記載されている見解や情報は、予告や通知なく変更されることがあります。本文書は、特定の投資目的や背景、特定の受領者の意思などに沿って書かれ配布されたものではありません。本文書内で引用・言及されている過去の価格データは、当社独自の調査や分析に基づいており、当社はそのデータの提供元やそのデータそのものの信頼性につき、いかなる保証もせず、また筆者や訳者、各国の支社・ 支店も、本文書の内容の正確性や完全性についても一切保証しません。本文書の内容に基づく直接または間接の損失、そして本文書を信頼したことにより生じた損失についても、当社は一切その責を負いません。