本日の海外市場ではーロドルは様子見の動き、東京市場ではドル円は神経質な動き - 海外マーケットの見通し

Article By フィナンシャルアナリスト

【海外Market見通し】

本日の海外市場では、ユーロドルは様子見の動きとなっています。アジア時間は目先材料不足のなか1.0491ドルから1.0516ドルの取引にとどまりました。市場参加者からは「昨日安値の1.0488ドルや16日の年初来安値1.0484ドルがサポートレベル」との声も聞かれています。ドル円は「昨日高値の149.71円や節目の150.00円が戻りの目処」として意識されています。今日の経済指標では、21時に9月独CPI速報値が発表されます。2130分には46月期米GDP確定値、米新規失業保険申請件数が予定されています。22時にはグールズビー米シカゴ連銀総裁が講演します。23時にはホルツマンオーストリア中銀総裁が講演するほか、8月米住宅販売保留指数が公表されます。2345分にはグリーン英MPC委員、翌130分にはデコススペイン中銀総裁、2時にはクックFRB理事が講演します。2時には米7年債入札が実施されます。4時にはメキシコ中銀が政策金利決定します。また、5時にはパウエルFRB議長が講演します。

 

【アジアMarket概況】

本日の東京市場では、ドル円は神経質な動きとなりました。朝方は一時149.38円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は149.59円まで買い戻されるなど、全般狭いレンジ取引が続きました。ただ、午後になって日経平均が大幅な下落となったほか、米長期金利が低下するなか一時149.26円まで下押ししています。日経平均は寄付きから配当落ち分(約225円)を意識した動きとなりましたが、前場引けにかけて大幅な下落。後場に入ってからも下げ幅をひろげました。引けにかけては買い戻されたものの、結局、499.38円安で取引を終えています。


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