【香港】
【前日の振り返り】
ハンセン指数は大幅反発/きょうの香港市場は売り先行か、米長期金利の上昇などが重し
【前日の振り返り】
29日の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。終値は前日比2.51%高の17809.66ポイントだった。中国企業指数は2.63%高の6148.33ポイント。メインボードの売買代金は概算で676億5000万HKドル。
ハンセン指数は終日プラス圏で堅調に推移した。米中両国が中国の習近平国家主席の訪米に向けて準備を進めていると伝わり、米中関係改善への期待が高まったほか、指数は前日に終値で昨年11月28日以来、10カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がった。終値は22日以来、1週間ぶり高値だった。
【きょうの見通し】
連休明け3日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ売りが先行するか。9月30日夜に11月半ばまでの米連邦政府のつなぎ予算が成立し、米政府の一部機関の閉鎖は回避されたものの、米長期金利の上昇や、米連邦準備理事会(FRB)による高金利政策の長期化見通しが重しになりそうだ。2日に発表された9月の米ISM製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と8月分の47.6や市場予想の47.8を上回った。強い製造業PMIを受けて米10年債利回りは前日の4.571%から一時4.703%と07年10月以来、16年ぶりの高水準まで上昇した。
一方、中国経済の先行き不安がやや和らいだことが支えになるだろう。国家統計局が30日に発表した製造業PMI(購買担当者景気指数)は50.2と、前月を0.5ポイント上回る水準。市場予想の50.0を上振れ、6カ月ぶりに好況レベルに回復。また、非製造業のPMIは51.7(市場予想51.6)と、前月比で0.7ポイント上昇した。
【本土】
【前日の振り返り】
中秋節のため休場
【前日の振り返り】
29日の中国本土株式市場は中秋節のため休場。
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