22日の日経平均は大幅続落、米国株は上昇

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅続落/東京市場は堅調か

前日の振り返り】

22日の日経平均は大幅続落。終値は368円安の27104円。休場明けの米国株が長期金利の上昇を嫌気して大幅安となったことから、200円超下げて始まった。しばらく寄り付き近辺でもみ合った後、10時近辺から下げ幅を拡大。400円超下げる場面もあり、節目の27000円に迫った。

後場に入ると下押し圧力は和らいだが、一方で戻りも鈍く低空飛行が継続。翌日の休場を前にリスク回避ムードが強く、300円を超える下落で終えた。

 

【きょうの見通し】

東京市場は堅調か。米国株は22日はまちまちで、23日は上昇。ドル円は足元13470銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円高の27230円、ドル建てが105円高の27235円で取引を終えた。

東京市場が休場の間の米国株が大崩れなく推移したことから、日本株は22日の大幅下落に対する買い戻しが優勢となるだろう。

ただ、本日は衆議院で日銀総裁・副総裁候補者に対する所信聴取があり、ニュースのヘッドラインには神経質となる可能性がある。また、寄り前には1月全国消費者物価指数の発表があり、これが強い内容となった場合には、余計に日銀絡みのニュースに振らされやすくなると思われる。

本日米国では1月の個人消費支出・個人所得や新築住宅販売の発表などがあり、気の抜けない状態は続く。日経平均が27000円を割り込んで下を試しに行くような展開は回避できそうで、その点に対する安心感がきょうの支えになるとみるが、週末でもあり、押し目買いは恐る恐るになると予想する。

日経平均の予想レンジは27150-27400

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ108ドル高と3日ぶりに反発 エヌビディアが急伸

前日の振り返り】

23日の米国株は上昇。予想を上回るエヌビディアの決算を好感し上昇してスタート後、利上げの長期化懸念を背景に下落したが、終盤に再び買いが優勢となった。

ダウ平均は108.82ドル高(+0.33%)と3日ぶりに反発。朝方に227ドル高まで上昇後、249ドル安まで反落したが、終盤に買い直された。S&P5000.53%高と5日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.72%高と2日続伸した。

S&P50011セクターはIT、エネルギー、不動産、資本財など7セクターが上昇し、コミュニケーション、公益、生活必需品など4セクターが下落。上昇率トップのITではエヌビディアが14.02%高と急伸し、下落率トップのコミュニケーションでは値下げを発表したネットフリックスが3.35%下落した。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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