
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は4日続伸/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
8日の日経平均は4日続伸。終値は135円高の28444円。米国ではパウエルFRB議長からタカ派的な発言が出てきたことから、ダウ平均が500ドルを超える大幅下落。ただ、これを受けても寄り付きは2桁の下げにとどまった。さらに、寄り付き直後を安値にプラス圏に浮上。売り需要がそれほど強くないことが確認できたことから、以降は上を試しに行った。
前場では高くなったところでは戻り売りも出てきたが、後場は右肩上がりの展開。引け間際にやや値を消したものの、3ケタの上昇で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ドル円は足元137円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて200円高の28620円、ドル建てが205円高の28625円で取引を終えた。
米国株は気迷いムードが強かったが、前日に金融引き締め加速を警戒して大きく下げただけに、S&P500とナスダックが反発したこと、グロース色の強い半導体株に強い動きが見られたことは安心材料。日本株にはポジティブな影響が想定される。円安基調が続いていることもフォローの流れ。米国動向から半導体株が上昇の先導役になるだろう。
SQ日が迫っている中で日本株の動きが良くなっていることもあり、売り方の買い戻しを巻き込んで下げづらく上げやすい地合いが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは28500円-28800円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ58ドル安 ナスダック総合は3日ぶりに反発
【前日の振り返り】
8日の米国株は高安まちまち。エヌビディアなどの半導体株が軒並み上昇したものの、米2月ADP民間部門雇用者数や米1月JOLTS求人件数が予想を上回る強い結果となったことで3月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利上げへの警戒感が一段と高まったことが重しとなった。
パウエルFRB議長のタカ派的な議会証言を受けて前日に574.98ドル下落したダウ平均は58.06ドル安(-0.18%)と小幅に続落。朝方に46ドル高まで上昇する場面もあったが、午後に一時、243ドル安まで下落した。S&P500も0.42%安まで下落後、0.14%高と小幅に反発して終了し、ナスダック総合は0.37%安まで下落後、0.40%高と3日ぶりに反発した。
S&P500の11セクターは不動産、IT、公益など7セクターが上昇し、エネルギー、ヘルスケア、金融など4セクターが下落。SOX指数は2.67%高と3日ぶりに大幅反発した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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