17日の日経平均は7日続伸、米国株は反落

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は7日続伸/東京市場は堅調か

前日の振り返り】

17日の日経平均は7日続伸。終値は21円高の28514円。14日の米国株は下落したが、これを受けても寄り付きは小幅な上昇。為替が円安に振れたことなどが支援材料となった。

開始早々に上げ幅を3桁に広げたものの、28600円には届かず失速すると、ほどなくマイナス転換。ただ、下押し圧力はそれほど強くなく、しばらく小安い水準での小動きが続いた。

金融株などが強くTOPIXはプラスをキープする中、日経平均も後場には再びプラス圏に浮上。小幅高ではあったが終盤の動きが良く、終値で28500円を上回った。

 

【きょうの見通し】

東京市場は堅調か。米国株は上昇。米長期金利が上昇しており、ドル円は足元13440銭近辺と円安方向に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて60円高の28590円、ドル建てが95円高の28625円で取引を終えた。

 

米国株高と円安を好感した買いが入ると予想する。国内は先週金曜で2月銘柄の決算発表が一巡しており、多くの主力大型株は本決算発表を前に手がけづらくなると思われる。

ただ、そのことは売りを出しづらいということにもつながる。米国株もこれから決算発表が本格化するという中で引け味が良かった。指数の場中の動意は限られるとみるが、「閑散に売りなし」の様相が強まり、プラス圏で落ち着いた地合いが続くだろう。

日経平均の予想レンジは28500-28750

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ100ドル高 主要3指数がそろって反発

前日の振り返り】

17日の米国株は反発。今週発表される主力企業の決算発表を控えて様子見姿勢が強まる中、利上げ見通しを巡り神経質な展開となった。

ダウ平均は小幅に上昇してスタート後、89ドル安まで下落したものの、100.71ドル高(+0.30%)で終了。S&P500とナスダック総合も0.3-0.4%安まで下落後、それぞれ0.33%高、0.28%高で終了し、主要3指数がそろって反発した。

寄り前に発表された米4NY連銀製造業業況指数が10.80と、前月分の-24.60や市場予想の-18.00を上回る強い結果となったことで景気悪化懸念が和らいだ一方、米連邦準備理事会(FRB)による利上げの長期化見通しを強めた。

S&P50011セクターは不動産、金融、資本財、一般消費財など8セクターが上昇し、コミュニケーション、エネルギーなど3セクターが下落した。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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