
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は反落/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
21日の日経平均は反落。終値は93円安の28564円。米国株安を受けて下落スタート。下げ幅を3桁に広げたところで鋭角的に切り返し、プラス圏に浮上すると一転して上げ幅を3桁に広げた。
しかし、取引時間中の年初来高値を更新すると、すぐに失速して再びマイナス転換。そこから前引けまでは前日終値近辺でもみ合った。
後場に入ってしばらくは、下を試す流れが続いた。前場同様に下げ幅を3桁に広げたところでは押し目を拾う動きが見られたが、そこからの戻りは緩慢。なんとか2桁安にとどめた程度で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。ドル円は足元134円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円高の28675円、ドル建てが145円高の28705円で取引を終えた。
米国株の上昇を好感した買いが入ると予想する。日曜日に投開票があった衆参5補選は、自民党が4勝1敗と政権与党が支持された結果となっており、政局の安定を期待した買いも入りやすい。
きょう引け後にはニデック(旧日本電産)の決算発表が予定されており、日本はここから決算発表シーズンに突入する。米国も決算反応が概ね良好であることから、売りが手控えられて上を試しやすい地合いが続くだろう。
予想レンジは28600円-28800円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ22ドル高とわずかながら4日ぶりに反発
【前日の振り返り】
21日の米国株はほぼ横ばい。決算が予想を下回った素材株の下落などが重しとなったものの、予想を上回る決算や売上高見通しを引き上げたプロクター・アンド・ギャンブルなどの上昇が支えとなった。足もとで景気減速懸念が強まる中、朝方に発表された4月の製造業・サービス業PMI速報値がともに市場予想を上回ったことも安心感につながった。
ダウ平均は72ドル高まで上昇後、98ドル安まで反落したが、22.34ドル高(+0.07%)とわずかながらプラス圏で終了し、4日ぶりの小幅反発となった。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.09%高、0.11%高と小幅に上昇して終了した。
ダウ平均採用銘柄はプロクター・アンド・ギャンブルが3.46%高となったほか、ウォルト・ディズニー、メルクも1%超上昇。一方、インテル、ダウ・インク、ボーイングが1%超下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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