
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅続伸/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
28日の日経平均は大幅続伸。終値は398円高の28856円。米国株の大幅高を好感して、寄り付きから200円超上昇して28700円台に乗せた。高く始まった後は上値が重く、しばらくは上げ幅を縮小。日銀会合についての日経報道を受けて、急速に値を消す場面もあった。しかし、28500円を割り込んだところでは、改めての買いが入って盛り返した。
植田新総裁の下で初となる日銀会合は、結果の発表まで時間を要した。金融政策運営について、1年から1年半程度の時間をかけ、多角的にレビューを行うとの表明があったが、これにより、金融緩和環境がまだしばらく続くとの見方が強まった。
株式市場にはフレンドリーな内容と受け止められ、13時台後半辺りからは継続的な買いが入った。終盤に28800円台に乗せて取引時間中の年初来高値を更新すると、引け間際には一時上げ幅を400円超に拡大。終値でも年初来高値を更新した。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。先週末の米国株は上昇。足元136円20銭近辺と円安に振れている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて195円高の29065円、ドル建てが215円高の29085円で取引を終えた。
米国株の上昇と円安を好感した買いが入ると予想する。米国株が買われる中でドル高・円安が進む局面では、日本株はグローバルで見ても選好されやすくなる可能性が高い。CME225先物は29000円近辺からのスタートを示唆している。先高期待が醸成される中で売りは手控えられ、決算発表銘柄の動きが良くなることで場中も良好な地合いが続くだろう。
日経平均の予想レンジは28900円-29200円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ272ドル高と続伸 月間では1月以来の大幅高
【前日の振り返り】
28日の米国株は続伸。やや軟調にスタートしたものの、インテル株の上昇や過度な景気悪化懸念が和らいだことが支援となった。
前日に524ドル高となったダウ平均は朝方に97ドル安まで下落したものの、272ドル高(+0.80%)とほぼ一日の高値で終了。S&P500も0.20%安まで下落後、0.83%高とほぼ高値引けとなった。ハイテク株主体のナスダック総合は、アマゾン株の下落が重しとなり0.49%安まで下落したが、0.69%高で終了した。業種別ではエネルギー、金融、不動産、素材、IT、資本財などS&P500の9セクターが上昇し、公益、一般消費財の2セクターが小幅に下落した。
月間ではダウ平均が2.48%高と1月以来の大幅高、S&P500も1.46%高となり、ともに2カ月続伸。3月に6.69%上昇したナスダック総合も0.04%高とプラス圏で終了した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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