
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は5日ぶり反落/東京市場は小動きか
【前日の振り返り】
8日の日経平均は5日ぶり反落。終値は208円安の28949円。5日のダウ平均は大幅高となったものの、東京市場が休場中の米国株は均してみれば弱かったことから売りが優勢。60円程度下げて始まった後、序盤ではプラス圏に接近する場面もあったが、改めての売りに押されて29000円を割り込んだ。ただ、29000円より下では押し目買いが入って下げ渋った。
後場に入るとほとんど値幅が出なくなり、29000円をやや下回る水準でこう着相場が続いた。日経平均やTOPIXは下落して安値圏で終えた一方、マザーズ指数やグロースコア指数は上昇スタートから上げ幅を広げて高値圏で取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は小動きか。米国株はまちまち。ドル円は足元135円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円高の29050円、ドル建てが115円高の29065円で取引を終えた。
きのうの日経平均は下落はしたものの、後場の値幅は限られ、米国株の動向を見極めたいという雰囲気が強かった。その米国株がまちまちとなったことで、様子見姿勢が強まると予想する。
米国の金利動向を占う意味で、あす発表される米CPIの注目度は高い。決算発表銘柄を中心に個別物色は活況が見込まれ、下値は堅いと考える。ナスダックが終値ベースで年初来高値を更新していることや、ドル円が落ち着いていることなどは、日本株の下支え要因として期待できる。一方、きのう29000円を割り込んだことから、上値は積極的に追いづらい。きょうは前日終値近辺でのもみ合いに終始することになるだろう。
日経平均の予想レンジは28800円-29100円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ55ドル安 4月CPIの発表を控えS&P500は横ばい
【前日の振り返り】
8日の米国株は高安まちまち。週内に発表される米4月消費者物価指数などのインフレ指標を控え様子見姿勢が強まった。
ダウ平均は朝方に73ドル高まで上昇後、165ドル安まで下落し、55.69ドル安(-0.17%)と小幅に反落して終了。S&P500は先週末終値を挟んでもみ合い、0.05%高とほぼ横ばいで終了。ハイテク株主体のナスダック総合は0.47%安まで下落後、0.18%高と小幅に2営業日続伸して終了した。大幅減配を発表したパックウエスト・バンコープが3.65%高となるなど地銀株には買い戻しが続いた。
S&P500の11セクターは、コミュニケーション、一般消費財、金融など4セクターが上昇し、不動産、資本財、公益、素材など7セクターが下落した。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週4日に一時21ポイント台まで上昇したが、先週末比-0.21ポイントの16.98ポイントで終了した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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