
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は4日続伸/東京市場は横ばいか
【前日の振り返り】
16日の日経平均は4日続伸。終値は216円高の29842円。米国株高に強く反応して、寄り付きから200円を超える上昇。高く始まった後は、強弱感が交錯して一進一退が続いた。29800円台からスタートし、29900円近辺では伸び悩んだが、値を消しても29800円を下回ると持ち直した。
後場のスタート直後には29900円台に乗せて上を試しに行ったものの、3万円には届かず。以降は寄り付き近辺でこう着感が強まった。
新興銘柄は株高の流れに乗れないものも散見され、マザーズ指数は下落した。
【きょうの見通し】
東京市場は横ばいか。米国株は下落。ドル円は足元136円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円高の29870円、ドル建てが45円高の29885円で取引を終えた。
ダウ平均が大きめの下げとなっており、上値追いには慎重になると思われる。一方、為替は円安に振れており、この点は日本株のサポート要因となる。足元の日本株は基調が非常に強く、CME225先物は下落スタートを示唆していない。
これらの点から下値も堅いと考える。米国ではテクノロジー株が強く、円安と併せてハイテク株が相対的に強い動きとなりそうだ。日経平均は3万円を試しに行く場面もあるかもしれない。
ただ、節目に到達すれば利益確定売りも出てくるであろうから、乗せたとしても最終的には小動きで終えると予想する。
日経平均の予想レンジは29700円-30050円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ336ドル安 ホーム・デポの見通し引き下げなど重し
【前日の振り返り】
16日の米国株は反落。ホーム・デポの予想以上の減収決算や通期見通し引き下げを受けて消費関連株が下落したことや、米債務上限問題が重しとなった。
ダウ平均は軟調にスタートすると、終盤に342ドル安まで下落し、336.46ドル安(-1.01%)で終了。S&P500も終日マイナス圏で推移し、0.64%安で終了した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.31%高まで上昇する場面もあったが、0.18%安で終了し、主要3指数がそろって反落した。
ダウ平均採用銘柄はマイクロソフト、セールスフォースが0.6%超上昇したものの、ホーム・デポが2.15%安となったほか、ナイキ、3M、アムジェン、シェブロン、ウォルト・ディズニーなども2%超下落した。S&P500の11セクターはコミュニケーション、ITの2セクターが上昇した一方、不動産、エネルギー、公益、素材、資本財など9セクターが下落した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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