22日の日経平均は大幅に8日続伸、米国株は高安まちまち

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅に8日続伸/東京市場は堅調か

前日の振り返り】

22日の日経平均は大幅に8日続伸。終値は278円高の31086円。米国株安を受けて売りが先行し、すぐに下げ幅を3桁に広げた。しかし、30600円台に入ったところで強い買いが入り、一気に値を戻してプラス転換。前場では戻した後は前営業日の終値近辺で小動きが続いた。

一方、後場はプラス圏が定着すると、買いに勢いがつく展開。半導体株を中心に主力大型株の動きが良くなり、31000円台に乗せて上げ幅を200円超に広げた。14時以降は上昇ペースが鈍ったものの、終盤にもうひと伸びがあり、高値引けとなった。

 

【きょうの見通し】

東京市場は堅調か。米国株はまちまち。ドル円はドル高・円安に傾斜しており、足元13850銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて185円高の31215円、ドル建てが210円高の31240円で取引を終えた。

 

3指数の方向はそろわなかったが、今の日本株は債務上限問題を理由にダウ平均が下げることに関しては弱い反応を示さないことが多い。

ナスダックが上昇したことや為替が円安に振れたことを買い材料と捉え、上値追いの流れが継続すると予想する。

米国動向からはハイテク株と金融株に好影響が見込まれ、主力大型株の動きが良くなると期待できる。きのう週明けの日経平均が売り先行から大幅高となったことでリスク選好ムードは高まりやすく、売り手不在の中で強い基調が続くだろう。

日経平均の予想レンジは31150-31350

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ140ドル安と続落 債務上限問題が重し

前日の振り返り】

22日の米国株は高安まちまち。米債務上限を巡る与野党協議をにらんで神経質な展開となった。月曜日午前に再開された協議は合意に至らず、イエレン米財務長官が警告する61日のデフォルトを回避するために月曜日夕方に再度協議が行われることになった。

ダウ平均はおおむねマイナス圏で推移し、140.05ドル安(-0.42%)と2営業日続落して終了。S&P500は先週末水準を挟んでもみ合ったが、0.02%高とほぼ横ばいで終了した。一方、先週3%超上昇したナスダック総合は一時0.78%高まで上昇し、0.50%高で終了。昨年8月以来の水準を回復した。

S&P50011セクターはコミュニケーション、不動産、金融、ITなど6セクターが上昇し、生活必需品、素材、エネルギー、一般消費財の4セクターが下落。資本財が変わらずとなった。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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