
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は続伸/東京市場は大幅高か
【前日の振り返り】
26日の日経平均は続伸。終値は115円高の30916円。米国株はまちまちとなったが、寄り付きから3桁の上昇。エヌビディア株が決算を受けて急騰したことで、国内でも前日に続いて半導体株買いが盛り上がった。
一段の円安進行を受けてインバウンド関連にも見直し買いが入る中、しばらくは買いが買いを呼ぶ流れが続いた。前場は高値引けとなり、300円高で31100円台に到達。後場は利益確定の動きが出てきたことから伸び悩み、大引けが後場の安値となった。ただ、萎んでも3桁高の状態はキープした。TOPIXは終盤に崩れて、ほぼ横ばいながら下落で終了。マザーズ指数が前日同様に弱く、下げて始まった後は下値模索が続いた。
【きょうの見通し】
東京市場は大幅高か。先週末の米国株は上昇。ドル円は足元140円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて540円高の31500円、ドル建てが570円高の31530円で取引を終えた。
米国の取引時間中には進展期待までであったが、その後、27日にバイデン大統領とマッカーシー下院議長との間で、債務上限の引き上げについて基本合意したことが報じられた。議会の承認が必要となるが、デフォルトは回避される公算となった。
先行きの不安材料がなくなったことで、一段と騰勢を強める展開が想定される。米国株にもポジティブな動きが見込まれるが、本日の米国は休場。CME225先物は大幅ギャップアップスタートを示唆しており、好ニュースの賞味期限が長くなることを期待した買いが入るだろう。場中も売り方の投げを巻き込んで、踏み上げ的に上を試す流れが続くと予想する。
日経平均の予想レンジは31200円-31700円
【日経平均株価】
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ328ドル高と6日ぶりに反発 ナスダックは5週続伸
【前日の振り返り】
26日の米国株は大幅高。物価上昇が続き、FRBによる利上げ長期化が意識されたものの、エヌビディアの決算を好感する流れが続いたほか、米債務上限引き上げを巡る与野党協議の進展期待も支援となった。来週月曜日がメモリアルデーの祝日で、3連休を控えた持ち高調整も買いにつながった。
前日までの5日続落したダウ平均は397ドル高まで上昇し、328.69ドル高(+1.00%)の33093.34ドルと6日ぶりに反発して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.30%高、2.19%高とともに大幅に2日続伸した。週間ではダウ平均が1.00%安と反落したものの、S&P500が0.32%高と2週続伸し、ナスダック総合は2.51%高と大幅に5週続伸した。
引け後の動きでは、イエレン米財務長官が米国がデフォルトする可能性があるXデーを、これまでの6月1日から6月5日に変更した。
【NYダウ】
【ナスダック総合】
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