2日の日経平均は大幅続伸、米国株は大幅続伸

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅続伸/東京市場は大幅高か

前日の振り返り】

2日の日経平均は大幅続伸。終値は376円高の31524円。米国株高を受けて、寄り付きから3桁の上昇。高く始まった後も上値を伸ばした。米国ではエヌビディアが大幅高となったが、国内半導体株はこれを好感できずに売られるものが多かった。一方で非常に多くの銘柄が上昇しており、半導体株の下落が全体に波及しなかったことが、日本株の買い安心感を高める格好となった。

 

昼休みには、米国で債務上限停止法案が上院でも可決に至ったことが伝わった。米国のデフォルト回避が決まったことで、後場は一段と上昇に弾みがついた。指数は上げ幅を300円超に広げて終盤には31500円台に到達。引け間際にきょうの高値をつけて、年初来高値を更新した。

 

【きょうの見通し】

東京市場は大幅高か。先週末の米国株は上昇。ドル円は足元14000銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて415円高の31965円、ドル建てが420円高の31970円で取引を終えた。

米国株が注目の指標を確認して大幅高となっており、日本株も大きく水準を切り上げる展開を予想する。

日経平均はノンストップの上昇に高値警戒感がくすぶるものの、それと同じくらい売りづらさも意識される。32000円に接近してくれば売り方の投げは急がれやすく、踏み上げ的な上昇も期待できる。まだ全体株高に乗り切れていない銘柄も多く、底上げが一段と進むことで指数は場中も強い基調が続くと予想する。

日経平均の予想レンジは31800-32200

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ701ドル高と大幅続伸 雇用統計は強弱まちまち

前日の振り返り】

2日の米国株は大幅続伸。前日に米国の債務上限を引き上げる「財政責任法案」が上院を通過し、米国のデフォルトが回避される見通しとなったことに加え、注目された米5月雇用統計が強弱まちまちとなったことで、613-14日のFOMCで利上げのスキップ期待が続いたことが支援となった。

ダウ平均は上昇してスタートすると、743ドル高まで上昇し、701.19ドル高(+2.12%)で終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.45%高、1.07%高で終了し、主要3指数がそろって大幅に2日続伸した。

S&P500の業種指数は、素材の3.37%高を筆頭に全11セクターが上昇。エネルギー、資本財、一般消費財、金融、不動産も2%超上昇した。

投資家の不安心理を示すVIX指数は14.60ポイントと前日比1.05ポイント低下。20202月以来の低水準となった。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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