6日の日経平均は大幅に4日続伸、米国株は反発

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【日本】

【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅に4日続伸/東京市場は堅調か

前日の振り返り】

6日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は289円高の32506円。米国株安を受けて、寄り付きは200円を超える下落となった。しかし、32000円を割り込んだことで押し目買いが活発となり、開始早々に下げ止まる展開。10時台にはプラス圏に浮上すると、前場のうちに上げ幅を3桁に広げた。

売りづらさが強く印象づけられたことで、後場は買いが買いを呼ぶ流れとなった。値下がりから値上がりに転じる銘柄も増加する中、指数は終盤にかけて強含み、高いところでは上げ幅を300円超に拡大。終値で32500円を上回った。

 

【きょうの見通し】

東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は10ドル高の33573ドルで取引を終えた。目新しい材料に乏しくプラス圏とマイナス圏を行き来したが、終盤に買いが入ってプラスで終えた。金融株が強かったほか、景気敏感株の動きが良かった。

ドル円は足元13960銭近辺で推移している。CME225先物は円建て、ドル建てともに大証日中終値と比べて225円高の32645円で取引を終えた。

 

きのうの日経平均は、米国株安を跳ね返して大幅高となった。6日の米国株は小動きであったが、ダウ平均がプラスを確保して終えたことは、外部環境の落ち着きと好意的に捉えられるだろう。

ここ数日の日本株は場中の動きが良く、買い手優位の状態が続いている。CME225先物も強めのスタートを示唆しており、高く始まった後も売り手不在の中で強い基調が続くと予想する。

日経平均の予想レンジは32400-32850

 

【日経平均株価】
Nikkei 225 chart

 

【米国】

【前日の振り返り】
ダウ平均10ドル高 景気敏感株が上昇

前日の振り返り】

6日の米国株は反発。来週のFOMC結果公表を前に積極的な取引は控えられたものの、センチメントが改善する中、出遅れ感が強い景気敏感株が上昇し相場をけん引した。

ダウ平均は163ドル安まで下落する場面もあったが、10.42ドル高(+0.03%)とわずかながらプラス圏で終了。S&P500も朝方に0.25%安まで下落したが、0.24%高で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.48%安まで下落後に、0.36%高で終了。ともに終値の年初来高値を更新した。

S&P50011セクターは金融、一般消費財、エネルギー、不動産、素材、資本財など7セクターが上昇し、ヘルスケア、生活必需品、ITなど4セクターが下落した。

投資家の不安心理を示すVIX指数は前日比-0.77ポイントの13.96ポイントと、2020214日以来の14ポイント割れとなった。

 

NYダウ】
NY Dow chart

【ナスダック総合】
NASDAQ chart

 

 

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