
【日本】
【前日の振り返り/きょうの見通し】
日経平均は大幅反落/東京市場は堅調か
【前日の振り返り】
28日の日経平均は大幅反落。終値は499円安の31872円。寄り付きは250円近い下落。米国株はまちまちで終えており、配当落ち(225円程度)を踏まえれば小幅安からのスタートとなった。序盤では下げ幅を広げるも、32000円を割り込んでくると押し目を拾う動きが見られた。
しかし、前引け間際にまとまった売りが出てきて、前場は500円を超える下落。後場は一時下げ幅を700円近くにまで広げ、31600円台に突入した。13時以降はやや持ち直し、31800円台を回復。前引け(31813円)を上回って取引を終えた。
【きょうの見通し】
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ドル円は足元149円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて140円高の31990円、ドル建てが175円高の32025円で取引を終えた。
米国の長期金利が低下して米国株もこれを好感して上昇したことから、日本株も連れ高の展開を予想する。米3指数の中ではナスダックのパフォーマンスが最も良く、グロース株が上昇の先導役となるだろう。
ただ、日経平均はきのうの下げが結構大きかったことから、節目の32000円近辺では戻り売りも出てくると思われる。CME225先物に寄せて高く始まった後は強弱感が交錯し、32000円を挟んだ一進一退が続くと予想する。
日経平均の予想レンジは31800円-32150円
【米国】
【前日の振り返り】
ダウ118ドル高 米10年債利回り低下を好感
【前日の振り返り】
28日の米国株は上昇。強い雇用指数を受けて米10年債利回りが上昇したことで、やや軟調にスタートしたが、その後、米10年債利回りが低下したことでハイテク株を中心に上昇した。ただ、米政府機関の閉鎖リスクが引き続き意識されたほか、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する個人消費支出 (PCE) 価格指数の発表を翌日に控え、様子見姿勢も強まったことで上値は限定的だった。
前日まで2日続落したダウ平均は、朝方に76ドル安まで下落後、227ドル高まで上昇したが、116.07ドル高(+0.35%)と上昇幅を縮小して終了。S&P500は0.59%高、ナスダック総合は0.83%高で終了した。
S&P500の11セクターは公益(-2.19%)を除く10セクターが上昇。コミュニケーション、素材が1%超上昇し、一般消費財、不動産、金融、ITも0.6%超上昇した。
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