株価指数CFD取引において、ポジションを取引日を超えて保有する場合に発生するもので、お客様が支払う、または受け取る金額のことです(関連する金利ベンチマークが低金利の場合は、売りでも支払いとなる場合がございますので、ご注意ください)。これは、キャリーコストと呼ばれることもあります。
これは、お客様が利用するレバレッジのコストをカバーするための金利コストとなります。ファンディングコストは、原資産の貸し借りにかかるコストを反映したもので、買いポジションの場合は関連する金利ベンチマークに2.5%を加え、売りポジションの場合は2.5%を差し引きます。
例えば、英国関連の株価指数の金利ベンチマークはSONIA、米国はSOFR、EUは€STRとなります。(上記の関連する金利ベンチマークが低い場合、売りポジションでも支払いとなる場合がございますので、ご注意ください。)
ファンディングコストの計算方法を教えてください
計算方法は、下記となります。
1日のファンディングコスト = (S x P x R) / 360(または365)
S = 取引数量
P = 当該株価指数の 終値
R = 適用年利(関連する金利ベンチマークを基に、当社が算出し、買いポジションの場合は+2.5%、売りポジションの場合は-2.5%を加減させていただきます。金利ベンチマークの水準によっては、売りでも支払いとなる場合がございますので、ご注意ください。)
英国100を7,310で3単位、「買い」ポジションを保有し、終値が7,340でポジションを持ち越した場合、総取引代金22,020(3 x 7,340)に、関連する金利ベンチマークに2.5%を加えたものを掛けて365で割ると算出できます。
仮に、英国市場のベンチマークであるSONIAが2%の場合、22,020に(2%+2.5%)4.5%を掛けて990.9となり、これを365で割ると、1日のファンディングコストの合計は、2.71英ポンドとなります。
お客様の口座には、ポジションを維持するために、ファンディングコストをカバーするための十分な資金が必要となります。十分な資金がない場合は、ポジションがロスカットされますので、ご注意ください。
ファンディングコストは、ポジションを保有している取引日(週末を含む)ごとに、お客様の口座に反映されます。
ファンディングコストの金額は、プラットフォーム上のマーケット360(付与予定額)と取引履歴で確認いただけます。