FXのおすすめチャートパターンの種類と見方・使い方
FXのチャート分析の方法はテクニカル指標を使うだけではありません。チャートのパターンからトレンドの反転や継続を分析する方法もあります。 いくつかのチャートパターンを覚えておくとトレンドの判断をしやすくなり、FXのトレード成績が向上するかもしれません。 この記事ではチャートパターンとは何か、そしてチャートパターンにはどのような形があるのかを解説します。
2025年10月15日 午前09:39
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チャートパターンは多くのトレーダーが行っているチャート分析方法の一つですが、どのような分析方法なのか分からない人もいるかと思います。
まずは、チャートパターンの基本について解説していきます。
チャートパターンとは、チャート上に表れる特徴的な形のことです。トレンドの継続や反転するときに表れやすいことから、多くのトレーダーが取引や分析の参考にしているテクニカル分析の一種です。フォーメーション分析とも呼ばれています。
チャートパターンは移動平均線やボリンジャーバンド、RSIのようなテクニカル指標とは異なり、複雑な計算を用いたグラフをチャートに表示するわけではありません。
過去のチャートでトレンドの継続や反転する際に出たチャートの形を基に、将来の相場がどのように動いていくのかを予測する分析方法です。
チャートパターンは主に転換型と継続型の2種類のパターンがあります。

転換型はトレンドが転換する際に表れやすいパターンです。転換型の代表例に、ダブルトップとダブルボトムがあります。
ダブルトップは上昇トレンド時に天井を示すときに表れやすく、上昇トレンドから下落トレンドに転換する可能性を示すパターンです。
ダブルボトムはダブルトップの反対で、下落トレンド時に底を示すときに表れやすく、下落トレンドから上昇トレンドに転換する可能性を示します。
転換型のチャートパターンが出現したらトレンドが転換する可能性を考え、投資戦略を考えるのが効果的です。

継続型はトレンドが継続する際に表れやすいパターンです。主に、上昇トレンド中や下落トレンド中のもみ合い時に現れる傾向があります。
継続型の代表例は、ペナントです。
ペナントには上昇ペナントと下降ペナントがあります。上昇ペナントではレジスタンスラインを上抜いたら上昇トレンドの継続、下降ペナントはサポートラインを下抜いたら下落トレンドが継続する可能性を示します。
継続型のチャートパターンが出現したらもみ合い後にトレンドが再開する可能性が高いと考え、順張りを狙うのが効果的です。
チャートパターンが発生したら必ずトレンドの転換や継続が起きるわけではありませんが、覚えておくと相場分析の幅が広がります。
チャートパターンはトレンドラインやチャネルライン、水平線などのラインを引くと、パターンの発生やブレイクするポイントが視覚的に分かりやすくなります。

トレンドラインとはトレンドの方向に向かってチャートに引いた線です。上昇トレンドのときは安値と安値、下落トレンドのときは高値と高値を結びます。
このトレンドラインは重要で、安値に引いたラインは価格がそこで下げ渋って反発しやすくなるサポートライン、高値に引いたラインはそこで上がりづらく反落しやすくなるレジスタンスラインとして機能しやすい傾向にあります。
そして、価格がトレンドラインを上や下にブレイクすると相場に勢いが発生しやすい点も覚えておくと良いでしょう。
また、トレンドラインに並行して同じ角度で引いた線をチャネルラインと呼びます。トレンドラインに合わせて、上昇トレンドなら高値と高値、下落トレンドのときは安値と安値を結んだラインです。チャネルラインもサポートラインやレジスタンスラインとして機能する傾向にあります。

水平線も重要です。高値や安値に引いた水平線は相場参加者に意識されやすく、サポートラインやレジスタンスラインとして機能する可能性があります。水平線も価格がブレイクすると相場に勢いが発生しやすい傾向があります。
チャートパターンはこのトレンドラインやチャネルライン、水平線が重要になります。例えば、ダブルトップ(やトリプルトップ)では直近安値に水平線を引くと、トレンドの転換点を示すネックラインがどこなのかを判断しやすくなります。
また、フラッグやペナントを利用するなら、チャネルラインを引くと視覚的に分かりやすくなります。

チャートパターンを活用しない場合でもトレンドラインやチャネルライン、水平線などを引くライン分析は、エントリーポイントや決済の目安として活用できる優秀な分析手法です。
チャートパターンとは、トレンドの転換や継続の可能性を示す特徴的なチャートの形であることを解説しました。
ここからはチャートパターンを参考に相場分析をすることによって、どのようなメリットがあるのかを解説していきます。
チャートパターンはトレンドの転換や継続の可能性を表します。そのため、チャートパターンを知っておけば相場が今後どのように動いていくのかを予測する助けになってくれます。
例えば、「上昇トレンド中だけれど、ダブルトップが発生したから下落トレンドに転換しそうなので売りを狙う」、「上昇トレンドからもみ合い相場に変わったけれど、上昇フラッグが発生して上昇トレンドが続きそうなのでトレンドフォローを狙おう」のように判断材料が増えるメリットがあります。
特にチャートパターンに注目しているトレーダーは多く、それだけに機能する可能性も比較的高めです。
チャートパターンはチャート分析の確度やトレードの成功率を高めるために役立つので、いくつか重要なパターンは覚えておくとよいでしょう。
ただし、チャートパターンが発生したからといって、必ずパターン通りに動くわけではありません。
例えば、ダブルトップの発生は下落トレンドへの転換の可能性を示しますが、前回の安値を下抜けずに反発上昇し、そのまま上昇トレンドが継続する可能性もあります。
チャートパターンが機能しない場面も想定して取引をすることが大切です。
チャートパターンはトレンドの転換や継続の可能性を示してくれます。そのため、エントリーや決済の判断基準としている人も多くいます。
例えば、「ダブルボトムが表れたから買いでエントリーしよう」、「保有している買いポジションに含み益が出ているけど、ダブルトップが表れたから利益確定しよう」など、チャートパターンの発生をエントリーや決済のタイミングを決める判断基準の一つとすることができます。
ただし、チャートパターンだけでエントリーや決済を決める必要はありません。
チャートパターンでトレンドの継続もしくは転換を分析し、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標でエントリーや決済のタイミングを測るという方法もあります。
また、チャートパターンがダマシになる可能性もあります。
テクニカル指標やファンダメンタルズ分析とも絡み合わせながら総合的に相場の動きを判断することが相場で利益を出すためには大切です。
相場は過去と全く同じ動きをすることはありませんが、似た動きをすることはよくあります。チャートパターンも同じで、過去の相場で似たパターンが見られます。
同じようなチャートパターンが出るたびにエントリーや決済の判断基準にできるので、トレードの再現性が高まります。
再現性が高い=利益を出せたトレードを再現できる可能性が高いということなので、自分で利益が上げられたチャートパターンを覚えておくと、勝率の向上に繫がります。
ただし、チャートパターンには完璧な形はありません。トレーダーによって定義や見え方が異なるため、あまり意味がない形をチャートパターンが発生したと誤認してしまう可能性もあるので注意が必要です。
直感的で使いやすい高度なチャートは、機能が豊富でテクニカル分析を愛するトレーダーに理想的なチャートです。 スマホ版とウェブ版の両方で利用可能です。

チャートから直接新規注文をしたり、クリックとドラッグで既存の注文を編集することができます。
ボリンジャーバンド、MACD、パラボリックSARなど、トレーディングスタイルに合わせて保存できるカスタマイズ可能な豊富な指標をご用意
1分足から日足、月足までの時間軸を使用して取引パターンを特定。ズーム機能によりチャート領域を素早く設定
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テクニカル指標や表示オプションなど、すべてをカスタマイズし、テンプレートとして保存いただけます
ここまではチャートパターンがどのようなものか、基本的な内容について解説してきました。
チャートパターンはトレンドの継続や転換のポイントになる可能性が高いので、エントリーや決済の判断材料になり、同じような形が表れるのでトレードの再現性も高まるメリットがあります。
ここからは実際のチャートを使い、覚えておくとチャート分析に役立つチャートパターンをいくつかピックアップして紹介していきます。先述のとおりパターンには反転タイプと継続タイプという2タイプに分類できます。それぞれのかたちと反転・継続の種類をセットで覚えておきましょう。
![FXチャートパターン ダブルトップ[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-35.jpeg)
転換型のチャートパターンで、上昇トレンドから下落トレンドに転換する可能性を示します。主に高値圏で発生します。
2つのほぼ同じ水準の高値をつけるのが特徴なことから「ダブルトップ」と呼ばれています。Mの形に似ています。
2回の高値をつけた後にネックラインを下方向にブレイクすればダブルトップの完成で、上昇トレンドから下落トレンドに転換したと判断できます。
注意点としては、ネックラインを明確にブレイクしなければダブルトップの完成とはいえません。
上画像は実際のチャートでの一例です。二つの同じくらいの高値をつけ、一つ前の安値に引いたネックラインを下抜けたら下落に勢いが出ています。
ネックラインを下抜いたところで、売りエントリーや買いポジションを決済するタイミングと考えられます。
一方で、ネックラインを下抜いたら必ずしも下落に勢いが出るわけではなく、反発するケースもあります。
![FXチャートパターン ダブルボトム[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-36.jpeg)
ダブルトップと同じ転換型のチャートパターンで、下落トレンドから上昇トレンドに転換する可能性を示すのがダブルボトムです。主に安値圏で発生します。
こちらはほぼ同じ水準の安値を2回つけることが特徴で、そのことから「ダブルボトム」と呼ばれています。Wの形に似ています。
2回の安値をつけた後にネックラインを上方向にブレイクすればダブルトップの完成で、下落トレンドから上昇トレンドに転換したと判断できます。
こちらもネックラインを明確にブレイクしなければダブルボトムの完成とはいえません。
上の画像は実際のチャートで、ダブルボトムをつけたものです。同水準の安値を2度つけて二つの同じくらいの安値をつけ、一つ前の高値に引いたネックラインを上抜けたら上昇に勢いが出ています。
上昇の勢いが出るタイミングを狙って、ネックラインを上抜いたところが買いエントリーや売りポジションを決済するタイミングと考えられます。
ネックラインを上抜いたら必ず上昇していくわけではなく、反落する可能性もあります。
ダブルトップと同じ転換型のチャートパターンにトリプルトップがあります。これは名前のとおり、ほぼ同じ高値が3つできるパターンです。上昇トレンドから下落トレンドに転換する可能性を示します。
3回の高値をつけた後、安値に引いたネックラインを下方向にブレイクすれば完成で、下落に勢いがでやすくなります。
ネックラインを明確にブレイクしないとトリプルトップの完成にはなりません。
![FXチャートパターン トリプルトップ[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-37.jpeg)
実際のチャートでのトリプルトップの画像です。同じ水準の高値を3回つけ、その後にネックラインを下抜いたら下落に勢いが出ています。
ネックラインを下方向にブレイクしたら売りエントリーや買いポジションの決済を狙えるタイミングです。
一方で、ネックラインを下抜いても必ず下落に勢いが出るわけではなく、反発する可能性に注意しましょう。
トリプルトップがあれば、トリプルボトムもあります。これも名前のとおり、ほぼ同じ安値が3つできます。下落トレンドから上昇トレンドに転換する可能性を示すパターンです。
3回の安値をつけた後、高値に引いたネックラインを上方向にブレイクすれば完成です。ブレイクした後は上昇の勢いが出やすくなります。
トリプルボトムの完成にはネックラインを明確にブレイクする必要があります。
![FXチャートパターン トリプルボトム[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-38.jpeg)
実際のチャートでのトリプルボトムの画像です。同じ水準の安値を3回つけ、その後にネックラインを上抜いたら上昇に勢いが出ています。
ネックラインを上方向にブレイクしたタイミングで買いエントリーや売りポジションの決済を狙えます。
ネックラインを上抜けてからすぐに反落するダマシに注意しましょう。
日本語で「三尊天井」とも呼ばれるチャートパターンです。
転換型のチャートパターンで、上昇トレンドから下落トレンドへの転換の可能性を示します。主に高値圏で表れます。
![FXチャートパターン ヘッド・アンド・ショルダー・トップ(三尊天井)[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-39.jpeg)
中央に一番高い高値(頭)があり、その両横に頭よりも少し低い高値(肩)があることから、ヘッド・アンド・ショルダーと呼ばれます。
3回目の高値をつけたところから反落し、安値に引いたネックラインを下にブレイクすれば完成で、上昇トレンドから下落トレンドに転換しそうだと判断できます。
ただし、ネックラインを明確にブレイクしなければ完成ではありません。
ヘッド・アンド・ショルダー・トップは相場参加者から注目を集めやすいパターンのため、ネックライン付近で反発する可能性がある点に注意しましょう。
上の画像は実際のチャートでのヘッド・アンド・ショルダー・トップです。三つの高値のうち、中央の高値が一番高くなっています。三つ目の高値から反落し、ネックラインを下抜いた後は下落に勢いが出ています。
ネックラインを下抜いたところが売りエントリーや買いポジションを決済するタイミングと考えられます。
もちろん、ネックラインを下抜いたからといって、必ず下落に勢いが出るわけではありません。
![FXチャートパターン ヘッド・アンド・ショルダー・ボトム(逆三尊)[転換タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-40.jpeg)
ヘッド・アンド・ショルダー・トップの反対がヘッド・アンド・ショルダー・ボトムです。日本語で「逆三尊」と呼ばれています。主に安値圏で表れます。
形もヘッド・アンド・ショルダー・トップの反対で、中央に一番低い安値(頭)があり、その両横に頭よりも少し高い安値(肩)があります。
3回目の安値をつけたところから反転し、高値に引いたネックラインを上にブレイクしたら完成です。下落トレンドから上昇トレンドに転換しそうだと判断できます。
ネックラインを明確にブレイクする必要があります。
ヘッド・アンド・ショルダー・ボトムも相場参加者が注目しているパターンのため、ネックライン付近で反落する可能性に注意しましょう。
上画像は実際のチャートのヘッド・アンド・ショルダー・トップです。三つの安値のうち、中央の安値が一番低くなっています。三つ目の安値から反発し、ネックラインを上抜いた後は上昇に勢いが出ています。
ネックラインを上抜いたタイミングで、買いエントリーや売りポジションの決済を狙うと効果的です。
ネックラインを上抜いたからといって、必ず上昇に勢いが出るわけではない点には注意しましょう。
![FXチャートパターン 上昇ペナント[継続タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-41.jpeg)
上昇ペナントはトレンドの継続の可能性を示すパターンで、上昇トレンド継続の可能性を示します。日本語だと「三角保ち合い」と呼ばれる形です。
サポートラインとレジスタンスラインの幅が先にいくにつれて細くなっていき、三角形のような形になります。その形がペナントに似ていることから「ペナント」と呼ばれています。
価格がレジスタンスラインを上にブレイクすると、上昇トレンドが継続する可能性が高いと判断できます。
ただし、レジスタンスラインを上にブレイクしたすぐ後に反落するダマシの場合もあります。
上のチャート画像は、実際のチャートで上昇ペナントが出たところです。上昇トレンドが横ばいになり、レジスタンスラインが右肩下がり、サポートラインが右肩上がりの三角形ができています。この状態から、レジスタンスラインを下抜けたら上昇に勢いが出ています。
レジスタンスラインを上抜いたタイミングでの買いエントリーが有効です。
こちらもトレンドの継続の可能性を示すパターンですが、上昇ペナントとは反対で、下降トレンドの継続の可能性を示すパターンです。
形も上昇ペナントと同じく、サポートラインとレジスタンスラインの幅が先にいくにつれて細くなっていきます。
価格がサポートラインを下にブレイクすると、下落トレンドが継続する可能性が高いと判断します。
もちろん、ダマシに注意しましょう。サポートラインを下にブレイク後、すぐに反転する可能性もあります。
上画像は実際のチャートで下降ペナントが出たものです。下落トレンドが一服したところで、レジスタンスラインが右肩下がり、サポートラインが右肩上がりの三角形ができています。そして、サポートラインを下抜けたら下落に勢いが出ています。
サポートラインを下抜いたタイミングでの売りエントリーが有効です。
上昇フラッグは継続型のチャートパターンで、上昇トレンドの継続の可能性を示します。
上昇トレンドの一服中に表れやすく、レジスタンスラインとサポートラインが右肩下がりの状況です。その形が旗のように見えることから、「フラッグ」と呼ばれています。
上昇フラッグ中に、レジスタンスラインを上にブレイクすると、上昇の勢いが継続しやすいと判断できます。
ただし、レジスタンスラインを上にブレイクしてもすぐに反落するダマシがある点に注意が必要です。
![FXチャートパターン 上昇フラッグ[継続タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-42.jpeg)
実際のチャートで上昇フラッグが出た画像です。上昇トレンドが一服し、やや右肩下がりで推移している状態から、レジスタンスラインを上抜けたら再び上昇の勢いが出ています。
レジスタンスラインを上抜いたタイミングで、買いエントリーが有効です。
下降フラッグは上昇フラッグの下落バージョンで、下落トレンドの継続の可能性を示すパターンです。
下落トレンドの一服中に表れやすく、レジスタンスラインとサポートラインが右肩上がりの状況です。
下降フラッグ中に、サポートラインを下にブレイクすると、下落の勢いが継続しやすいと判断できます。
もちろんダマシもあり、サポートラインを下にブレイクしてもすぐに反発する可能性がある点に注意が必要です。
![FXチャートパターン 下降フラッグ[継続タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-43.jpeg)
実際のチャートで下降フラッグが出た画像です。下落トレンドが一服し、やや右肩上がりで推移している状態から、サポートラインを上抜けたら再び下落の勢いが出ています。
サポートラインを下抜いたタイミングで、売りエントリーが有効です。
![FXチャートパターン 上昇ウェッジ[転換・継続タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-44.jpeg)
上昇ウエッジは継続型と転換型の両方の属性を持つチャートパターンです。高値と安値が切り上がっていき、レジスタンスラインとサポートラインが上に向かって先細っていく形です。
上昇トレンド中に発生した場合、レジスタンスラインを上抜けると上昇トレンドの継続の可能性、サポートラインを下抜けるとトレンド転換の可能性を示します。
下落トレンド中に発生した場合は、レジスタンスラインを上抜けると下落トレンド反転の可能性、サポートラインを下抜けるとトレンド継続の可能性を示します。
ダマシの場合もあります。レジスタンスラインを上抜けてもすぐに反落する場合や、サポートラインを下抜けてもすぐに反発する場合があるので注意しましょう。
上画像は実際のチャートでの上昇ウェッジの一例です。ローソク足が高値と安値を切り上げている状態で、右肩下がりのレジスタンスラインとサポートラインが先細りとなっています。そして、レジスタンスラインを上抜けたら上昇に勢いが出ています。
レジスタンスラインを上抜いたタイミングでの買いエントリーが有効です。
もし、サポートラインを下抜けた場合はトレンドが転換する可能性があります。この画像の場合だと、サポートラインを下抜いたら下落トレンドへ転換するかに注目しましょう。
下落ウエッジも上昇ウエッジと同じで、継続型と転換型の両方の属性を持ちます。こちらは、高値と安値が切り下がっていき、レジスタンスラインとサポートラインが下に向かって先細っていく形です。
上昇トレンド中に発生した場合、レジスタンスラインを上抜けると上昇トレンドの継続の可能性、サポートラインを下抜けるとトレンド転換の可能性を示します。
下落トレンド中に発生した場合は、レジスタンスラインを上抜けると下落トレンド反転の可能性、サポートラインを下抜けるとトレンド継続の可能性を示します。
もちろん、予想通りに価格が動くとは限らないので注意しましょう。レジスタンスラインを上抜けてもすぐに反落する場合や、サポートラインを下抜けてもすぐに反発する場合があります。
![FXチャートパターン 下降ウェッジ[転換・継続タイプ]](https://www.forex.com/jp/tradercenter/wp-content/uploads/2025/05/image-45.jpeg)
実際のチャートで下降ウェッジが出た画像です。ローソク足が高値と安値を切り下げている状態で、右肩下がりのレジスタンスラインとサポートラインが先細りとなっています。そして、サポートラインを下抜けたら下落に勢いが出ています。
サポートラインを下抜いたタイミングでの売りエントリーが有効です。
一方で、レジスタンスラインを上抜けた場合はトレンド転換の可能性を示します。この画像の場合だと、レジスタンスラインを上抜いたら上昇トレンドへの転換を考えましょう。
上記で紹介したチャートパターンは一例で、他にもいろいろなパターンがあります。
例えば、継続型のチャートパターンとして「レクタングル」、転換型のパターンに「ソーサー・トップ」や「ソーサー・ボトム」などがあります。
ここで紹介したチャートパターン以外についても学んでいくと、よりチャート分析の幅が広がると思います。
多くのチャートパターンを理解している人が必ずしも利益アップにつながるとは限りませんが、少なくてもここで紹介しているチャートパターンはチャートに表れやすく、参考にしているトレーダーも多いため、覚えておいて損はありません。

なお、FOREX.comのウェブ版取引システム「Webtrader」のチャートでは、ここまで取り上げてきたチャートパターンを探るのに役立つトレンドライン、水平線、並行チャネルなどの描画ツールが充実。ヘッド・アンド・ショルダーを描画できるという滅多にお目にかからないツールもあり、チャートパターン探しが捗ります。
TradingViewチャートを使えるWebtraderについてもっと詳しく知りたい方は別ページもご覧ください。
チャートパターンを覚えておくとチャート分析に役立つことが分かったと思います。
チャートパターンも信頼しすぎると損失に繫がる可能性があります。
ここからはチャートパターンを活用するにあたって、注意しておくべきことを解説していきます。
重要なので何度も述べますが、チャートパターンもダマシになるケースが多々あります。
ダマシとは、相場が予測とは反対に動くことです。例えば、上昇トレンドが発生するサインが出たのに下落する、下落トレンドに転換するサインが出たのに上昇していくことです。
例えば、ダブルトップが発生した場合、ネックラインを下方向にブレイクすれば下落トレンドに転換したと判断できます。しかし、ネックラインを下抜けてもすぐに反転し、そのまま上昇していく場合があります。
ダブルトップが発生したからといって何も考えずに売りエントリーした場合、ダマシにあって大きな損失を被ってしまうリスクがあります。
チャートパターンでトレードする際はダマシが発生する可能性を常に考慮し、エントリーと同時に逆指値注文を入れておくなど、予測とは逆行したときへの備えが大切です。
ダマシに備えることはチャートパターンだけでなく、全てのチャート分析に当てはまることです。
チャートパターンを使えば必ず利益が上がるわけではありません。チャートパターン通りにレートが動いたとしても、どこで利益確定をするのかを決めておかないと利益確定のタイミングを逃してしまい、最終的に反転してしまって損失に繫がります。
また、資金管理も重要です。
チャートパターンは教科書通りの形を取るわけではありません。例えば、ダブルトップであれば、ネックラインを下抜けたら一辺倒に下落していくわけではなく、いったんネックライン付近まで反発してから下落していくこともあります。
そのため、チャートパターンが発生したから取引機会だと考え、ロット数をむやみに大きくして取引してしまうと、一時的な反発時にロスカットになってしまう可能性もあります。
トレードにおいて聖杯はありません。損切りや利益確定のタイミング、損失が発生したときに備えた資金管理が重要です。
そのため、人によっては見え方が異なる場合があります。例えば、自分は上昇フラッグができているように見えても、他の取引参加者の多くが上昇フラッグは発生していないと思えば、パターン通りに動かない可能性があります。
同じように、自分は上昇フラッグが発生したと思っていなくても他の取引参加者の多くが上昇フラッグが発生したと思えば、パターン通りに動く可能性もあります。
また、トレンドラインや水平線も、人によって引き方が異なります。
そのため、自分では重要なラインだと思っていても他の取引参加者は気にしておらず、実は意味がないラインだったというパターンもあります。
人によってチャートやラインの見え方が異なるため、チャートパターンに固執しすぎると意味がない形がチャートパターンの発生に見えてしまう可能性があります。
まずは自分なりにチャートパターンの定義を決め、そのパターンをチャートで探してみましょう。そして、パターン通りに動かない場合に備えて、逆指値で損切りを設定するなどのリスク管理が大切です。
ファンダメンタルズ要因とは、為替においては、国の経済状況を示す基本的な要素をいいます。
例えば、日本で利上げが行われれば一般的に円が買われやすく、利下げが行われれば一般的に円が売られやすくなります。経済指標の結果、要人発言、政治情勢、戦争や災害によっても為替相場や株式相場は影響されます。
金融政策や政治経済を基に相場を分析するのがファンダメンタルズ分析です。
例えば、2008年のリーマンショックのようなショックが起きた場合、市場参加者のほとんどはその不安を基に投資活動を行います。
経済指標や要人発言なども同じです。米雇用統計の結果が良ければ、一般的に米ドル/円は上昇しやすくなると言われています。
仮に米雇用統計の結果が良いとき、市場参加者の多くは米雇用統計の結果に影響されます。
チャートパターンにはさまざまな種類がありますが、主にトレンドの継続を示す継続型と、トレンドの転換を示す転換型の2種類に分類されます。
全てのパターンを覚えておく必要はありませんが、何種類かのパターンを判断できるようになっておくと、チャート分析の一助になってくれることは間違いありません。他のテクニカル指標と合わせて多角的な相場分析も可能になります。
ただし、チャートパターンが示す方向とは逆行するダマシが起きる可能性もあるので、損切りなどのリスク管理はしっかりと行ってください。
チャートパターンを意識しすぎると意味のない形もパターンとして見えてしまうおそれもありますが、最初のうちはチャート上に何らかのパターンが出ているかに注目し、そのパターン後に相場がどう動いていくのかを追ってみましょう。
主にトレンド、またはサポートやレジスタンスレベルを分析するために使用される分析方法です。
取引ツール内のチャートを使用してマーケットを分析することができます。
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