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中国の株価指数の基本(上海総合指数・FTSE中国A株指数・香港ハンセン指数)

中国経済は近年の成長が目覚ましく、それに伴って株式市場も収益率が高く新規上場の企業が多い特徴があります。

目次

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中国経済は近年の成長が目覚ましく、それに伴って株式市場も収益率が高く新規上場の企業が多い特徴があります。また中国の株式市場に上場するには中国国内に本籍を持つ企業である必要※があったり、国内投資家のみ投資ができる株式銘柄があったりと制約が厳しいことも特徴として挙げられます。それでも高度成長を続ける中国の株価指数の動向は投資家として押さえておかなければいけない指標の一つです。

FOREX.comで取引アカウントを開設いただくと、中国株価指数をCFDで投資いただけます。(CFDとは:差金決済取引のこと)

⇒CFDの株価指数 仕組みについての詳細はこちら⇒

中国の株式市場は大きく分けて上海市場・深セン市場・香港市場の3つに分けられ、そこからさらに細かく分類されていきます。収集できる情報が少ない中国市場だからこそ、まずはそれぞれの市場の基礎知識を覚えておきましょう。

※レッドチップ企業やロンドン上場企業など一部対象となる場合もある

中国株式市場の内、上海市場と深セン市場は本土市場とまとめて呼称されます。中国本土の企業で構成されており、それぞれに特徴があります。

上海市場

上海証券取引所に上場している企業で構成される市場で、主に金融や資本財、エネルギー産業などの中国の伝統的な企業が名を連ねます。上海市場はさらにA株・B株に区分され、A株は人民元建てで取引され海外投資家の持ち株比率に制限※が設けられています。B株は米ドル建てで取引され海外投資家への制限がありません。

しかし2023年9月末時点でのA株の上場企業数は2249社、B株の上場企業数は44社と大きな差があります。(2023年9月30日時点の上海証券取引所HPより・参照元:上海證券交易所 )

※相互乗り入れ取引により中国国内投資家のみ取引が許されていたものが緩和された

深セン市場

深セン証券取引所に上場している企業で構成される市場で、新興企業や深セン市に関わりの深い企業が名を連ねます。深セン市は経済特区として認定されており、IT企業が多くハイテク分野でのこれからの成長が見込まれる市場とも言えます。深セン市場もA株・B株に分けられておりA株は人民元建てで取引されB株は香港ドル建てで取引されますが、上海市所と同じく海外投資家には取引に関する制限がかけられています。

香港証券取引所に上場している企業で構成される市場で中国国内に限らず海外の企業も上場できる市場です。香港市場はメインボードとGEMの2つに分けられ、メインボードはさらにH株・レッドチップ・香港株の3つに区分されます。H株とは中国本土に本籍や事業母体がある中国企業、レッドチップ※は中国政府の資本が30%以上入っている中国本土以外に登記のある企業、香港株はそれ以外の企業を指します。

一方、GEMは新興企業を対象として設立された有望ベンチャーの資金調達のための市場で、利益が無くても一定の条件を満たせば株式を公開することができる日本の東証グロースに該当するものです。

※レッドチップ株は中国政府の資本が入っていることから中国共産党のカラーである赤にちなみ、レッドチップと呼ばれます。

 

中国株で注目するべき指数は

3つの市場がありさらに細かく分類されている中国株式市場の中には株価指数がたくさんあります。その中でもCFD 初心者が注目しておくべき株価指数は以下の通りです。2335002023091311081431.pdf )

上海総合指数

上海市場に上場する全銘柄に対する株価指数で、A株・B株の区別なくすべての銘柄の時価総額を加重平均で算出します。1990年12月19日を基準日として、そのときの時価総額を100としています。中国経済の動向を見るベンチマーク指標として多くの投資家が注目している指数です。

 
FTSE中国A株指数

出所:FOREX.com/China A50/日足//10月2日取得

 

FTSE中国A株指数は上海証券取引所と深セン証券取引所のA株に分類されている銘柄の中から時価総額や流動性などを加味した大手企業50社による株価指数です。中国本土の経済を知るうえで重要な指数となりますが、直接取引をすることに制限がかけられているA株への投資ができるため注目している投資家が多いことも特徴です。似たような指数で「FTSE中国株指数」がありますが、こちらは香港市場の指数ですので間違えないようにしましょう。

FOREX.comのCFDチャートでは「Chine A50 CFD」と表示されます。

 
香港ハンセン指数

出所:FOREX.com/Hong Kong 50/日足//10月2日取得

 

香港市場のメインボードに上昇する企業の内、H株とレッドチップに区分される金融、公益、不動産、商工業の4業種から選ばれた50銘柄で構成されています。構成銘柄だけで香港市場の7割の時価総額を締めアジアでの重要な株価指数として注目されています。銘柄の入れ替えも頻繁に行われるため香港市場、アジア市場の今を見るために必須の指標となります。

FOREX.comのCFDチャートでは「Hong Kong 50 CFD」と表示されます。

 
 

FTSE中国A株指数はFTSE Russel社が2003年7月21日を基準日とし、そのときの時価総額を5000として算出しています。中国A株とはQFII(適格国外機関投資家制度)で許可された国外の機関投資家以外は中国人しか投資を許されていない人民元建ての株式のことを指します。しかしFTSE中国A株指数へは日本からも投資をすることができるため、中国本土の企業への投資先として人気のある指数となっています。

代表的な構成銘柄

FTSE中国A株指数の内、ウェイトの高い上位5銘柄は以下の通りです。

 

1. 貴州茅台酒股份(きしゅうちだいしゅ)

2. 寧徳時代新能源科技(ねいとくじだいしんのうげんかぎ)

3. 招商銀行(しょうしょうぎんこう)

4. 五糧液集団(ごりょうえきしゅうだん)

5. 中国平安保険(ちゅうごくへいあんほけん)

※2023年8月31日のFTSE Russelの記事を参照し作成(参照元➝XIN9JP_20230831.pdf)

 

1位の貴州茅台酒股份はマオタイ酒を製造販売する酒造企業で飲料メーカーとしての規模は時価総額世界最大、2位の寧徳時代新能源科技は世界最大の電気自動車用電池メーカーで国内自動車メーカーの電気自動車にも採用されている。

選定基準と算出方法

銘柄の選定は上海市場と深セン市場のA株の中から浮動株比率の基準を満たした時価総額上位50の企業が選ばれます。指数の算出には時価総額加重平均が使用されているため、時価総額が大きい企業の株価に影響を受けやすい特徴があります。

FTSE中国A株指数の算出方法は以下の通りです。

 

構成銘柄の時価総額合計 ÷ 基準点の時価総額合計 ÷ 除数※

※除数とは銘柄入れ替えや株式分割、新株発行などがあった際に指数の連続性を保つために修正を行う値です。

 
 

香港ハンセン指数は元々ハンセン銀行が開発した指数のためハンセン指数と呼ばれており、基準日の1964年7月末時点の時価総額を100として算出しています。現在はハンセン指数サービス会社がその算出を行っています。ハンセン指数としての採用銘柄数は2023年9月末現在80銘柄を超えていますが、FOREX.comのCFDでは上位50銘柄のみを採用した指数となっていますので注意してください。

代表的な構成銘柄

香港ハンセン指数の内、ウェイトの高い上位5銘柄は以下の通りです。

 

1. アリババ・グループ・ホールディングス

2. テンセント

3. HSBCホールディングス

4. AIAグループ

5. メイトゥアン

※2023年8月31日の三井住友DSアセットマネジメントの記事を参照し作成(参照元➝2335002023091311081431.pdf (smbc.co.jp))

1位のアリババ・グループは中国国内でインターネット事業を軸として行うIT企業でネット販売などのイーコマース関連も手広く展開しています。2位のテンセントはアリババと並ぶインターネットサービスを提供するIT企業でSNSに強いことが特徴です。

選定基準と算出方法

香港ハンセン指数の銘柄選定基準は香港市場のメインボードに上場している企業の内、時価総額や流動性を加味してハンセン指数サービスが選定しています。指数の算出には浮動株を調整した時価総額加重平均が使われているため、時価総額の大きい銘柄の影響を強く受ける特徴があります。

香港ハンセン指数の算出方法は以下の通りです。

(株価 × 発行済み株式数 × 浮動株調整係数) ÷ 除数※

※除数とは銘柄入れ替えや株式分割、新株発行などがあった際に指数の連続性を保つために修正を行う値です。

 

⇒FOREX.comのCFD スプレッドについてはこちら

中国の株価指数を取引する際、重要となる要素がその他各国の株価指数でしょう。

などが、主に注目したい株価指数です。

また、初心者の方は、【CFDとFXの違い】や、【CFDのやり方】などもご確認してから取引へお進みください。

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