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2024年8月4日版先週の為替相場サマリー

目次

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【先週の為替相場サマリー】

強い円高、小幅なドル安が進行


【USD/JPY】

ドル円は大きく下落。1ドル=153.81円からスタートすると、週初は買い戻しが優勢で火曜日のロンドン時間に今週の高値となる155.23円を記録。ただ同日のNY時間にNHKが日銀会合に関してリーク記事を報じ、「多くの委員が政策金利を0.25%までの利上げを支持する」といった趣旨の内容で、急速に円の買い戻しが進み152円台の前半まで下落した。水曜日の日銀会合で実際にリークと同様の政策変更が決定され円買いが一段と強まると、植田総裁の記者会見を経て追加利上げの見込みも意識され150円を割り込む展開となった。その後のFOMCでは9月利下げ可能性を示唆、木曜日に発表された米国7月ISM製造業景況指数が弱く、また週末の米国7月雇用統計が弱かったことでドル安も加わり、146.41円まで大幅に安値を更新したのち、146.54円で週末を迎えた。


【EUR/USD】

ユーロは小幅に上昇。1ユーロ=1.0864ドルからスタートすると、やや上値重く推移し火曜日のユーロ圏4-6月GDP、水曜日のユーロ圏HICPと重要指標をほぼ予想通りの結果で消化しながら、1.0830を挟んでの推移が続いた。木曜日にはBOE(英中銀)が利下げを実施し英ポンドが売られる中でユーロも連れ安となり1.0776まで下落したものの、金曜日の米国7月雇用統計がかなり弱い結果となったことで最終的にユーロは1.0927まで強く買い戻されたのち、1.0908でクローズ。


【USD/CNH】

ドル安、人民元高。1ドル=7.2625元からスタートすると、週初は7.2760まで人民元安が進んだものの、火曜日の日銀利上げリークにより日本円の買い戻しが強まると、人民元も連れ高となり7.21台までドル安、人民元高が進んだ。木曜日に発表された米国7月ISM製造業景況指数が弱く金曜日の午前中に7.20を割り込むと、週末の米国7月雇用統計がかなり弱く7.1434まで下押したのち7.1629でクローズ。日本円ほどではないが、ドル売り、人民元買いの展開へと変化している。



先週の世界の通貨強弱

グローバルではドル買い優勢(105/196ヵ国)

クロス円は大きく下落。

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 日本円>人民元>ユーロ>米ドル>英ポンド
  • 特に新興国&資源国通貨が売られて円が買われており、強いキャリートレードの巻き戻しが発生していることが分かる。
  • ユーラシア大陸の通貨は全体的に強い。

今週の為替相場の注目点

【全体】

日本の追加利上げ、米国の急ピッチの利下げを織り込みにいく動きが強まっている。やや行き過ぎている気もするが、リスク管理の観点からは急反発よりも現在の流れの継続を想定しておいた方が無難だろう。

【USD/JPY】

想定レンジ:143.00~148.50

短期的には行き過ぎていると感じるが、ドルを買う材料が不足しており、且つ円の買い戻しの勢いも続いている。今週はあまり大きなイベントは予定されていないので、先週ほどの大きな動きには繋がりにくいのではないか。

【EUR/USD】

想定レンジ:EUR/USD 1.0800~1.1100

安定した推移の継続を想定する。積極的なユーロ買いが進む状況ではないが、どちらかと言えば消極的なドル売り優勢の展開をイメージしやすい。

【USD/CNH】

想定レンジ:USD/CNH 7.07~7.22

人民元単体は引き続き弱いが、日本円に連れて動く特徴があり、円高を想定する場合には人民元高を想定しておくのが無難だろう。しばし人民元単体の材料は出にくい状況と見ている。


今週の注目イベント

5日

カナダ祝日

10:45 中国7月Caixinサービス部門PMI,

16:00 トルコ7月CPI

18:00 ユーロ圏6月PPI

22:45 米国7月総合PMI(改定値)

23:00 米国7月ISM非製造業景況指数

6日

08:01 英国7月BRC小売売上高調査

08:30 日本6月全世帯家計調査

08:30 日本6月毎月勤労統計調査

13:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策決定会合

14:45 スイス7月失業率

15:00 ドイツ6月製造業新規受注

17:30 英国7月建設業PMI

18:00 ユーロ圏6月小売売上高

21:30 米国6月貿易収支

7日

中国7月貿易収支

08:50 日本7月外貨準備高

14:00 日本6月景気先行指数

14:00 日本6月景気一致指数

15:00 ドイツ6月貿易収支

15:00 ドイツ6月鉱工業生産

15:45 フランス6月貿易収支

15:45 フランス6月経常収支

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)

28:00 米国6月消費者信用残高

8日

08:01 英国7月RICS住宅価格指数

08:50 日本6月国際収支

13:30 インド中銀、金融政策決定会合

14:00 日本7月景気ウオッチャー調査

21:00 メキシコ7月CPI

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

23:00 米国6月卸売売上高

28:00 メキシコ中銀、金融政策決定会合

9日

シンガポール祝日

南ア祝日

08:50 日本7月マネーストックM2

10:30 中国7月PPI

10:30 中国7月CPI

15:00 ノルウェー7月CPI

15:00 ドイツ7月CPI(改定値)

21:00 ブラジル7月IPCA

21:30 カナダ7月雇用統計

25:00 ロシア4-6月期実質GDP

25:00 ロシア7月CPI


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