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10月6日版 先週の為替相場サマリー

目次

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先週の為替相場サマリー

強いドル高、円安

USD/JPY

ドル円は力強く上昇。1ドル=142.28円からスタートすると、週初は自民党総裁選からの流れが継続、1年~10年までの円金利が上昇、円高方向を試す展開となりドル円は141.65円まで下落した。ただ月末のリバランス需要によるドル買いに加えてパウエルFRB議長が「よりニュートラルな金融政策に時間をかけて移行する」と急ピッチの利下げを牽制したこともあり、月初を143円台ミドルまで上昇して迎えた。2日、水曜日には石破首相が政策金利の引き上げに関して「個人的には現在、追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と語り、ドル円は上値を試す展開となり144円台後半まで上昇。さらにしっかりした米9月ADP雇用統計の結果をうけて146円台に到達した。木曜日に発表された米9月ISM非製造業景況指数も強く147円台へと到達すると、注目を集めた米9月雇用統計は非農業部門雇用者数増減が+25.4万人、失業率が4.1%へと低下と非常に強い内容で、149.01円をワンタッチしたのち、148.73円で週末を迎えている。

EUR/USD

ユーロは下落。1ユーロ=1.1159ドルからスタートすると、1.1208まで上昇したものの、発表されたドイツ9月CPIが前年同月比▲1.6%とインフレ鈍化が著しく、下落へと転じた。またラガルドECB総裁が「ここ2ヶ月ディスインフレが加速している」「直近のデータは我々のインフレに対する見方を支持しており、こうした状況を加味して10月の金融政策決定会合に臨む」と次回会合における追加利下げを強く示唆したことでユーロ売りが加速した。火曜日に1.1100を割り込むと、しっかりした米経済指標をうけてユーロはじりじりと売られ米9月雇用統計を1.1030レベルで迎えた。発表された数値が非常に強かったことで1.0951まで下落、1.0977でクローズ。

USD/CNH

ドル高、人民元安。1ドル=6.9788元からスタートすると、週初に6.9736まで下落したものの、その後は月末のドル買い需要や、パウエルFRB議長発言をうけて7.00台を回復、ドルじり高の展開が続いた。1日、火曜日から中国が国慶節休暇へと入り人民元に関する材料が欠ける中で、強い米国経済指標が続き週末の米9月雇用統計を7.06台で迎えると、発表された数値が非常に強かったことから7.1160まで上昇したのち、7.1151で週末を迎えた。

先週の世界の通貨強弱

ドルの買い戻し優勢(131/196ヵ国)

クロス円は大きく上昇

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 米ドル>人民元>ユーロ>英ポンド>日本円
  • 強い米9月雇用統計の結果を受けて、ドルの買い戻しが進んだ。
  • 石破首相の追加利上げに消極的な姿勢から、円売りが進んでいる。
  • 中東情勢緊迫化を通じて原油高が進んでおり、産油国の通貨が選好された。

今週の為替相場の注目点

全体

ドルのショートカバーがどこまで継続するか。

しっかりした米国の労働関連指標はリスクオンに繋がりやすいだろう。

ただし波乱要因は中東情勢で、しっかりモニターしておく必要がある。

USD/JPY

想定レンジ:147.00~151.50

石破内閣、植田日銀総裁からそれぞれ利上げを急がない姿勢が示されており、円売りが強まっている状況。キャリトレードの本格再開となるか?それとも米大統領選を控えて引き続き不安定な相場が続くかが焦点。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.0820~1.1080

安定した推移が継続しながらも、利下げが意識され売りが強まっている状況。今週はユーロ圏のイベントが少なく、次回ECB(10/17)までやや動きづらい時間帯となりそうだ。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.98~7.20

ドルのショートカバーはドル高要因だが、中国株の上昇もあり人民元高材料もある。今週は国慶節明けでもあり、まずは市場参加者の動きを見守るのが良いだろう。

今週の注目イベント

7日

中国祝日

衆院で石破首相の所信表明演説への各党代表質問

08:50 日本9月外貨準備高

14:00 日本8月景気先行指数

14:00 日本8月景気一致指数

15:00 ドイツ8月製造業新規受注

18:00 ユーロ圏8月小売売上高

28:00 米国8月消費者信用残高

8日

参院で石破首相の所信表明演説への各党代表質問

08:01 英国9月BRC小売売上高調査

08:30 オーストラリア10月ウエストパック消費者信頼感指数

08:30 日本8月毎月勤労統計調査

08:30 日本8月全世帯家計調査

08:50 日本8月国際収支

09:30 オーストラリア中銀(RBA)、金融政策会合議事要旨公表

14:00 日本9月景気ウオッチャー調査

15:00 スウェーデン9月CPI

15:00 ドイツ8月鉱工業生産

15:45 フランス8月貿易収支

15:45 フランス8月経常収支

21:30 米国8月貿易収支

9日

韓国祝日

国会で党首討論

衆院が解散、総選挙(15日公示、27日投開票)へ

10:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

13:30 インド中銀、金融政策決定会合

15:00 ドイツ8月貿易収支

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

21:00 ブラジル9月IPCA

21:00 メキシコ9月CPI

23:00 米国8月卸売売上高

27:00 米国FOMC議事要旨

10日

08:01 英国9月RICS住宅価格指数

08:50 日本9月国内企業物価指数

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

15:00 ノルウェー9月CPI

21:30 米国9月CPI

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

11日

香港祝日

韓国中銀、金融政策決定会合

08:50 日本9月マネーストックM2

15:00 ドイツ9月CPI(改定値)

15:00 英国8月月次GDP

15:00 英国8月鉱工業生産

15:00 英国8月製造業生産指数

15:00 英国8月商品貿易収支

15:00 英国8月貿易収支

21:30 カナダ9月新規雇用者数

21:30 米国9月PPI

23:00 米国10月ミシガン大学消費者態度指数

25:00 ロシア9月CPI

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