2025年6月12日 午前10:52
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11日の日経平均株価は続伸。前日比+209.68円、+0.55%となる38,421.19円で大引け。
米中の通商交渉妥結が伝わったことで日経平均株価は時間外で上昇、前日の終値より219円高い38,431円で寄り付き。リスクオンムードが広がるなか、寄り付き後に上昇し38,530円の当日高値を記録。その後に上値が押さえられて38,288円まで下押すと、このレベルが当日のサポートとなり38,389円まで値を戻して前場クローズ。
後場は38,363円で寄り付くと、大きな変動には繋がらなかったが、底堅く推移し38,421円で大引け。米中通商協議の詳細公表を待つ時間帯となった。
セクター別では電気機器(含む半導体)、通信、化学、精密機器が上昇。一方で小幅ながら前日比マイナスの業種もある。個別の大型株ではディスコが+5.44%、東京エレクトロンが+4.80%と半導体銘柄が好調。一方で三菱重工が▲3.73%、任天堂が▲3.63%と大きく下落している。
中国の株価指数は上海総合が+0.52%、CSI300が+0.75%、香港のハンセン指数が+0.84%とそれぞれ上昇。
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に38,320円で取引されており、本日の東京株式市場は前日の終値と概ね同水準で寄り付きそうな状況となっている。
11日の米国株式市場は主要3指数が小幅に反落。

21:30に発表された米国5月CPIは総合が前月比+0.1%、前年同月比+2.4%、コアが前月比+0.1%、前年同月比+2.8%とそれぞれ事前予想を小幅に下振れ。これをうけて米長期金利が低下、ドル売りが進むなかで、米国の主要株価指数は時間外で上昇した。
SP500は前日の終値より10ドル高い6,049ドルで寄り付き。序盤は上値試しの展開でNY午前のうちに6,059ドルの当日高値を記録。ただこのレベルでは上値が押さえられて、その後は軟調な推移となった。なおトランプ大統領は、中国と貿易の枠組みで合意に達したとSNSへ投稿。「中国はレアアースや磁石を供給し、米国は中国大学生の留学を受け入れる。」「米国は合計で55%の関税を得る一方、中国は10%。」と述べた。
NY午後は米中通商交渉の詳細な合意内容の公表が待たれるなか、利食い売りが優勢。一時6,002ドルまで下落したのち、6,022ドルまで値を戻してクローズ。
当日は一般消費財が▲1.02%、素材が▲0.98%と振るわなかった。個別の大型株ではアマゾンが▲2.03%、アップルが▲1.92%、メタが▲1.18%と大手ハイテク企業の下落が目立った。
なおロイターによれば、ベッセント財務長官は、トランプ大統領がこれまでに表明している相互関税の上乗せ部分の90日間の停止について、合意が得られないまま期限を迎えた場合、誠意を持って交渉している貿易相手国・地域に対し期限を先送りする用意があると述べた。