2026年7月2日 午前09:05
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1日の日経平均株価は続伸。前日比+412.64円、+0.59%となる70,474.96円で大引け。
8:50に日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査で、大企業製造業の景況感が5四半期連続で改善したことが分かった。大企業製造業の景況感を示す業況判断指数が、前回3月調査から5ポイント改善しプラス22と好結果だった点が特に目を引いた。
米国株式市場におけるAI・半導体銘柄上昇の流れと短観の好結果をうけて、日経平均株価は前営業日の終値より712円高い70,774円で寄り付き。期初、まずは買いが優勢で早々に71,000円を突破すると、当日の高値となる71,962円まで上昇。ただ10時以降は売りが優勢となり、前場のうちに寄り付きのレベルを下回り当日の安値となる70,126円を記録。70,427円で前場クローズ。
後場は、序盤は買い戻しが優勢で70,600円を挟んでの推移がしばらく続いた。15時以降、クロージングオークションにかけては売りが優勢で70,475円で大引け。時間外の上昇で確保したリードを保ち前日比プラスで引けたものの、大きな失速となった。
セクター別では電気機器(含む半導体)、化学が上昇。一方で非鉄金属製品、医薬品、小売業が売られた。個別の大型株ではスクリーンホールディングスが+9.46%、ルネサスエレクトロニクスが+6.57%、パナソニックが+5.95%と上昇。一方でキオクシアが▲1.73%、アドバンテストが▲1.05%と軟調な推移。
中国の株価指数は上海総合が+0.44%、CSI300が▲0.41%、香港ハンセン指数が▲0.63%とそれぞれ推移。
なお日経平均株価CFDは今朝7時時点69,561円で取引されており、本日の東京株式市場は前営業日の終値から下窓を開けて寄り付きそうな状況となっている。
1日の米国株式市場はAI、半導体主導で上昇。

21:15に発表された米国6月ADP雇用統計、非農業部門雇用者数は事前予想を小幅に下回る+9.8万人となった。
SP500は前日の終値より19ドル安い7,477ドルで寄り付き。寄り付き直後にウォーシュFRB議長がECBフォーラムにおけるパネルディスカッションにおいて、インフレリスクはここ数週間で低下したとの認識を示した上で、インフレ率をFRB目標の2%に戻すための決意をあらためて表明した。これをうけた米国債市場の反応は限定的であったが、株式市場では半導体銘柄中心に売りが進んだ。SP500指数は7,450ドルの当日安値を記録。その後は買い戻しが優勢となりNY午前のうちに7,520ドル台まで上昇した。発表された6月ISM製造業景気指数が53.3と堅調な数値であったことも追い風となった。
NY午後は7,522ドルの高値を記録した後は軟調な推移。じりじりと売られ前日比で小幅にマイナスとなる7,484ドルでクローズ。
セクター別ではITが▲1.84%、公益事業が▲1.31%、工業が▲1.06%と下落。一方で通信サービスが+2.61%、金融が+2.13%、一般消費財が+0.82%と上昇。個別の大型株ではマイクロンテクノロジーが▲10.57%、アプライドマテリアルズが▲9.97%、ラムリサーチが▲9.71%と軟調な推移。一方でメタが+8.81%と大きく上昇。メタは、AI向けの計算資源やAIモデルへのアクセスを提供するクラウドインフラ事業の立ち上げを計画していると報じられたことが好感された。その他、パランティアテクノロジーズが+7.77%と大きく上昇した。
米国はカナダ、メキシコとの貿易協定について更新を見送り、代わりに毎年見直す方針を決めた。USMCA加盟国は当日に協定を16年間延長することも可能だったが見送った。ホルムズ海峡を通過する商業船舶はここ数週間で急増しており、米軍の支援を背景に、原油輸送量は日量1,000万バレルを超えているという。海運会社はオマーン寄りのホルムズ海峡南側航路を通じた原油輸送を行っている模様。ブルームバーグが報じた。