2026年7月2日 午前09:00
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1日は原油WTIが低下、ドル円は小幅に上昇。

ドル円は162.58円で東京早朝を迎えると、東京証券取引所オープンと共に日経平均株価が上昇、ドル円もつれ高となり当日の高値となる162.84円を記録した。日銀が発表した6月の全国企業短期経済観測調査で、大企業製造業の景況感が5四半期連続で改善、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数が、前回3月調査から5ポイント改善しプラス22と好結果となった点が注目を集めた。
東京午後からロンドン時間にかけては162.70円を挟んでの推移が続いた。発表されたユーロ圏6月HICPは前年比総合が+2.8%、コア+2.4%と事前予想を下振れ。これをうけてユーロが対米ドル、対英ポンドで売られたが、ドル円相場への影響は限定的に留まった。
21:15に発表された米国6月ADP雇用統計、非農業部門雇用者数は事前予想を小幅に下回る+9.8万人となった。その後22:30にウォーシュFRB議長がECBフォーラムにおけるパネルディスカッションにおいて、インフレリスクはここ数週間で低下したとの認識を示した上で、インフレ率をFRB目標の2%に戻すための決意をあらためて表明した。これをうけた米国債市場の反応は限定的であったが、為替はドル売りが優勢、ドル円は当日の安値となる162.30円を記録した。
23時に発表された6月ISM製造業景気指数が53.3と堅調な数値。ここで下げ止まり、以後はNYクローズにかけて買い戻しが優勢。162.61円まで値を戻している。
米国はカナダ、メキシコとの貿易協定について更新を見送り、代わりに毎年見直す方針を決めた。USMCA加盟国は当日に協定を16年間延長することも可能だったが見送った。
ホルムズ海峡を通過する商業船舶はここ数週間で急増しており、米軍の支援を背景に、原油輸送量は日量1,000万バレルを超えているという。海運会社はオマーン寄りのホルムズ海峡南側航路を通じた原油輸送を行っている模様。ブルームバーグが報じた。
08:50 日本6月マネタリーベース
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
15:30 スイス6月CPI
18:00 ユーロ圏5月失業率
21:30 米国6月雇用統計
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国5月製造業新規受注

ドル円の上昇が続いており節目の162.00円をクリアに上抜けており、1986年11月の高値164.85円レベルが意識される局面となる。為替介入以外ではなかなか下がりにくい状況だろう。
ベッセント財務長官、片山財務相、三村財務官など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるか確認しておきたい。
レジスタンス: 164.85円
サポート: 155.50円、152.50円