【FX初心者】予約した希望レートで発注!指値注文と逆指値注文のやり方
ポジションを保有したい価格(為替レート)が希望する価格に到達すると自動で注文を執行するのが指値注文・逆指値注文で予約注文とも言われます。指値注文・逆指値注文を使いこなせれば様々なシーンで機会損失を防げます。この記事では指値注文と逆指値注文について解説していきます。
FX取引に欠かせない、重要な経済指標の見方について理解を深めましょう。指標トレードの成功例や注意点についてもご紹介します。
2025年6月3日 午前11:10
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経済指標とは、各国や地域の経済の状況を数値で示す統計データのことです。
今後の経済状況を見極める注目材料であり、為替相場を動かす要因の一つとなります。
よって、経済指標を理解してFX取引をすれば、思わぬ損失を抑えたり、利益を狙えたりできるのです。
また、経済指標は政府や中央銀行、統計機関などにより定期的に発表されますが、まずは取引している通貨ペアの価格に影響を与える、重要度の高い経済指標(たとえば、米雇用統計など)を押さえておくようにしましょう。
なおFOREX.comでは経済指標カレンダーやWeb traderなどでスケジュールを確認できます。
さらに、重要な指標の発表があるときは、ショートメッセージ(以下の画像参照)などで通知が届くため、うっかり忘れを防止できる機能もあり便利です。

ここでは経済指標の種類を4つに分類し、代表的なものを紹介します。
各国の金融政策関連の経済指標は、為替市場に大きな影響を与えるため、注目される指標の一つです。
たとえば、中央銀行の政策金利を決定する際の発表(利上げや利下げの決定)は、為替レートに直接影響を与えるため、世界中の市場参加者が注目しています。
とくに以下が注目されます。
このほかにも、アメリカのFRBがおこなう会合の議事録、FOMC(連邦公開市場委員会)議事録は、今後の金融政策の方向性の詳細が示されます。
市場参加者は、議事録を通じて、FRBの意図や経済見通しを探ります。
さらに、中央銀行総裁などが今後の金利動向や経済見通しについて言及がある場合は、為替市場に影響を与えることがあるので注目しましょう。
雇用統計や失業率など、雇用に関する経済指標は、その国の景気を図る重要な指標であり、政策金利を決定する際の目安としても使われます。
とくに米国の米雇用統計は注目度が高く、予想とのブレが大きいため、指標発表直後は大きく価格が動きやすい傾向があります。
たとえば、毎月発表される非農業部門雇用者数(NFP)は経済の健全性を測るうえで重要です。
強い雇用統計の場合は、経済成長の兆候と見なされ、ドルが強くなる(買われる)傾向が高まります。
一方、弱い雇用統計の場合はドルが売られる傾向が強くなるので、米雇用統計の発表前後のFX取引には注意が必要です。

出典:FOREX.com
景気関連の経済指標は、国の経済規模や健全性など、景気動向の総合的判断に使われます。
指標の結果は為替相場に直接影響することもあるため、注目度が高いのが特徴です。
たとえば、国内総生産(GDP)や失業率、製造業景況指数、小売売上高などがあります。
とくに米国のISM製造業景況指数は、企業の設備投資や雇用に対する意欲、景気に対する感覚を示す指標として注目されています。
なぜなら歴史が古く、発表時期が早いことから、経済の転換点や不況の初期兆候を示す先行指標として使われるからです。
GDPや失業率と併せて、分析することで、より精度の高い経済予測が可能になります。
物価関連の指標は、インフレの動向を見るための重要な指標です。
消費者や生産者の商品やサービスの販売価格の調査結果で、物価の水準を測定した「物価指数」は高い注目度を誇ります。
インフレは金利水準との関係が深く、金融政策に大きな影響を与えるため、消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)はおさえておきましょう。
とくに消費者物価指数は、生活コスト指数の代わりとして用いられます。
インフレが進むと中央銀行が金利を引き上げる可能性があり、為替レートに影響します。
このように、経済の健全性や消費者の購買力、将来的な金利動向がわかるのが、物価関連の指標です。
なぜFXにおいて経済指標が、重要なのでしょうか。4つの理由をそれぞれ解説します。
市場の方向性とは、特定の市場が今後どのような動きをするかを示す概念で、トレンドとも呼ばれます。
上昇トレンド、下降トレンドなどと表現され、通貨ペアの将来価格を予測するうえで欠かせない材料です。
重要度の高い経済指標が発表されると、通貨の需要と供給に直接影響を与えることが多く、為替レートの変動要因となります。
またトレンド(短期・長期)の発生や加速、反転するきっかけとなり得るため、トレードに大きく影響します。
たとえば、強いGDP成長率や低い失業率は、経済が健全であることの証明となり、その国の通貨が強くなる(買われる)傾向が強いです。
反対に経済指標の結果が予想より悪く、景気後退と判断されれば、その国の通貨は売られる傾向が強まります。
このように経済指標は、市場の方向性を判断するうえで重要で、トレーダーの戦略に影響を及ぼす要因なのです。
中央銀行は、経済指標を基に金融政策を決定します。
そのため経済指標の結果は、政策金利の変動幅や変更時期の予測に大きく影響するのです。
たとえば、インフレが進行すれば物価を安定させるため、中央銀行は金利を引き上げる可能性があり、その国の通貨価値を上昇させる要因となります。
一方で経済が低迷している場合は、金利を引き下げて経済活動を刺激し、成長を促す可能性が高く、通貨は売られると予測できるでしょう。
このように経済指標の結果により金融政策が決定され、為替レートは金利の変動予測などを織りこみながら変動します。
経済指標の発表は、市場に大きなボラティリティ(価格変動)を引き起こすことがあります。
とくに予想外の結果が出た場合、市場は急激に反応し、為替レートが大きく動く傾向が強いです。
このボラティリティを利用して、短期的な取引機会を狙うトレーダーも多くいます。
しかし、為替レートの大きな変動は取引の機会である一方、思わぬロスカットやスプレッド拡大などのリスクもあります。
激しい値動きに巻き込まれないように、取引を控えるなどの注意が必要です。
また、指標発表後の為替レートを正確に予測するのは困難ですので、投機的な無謀なトレードにならないように注意しましょう。
経済指標は、予想値と結果のブレ(かい離)が大きいほど、投資家の心理に与える影響も大きく、為替レートが変動します。
そのため、ポジティブな経済指標で予想値を上回る結果であれば、投資家の信頼感を高め、その国の通貨は買われるでしょう。
指標結果がネガティブで予想値を下回る場合は、リスク回避の動きを強める傾向があります(その国の通貨が売られる)。
ただし、いつも一方向に動くとは限らず、一度大きく下がって(上がって)から上がる(下がる)場合もあるため注意が必要です。
このように指標の結果次第で、投資家の心理が大きく動き、短期的な買いや売りをおこわれます。
FX取引において重要な経済指標をおさえておくと、思わぬ損失を避けられるでしょう。
この章では、米国の経済指標を中心にいつ、どんな指標が発表されるかを紹介します。
世界の基軸通貨である米ドルを発行している米国の指標は、世界中から注目されていると言っても過言ではありません。
経済指標の重要度は、FOREX.comの経済指標カレンダーで確認できるので、ぜひ参考にしてください。

出典:FOREX.com
たとえば、FOREX.comのトレード画面(Web trader)では、ワークスペースの任意の場所に表示できます。
3種類に色分けされた各経済指標の重要度は、ひとめで判断できるため便利です(上の画像参照)。
赤丸が重要度大、黄丸が重要度中、青丸が重要度小ですので、取引をおこなう際は必ずチェックしましょう。
米雇用統計は、FX市場でもっとも注目される経済指標の一つです。
なぜならアメリカのGDP(国内総生産)に占める個人消費の割合は67.7%(2024年時点)であり、雇用統計は個人消費に大きく関連する指標だからです。(参考:FRED St.Louis)
この指標は、米国経済の健康状態を示す重要なデータで、発表直後の市場は大きく動きます。
米雇用統計は、毎月1金曜日に発表(夏時間21:30、冬時間22:30)され、とくに以下の3つは重要度が高いです。
| 指標 | 内容 |
| 非農業部門雇用者数(NFP) | 非農業部門の民間企業で支払われた給料を基に集計したもの。雇用者数の増減を示す。 |
| 失業率 | 失業者の占める割合。労働人口(16歳以上の人々の総数:軍務就業者を除く)のうち、仕事がなく、かつ仕事を探している人の数。 |
| 平均時給 | 労働者の賃金が時間単位でどのように変動しているかを示す。賃金の上昇は労働者の購買力の増加を意味する。 |
このように、新規雇用者数や失業率の変動に注目することで、アメリカの経済動向が見えてきます。
政策金利は、中央銀行が金融政策の一環として設定する基準金利で、短期的な金利の指標です。
商業銀行が中央銀行から資金を借り入れる際の金利や、商業銀行間で資金を貸し借りする際の金利に直接影響を与えます。
とくに注目されるのは米国のFOMCでしょう。
FOMCとは金利政策を議論し決定する、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度)が定期的に開催する会合です。
政策金利(フェデラルファンド金利)の目標レンジを設定し、金融市場に流通する資金量を調整します。
FOMCは年8回定期的に会合が開かれ、インフレ率や失業率など複数の経済指標に基づき、金利の変更や金融政策に関する発表をおこないます。
一般的に、金利が上がれば通貨は買われやすくなり、金利が下がれば売られやすくなる傾向があるので通貨と金利の関係性はおさえておきましょう。
ISM非製造業景況指数は、全米供給管理協会(ISM)より発表される非製造業景況指数のことです。
米国非製造部門の担当役員に対して、生産や新規受注、雇用などに関するアンケート結果を基に指数を作成します。
アメリカの雇用統計全体に占める非製造業(サービス業)の割合は約7割と高い(2020年時点)ため、重要視されている指標です。(参考:第Ⅰ-3-1-6表 米国雇用統計の外為市場取引額の推移と主要通貨別 業種別内訳(2020年2月~5月の変化))
毎月第3営業日(夏時間23:00、冬時間24:00)に発表され、アメリカの景気に先行して動く先行指標として役立ちます。
50を基準値としており、50を上回ると景気拡大、下回るとは景気後退と判断され、米ドルの為替レートに影響を与えることが多い指標です。
消費者物価指数(CPI)は、一般消費者が購入する商品やサービスの価格変動を測定する指標です。
インフレ率を示すために使われ、政府や中央銀行が経済政策を決定する際の重要なデータとなります。
CPIが上昇すると消費者の購買力が低下する一方、CPIが低下すると物価が安定または下落し、消費者の購買力が向上するため、消費が促進される傾向があります。
CPIは前年比や前月比の変動率に注目し、経済のインフレ動向を総合的に評価しなくてはいけません。
とくに米CPIは重要視されており、毎月第2水曜(夏時間21:30、冬時間22:30)に発表されます。
GDP(国内総生産)は一定期間内に、国内で生産された商品やサービスの付加価値の合計で、経済活動の総量を示します。
個人消費、設備投資、住宅投資、在庫投資、政府支出、総輸出で構成されており、経済成長を総合的に判断でき、中長期の景気動向をつかみやすいのが特徴です。
四半期GDPは、四半期ごとに発表され、速報値、改定値、確定値の順で3回に分けて発表されます。
とくに速報値は変動が小さく、経済の先行きを早期に把握できるため、市場への影響力が大きい指標です。
たとえば、米四半期GDPは以下の発表時期ですので、おさえておきましょう。
| 発表時期 | 内容 | 発表時間 |
| 4月末 | 第1四半期分(1~3月期) | 夏時間 21:30冬時間 22:30 |
| 7月末 | 第2四半期分(4~6月期) | |
| 10月末 | 第3四半期分(7~9月期) | |
| 1月末 | 第4四半期分(10~12月期) |
貿易収支は、国内居住者と外国人(非居住者)との間のモノ(財貨)の取引(輸出入)の収支です。
輸出と輸入のバランスを示すもので、貿易赤字が続くと通貨の価値が下落し、輸入品の物価が上がりインフレが進行する可能性があります。
貿易黒字と赤字の規模、その変動に注目すれば、為替レートの予測に役立つでしょう。
ただし、例外的なケースとして、米国は長期間にわたって貿易赤字が続いていますが、米ドルは世界の基軸通貨として機能しており、依然として強いままです。
なお、各国の貿易収支は毎月初旬から中旬にかけて、前月のデータが発表されるので、注目しておきましょう。
世界的に流通量(取引量)の多い通貨を中心に取引するのが、FX取引の基本となります。
主要な通貨ペアに関連する地域・通貨別の重要指標を紹介します。
為替市場は米国中心に動いており、その国の通貨である米ドルの取引額は世界一を誇ります。つまり、米国の経済指標をおさえておくことがFX取引の基本なのです。(参考:第 2 図:世界の外為市場取引額の推移と主要通貨別内訳)
以下の経済指標をおさえておきましょう。
| 経済指標名 | 注目ポイント |
| 雇用統計 | 新規雇用者数や失業率で景況感の判断材料となる |
| FOMC | 政策金利の発表や要人発言に注目 |
| 消費者物価指数(CPI) | 物価の変動、インフレ率がわかる |
| ISM製造業景況指数 | 製造業の景気動向がわかる |
| ISM非製造業景況指数 | 製造業以外(サービス業)の景気動向がわかる |
| 国内総生産(GDP) | 米国経済の健康度がわかる |
このほかにもFRB(米連邦準備制度理事会)議長講演も市場に大きな影響を与えます。
金利の変更に関するコメントやインフレに対する見解などは、為替レートを動かす要因となるので、注目しましょう。
EU(欧州連合)に加盟する20か国で導入されているユーロは、ユーロ圏の共通通貨で米ドルに次いで流通量が多い通貨です。(参考:Jetro)
欧州中央銀行(ECB)によって管理されており、ECB政策理事会の政策発表(金利変更など)が注目されます。
また政策発表後には、ECB総裁の記者会見がおこなわれ、発言や声明文の内容によって、
市場が大きく動くため注意が必要です。
ユーロに関する重要な経済指標は、以下を参考にしてください。
| 経済指標名 | 注目ポイント |
| ユーロ圏失業率 | ユーロ圏全体の労働市場の健全性がわかる |
| ドイツ国内総生産(GDP) | ドイツはユーロ圏最大の経済大国*のため、ユーロ圏や世界経済に大きな影響を与える |
| 消費者物価指数(HICP) | インフレ率を示す指標。ECBの物価安定目標を評価するために使用される |
| ユーロ圏小売売上高 | 消費者支出の動向がわかる |
(*参考:国内総生産(GDP)は3兆2634億ユーロでドイツはEU域内最大、2024年は世界第3位の経済大国。)
米国と同じように雇用やGDP、インフレ率、消費者の購買力を測る指標が重要視されるのでおさえておきましょう。
日本の経済指標の中で、注目すべきは日本銀行(日銀)の金融政策決定会合です。
金融政策決定会合は、政策金利の決定や金融緩和、金融引き締めの金融政策を決めるためにおこなわれます。
年8回、各会合とも2日間開催され、2日目の会合後に総裁定例記者会見があります。(参考:日本銀行)
利上げや利下げについてや経済、インフレ見通しについての発言は、為替レートへの影響があるため重要です。
たとえば、2024年7月31日の日銀金融政策決定会合では、追加利上げが決定したことで、ドル安・円高の動きが加速しました。
その日の昼頃に米ドル/円は、153円85銭水準から乱高下したあと、16時台には150円付近に達したのです。

出典:Forex.com
このように利上げの決定は、為替レートへ直哲的な影響を与える可能性があるため、日銀の金融政策には注目するとよいでしょう。
イングランド銀行(英国中央銀行)が発行しているポンドは、世界で4番目に取引量が多い通貨です。
主要な通貨として、外国為替市場で広く取引されています。
米国やユーロ圏と同じように、英国のGDPや雇用統計、インフレ率(CPI)などの経済指標が景気を判断するうえで重要です。
また、それらの指標を踏まえ、BOE(Bank of England:イングランド銀行)の金融政策委員会(MPC)によって政策金利を設定します。
MPCは年8回、通常、各月の第1木曜日に開催されます。
発表時間は、夏時間:20:00、冬時間:21:00(いずれも日本時間)で、発表内容は以下の通りです。
なお、四半期インフレ報告が同時に行われる会合は「スーパーサーズデー」と呼ばれ、注目されます。
金利の引き上げによりポンドの価値が上昇したり、金利引き下げによりポンドの価値が下落したりする傾向があるので注意が必要です。
経済指標カレンダーは、各FX業者などが公表している経済指標のスケジュールです。
各国の経済指標の発表スケジュールを確認し、重要な指標発表前にポジションを調整することで、思わぬ損失を防げるケースがあります。
また、経済指標カレンダーには発表日時や重要度、おおまかな内容が記載されている場合がほとんどです。
なお、各経済指標には3つの値が記載されています。
一般的に、予想より結果がよいと関連通貨の為替レートが上がり、悪いとレートが下がる傾向があります。
ただし反対に動く場合や、予想と結果がかい離していても急変動しないケース(すでに市場が織り込み済み)もあるため過信は禁物です。
そのため、重要な経済指標の発表前はエントリーを控えた方が無難でしょう。
重要度の低いものは為替レートを動かすことはほぼないため、とくに気にしなくてOKです。
たとえば、FOREX.comの経済指標カレンダーでは、経済指標の注目度を色分けして記載しています(以下の画像参照)。

出典:FOREX.com
表示条件(国やカテゴリー)を狭めての検索も可能なほか、「今日」ボタンを選ぶと今日の指標だけをチェックできるので便利です。
さらに期間を指定して一覧表示もできるので、ぜひ経済指標カレンダーを活用してみてください。
重要な経済指標の発表時には、数秒で100pips(1円)近く動くケースもあるため、注意が必要です。
下に大きく触れてから上にブレイクしていくなどの急変動が一瞬のうちに起こり得ます。
その値動きを利用したトレードを一般的に「指標トレード」と呼びます。
短期トレードが基本となるため、指標発表前に仕込む、または発表後の動きに乗っていくなどの立ち回りが必要です。
ただし、発表前に仕込むのは難しい(一瞬の上振れ下振れが大きいとすぐに損切りされてしまう)ため初心者向けではありません。
利益が狙える反面、一瞬で大きな含み損を抱えてしまう可能性もあるので、即座に損切りできるメンタルが必要となります。
そのほかにも、5つの注意点があるので参考にしてください。
指標トレードでは、デイトレード(日をまたいでポジションを持たない)よりさらに短い取引時間(数秒や数分)で決済をおこなう超短期(スキャルピング)での取引が基本戦略となります。
ポジションを持ち続けるリスクが最小限となるため、長期での価格変動リスクを抑えられるのがメリットです。
ただし、損切りポイントの徹底やリスク管理、ポジションサイズの適切な設定が必要となります。
また、重要な指標ほど発表直後は、価格が一方向に急激に動くことが多いので、エントリーや決済タイミングに注意が必要です。
なお指標発表直後は、スプレッド(買値と売値の差)が大きく開く場合があるため、スプレッドをしっかりと確認した上でエントリーするよう心がけましょう。
単純に指標結果の良し悪しで、相場が動くわけではないため注意が必要です。
よい指標結果が出たからといって、その通貨が買われるわけではありません。
基本的に、指標発表後のレートは市場予想値とのかい離で決まりやすく、サプライズがあるほど変動が大きくなる傾向があります。
たとえば、2024年8月15日 21:30に発表された7月の米国小売売上高の結果が、事前予想を上回ったことで、円安ドル高となりました。

出典:FOREX.com
指標発表直後には米ドル/円は約100pips急騰し、その後も円安に動き、147円台前半から149円台前半に達しました(上の画像参照)。
このように、予想値を上回る(下回る)ほどレートが大きく動く傾向が強いので、指標発表前後の取引は細心の注意が必要なのです。
経済指標の発表前後は値動きが激しく、損失を出す(指標発表前に逆指値が約定してしまう)可能性もあるので注意しましょう。
また、スプレッドが急激に広がるだけでなく、スリッページ(注文価格と約定価格のかい離)が発生しやすくなるリスクもあります。
とくに成行注文を使用する場合、意図しない価格で約定してしまい、損失が拡大するリスクがあるため注意しなくてはいけません。
価格がどちらに動くかわからないため、むやみにエントリーし、利益を狙おうとするとギャンブルトレードになりがちです。
たまたま利益を出せる場合もありますが、そのようなトレードだけで利益を出し続けることは難しいでしょう。
両建てとは、同じ通貨ペアにおいて買いポジションと売りポジションの両方を同時に保有する取引手法をさします。
場合によっては両方のポジションが損切りになる場合もありますし、両建てを行うと、両方のポジションに対してスプレッド(売買の価格差)やスワップポイントのコストが発生します。
FX業者によっては証拠金がそれぞれのポジション分必要となる場合があり、ロスカットのリスクも上がるので注意してください。
ちなみに、FOREX.comでは両建てMAX方式ですので、大きいポジションにのみ証拠金が必要となります。
とはいえ、指標発表前後は大きく両方に振れるため2つのポジションとも損切りになるリスクが高く、そもそも両建ては経済合理性を欠く取引方法のため、おすすめしません。
テクニカル分析とは、過去の値動きをもとに将来のレートを予想する分析方法です。チャート上にラインを引いたり、テクニカル指標を使ったりするなどします。
指標トレードでは、レートが急落したあとどこまで戻ってくるかを探るのに、テクニカル分析が役に立つケースがあります。
そのため、テクニカル分析を活用して、経済指標発表後に動くレートの流れを読めれば、利益を出す機会が見つかるかもしれません。
根拠のないエントリーを続けると、いわゆる「往復ビンタ」を繰り返して大きな損失を出す可能性があるため、注意してください。
上級者向けですが、1分足チャートでもテクニカル指標を活用した「指標トレード」も可能です。
たとえば、2024年8月2日21:30、米雇用統計の発表直後に筆者が行ったトレードを振り返ってみましょう。

出典:FOREX.com
急落が一段落したと思われるところで、フィボナッチ・リトレースメントを引きます。
前提として、長期足は下落トレンドができてるのですべて戻すとは考えていません。
あくまで下目線と考えたうえで、連日ボラティリティの高い日が続いていることも考慮し、ロットを少なめとします。
トレードアイデアは以下の通りです。上記のチャートを参考にしてください。
このトレードではフィボナッチ・リトレースメントがしっかり効いていたので、ほとんどのポジションを利確できました。普段は数pips狙いなのですが、ボラティリティが高かったため、スキャルピング1回のトレードで50pips拾えるというレアな日でした。
FX取引に経済指標は欠かせません。
重要な指標であればあるほど、また予想値と実績値とのかい離が大きいほど、関連する為替レートが急変動する傾向があります。
経済指標カレンダーやショートメッセージの通知などでわかるので、取引する際は必ずチェックしてください。
また、経済指標発表前後は値動きが激しいため、取引する際はリスク管理をおこない、思わぬ損失が出ないように注意しましょう。
ポジションを保有したい価格(為替レート)が希望する価格に到達すると自動で注文を執行するのが指値注文・逆指値注文で予約注文とも言われます。指値注文・逆指値注文を使いこなせれば様々なシーンで機会損失を防げます。この記事では指値注文と逆指値注文について解説していきます。
FXは1日24時間、週5日間動き続けるマーケットです。ここではFX取引が活発になる時間帯、各市場の特徴や注意点についてご説明します。
相場の下落が続いている様子をベアマーケット(弱気相場)、逆に上昇が続いていることをブルマーケット(強気相場)と呼びます。両者の特徴と違いをおさえましょう。