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ナスダック100指数(NASDAQ100)の基本から構成銘柄を解説

ナスダック指数には、ナスダック総合指数とナスダック100指数という二つの指数があります。一般にナスダック指数というと、ナスダック総合株価指数のことを指します。しかし、投資・トレーディングの世界においては、ナスダック100指数のことを指します。 簡単に違いを説明すると、総合指数はナスダックに上場しているすべての株式を組み入れているのに対し、ナスダック100指数は時価総額上位100銘柄を対象としている違いがあります。 ナスダック100指数は先物市場、CMEグループのGlobexでS&P500指数に次ぐ取引量となっている非常に流動性高い株式指数です。ETFの組成は、ほぼナスダック100指数になっています。

目次

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ナスダック100指数(NASDAQ100)は、ナスダック証券取引所に上場している主要企業100社で構成されるインデックスであり、時価総額でニューヨーク証券取引所に次いで世界第2位です。このインデックスに掲載されている企業は、テクノロジー、テレコミュニケーション、バイオテクノロジー、メディア、サービスなどのさまざまな業界のものです。

 

また、ナスダック100指数は先物取引、オプション取引も非常に盛んです。世界中の投資家がナスダック株式指数に注目しています。先物市場にナスダック100指数が上場しているだけでなく、オプション市場での取引も非常に盛んです。日本では株式のオプション取引はあまり盛んではありません。日本株のオプション取引については、主に外国人や外資系企業によって行われている程度ですが、アメリカでは、指数だけでなく個別株のオプション取引も非常に盛んです。

 

さらにナスダック100指数に連動するETFが多数あり、人気の投資対象となっています。ということは、そのETFのマーケットメイクを行う証券会社やマーケット・メイカーも参入しています。投資家の厚みがあるということは流動性が非常に高いということができます。


さらに個人投資家の間では、CFD取引が盛んです。投機で米国株を行っている投資家には、ハイテク株が中心のナスダック100指数の取引は格好の投資対象となっています。

ナスダック100株式指数(NASDAQ100)の特徴

ナスダック100指数(NASDAQ100)は、1985年1月31日にナスダック証券取引所によって最初に計算され、修正された時価総額加重平均型株価指数です。 この指数は、金融会社を除いた株式市場がどのような成果を上げているのかを知りたい投資家にとって参考になる指数です。


他の株式指数(S&P500株価指数やDJIA)と違い、ナスダック株価指数には金融セクターが入っていません。ナスダック100指数の採用基準では米国外の企業も対象であり、資本、時価総額、利益、キャッシュフローなどから構成される基準のうちどれか一つを満たせば、赤字企業でも指数採用の対象となることが可能です。ナスダック100指数であれば、新興企業によく見られる積極的な投資による赤字を伴った企業でも採用の可能性があり、イノベーションの種を早期に取り入れることが期待できます。


この点が、ナスダック100指数とS&P500の大きな違いのひとつであり、指数算出来のリターンへも影響を与えていると考えられます。ダウ工業株指数(DJIA)には、いまだにアルファベット(GOOG/GOOGL)やメタ・プラットフォーム(META)は組み入れられていません。


テスラ(TSLA)がS&P500指数に組み入れられたのは、つい最近です。このように、新興のテクノロジー企業が主要株式指数に組み入れられるのは、その銘柄の時価総額が大きくなりかつ定期的に収益性が確立してからです。ナスダック100指数の場合は、収益を上げられる前から株式に組み入れられることから、大きな成長を獲得することが可能です。



ナスダック100指数は、世界で傑出した大型株成長指数のひとつです。構成銘柄には、ナスダック株式市場に上場している国内外の非金融企業のうち、時価総額上位100社強が含まれています。ETFやミューチュアル・ファンドはナスダック100指数へのエクスポージャーを得る最も簡単な方法の一つです。どのように投資するにしても、ナスダック100指数に連動する取引所取引商品だけでも、2021年末には3000億ドルを超えていることを知った上で行うことができます。この実績あるパフォーマンスこそがナスダック100指数の礎です。

出所:https://www.nasdaq.com/solutions/nasdaq-100

 

ナスダック100指数の概要を米国の代表的な株価指数であるS&P500と比較して紹介します。

 

ナスダック100指数とS&P500のパフォーマンス比較(5年間)

出所:https://www.nasdaq.com/solutions/nasdaq-100

取得時:2023年9月19日 20:50PM

ナスダック100指数とS&P500指数の収益比較

出所:

https://www.nasdaq.com/solutions/nasdaq-100//performance#earnings

取得日:2023年9月19日 20:50PM

ナスダック100指数とS&P500指数の売上比較

出所:

https://www.nasdaq.com/solutions/nasdaq-100/performance#dividends

取得日:2023年9月19日 20:55PM

ナスダック100指数とS&P500指数の配当比較

出所:

https://www.nasdaq.com/solutions/nasdaq-100/performance#dividends

取得日:2023年9月19日 20:55PM

ハイテク株中心の銘柄構成

ナスダック100指数の主な構成銘柄は以下の通りです。

ナスダック100指数
の組み入れ上位20銘柄
銘柄名 ティッカー 構成比
Microsoft Corporation Common Stock MSFT 19.0%
Alphabet Inc. Class C Capital Stock GOOG 13.6%
Alphabet Inc. Class A Common Stock GOOGL 13.5%
Meta Platforms, Inc. Class A Common Stock META 6.0%
Broadcom Inc. Common Stock AVGO 2.7%
Costco Wholesale Corporation Common Stock COST 1.9%
PepsiCo, Inc. Common Stock PEP 1.9%
Adobe Inc. Common Stock ADBE 1.9%
Cisco Systems, Inc. Common Stock (DE) CSCO 1.8%
Netflix, Inc. Common Stock NFLX 1.4%
T-Mobile US, Inc. Common Stock TMUS 1.3%
Intel Corporation Common Stock INTC 1.2%
Intuit Inc. Common Stock INTU 1.2%
Texas Instruments Incorporated Common Stock TXN 1.1%
Amgen Inc. Common Stock AMGN 1.1%
PDD Holdings Inc. American Depositary Shares PDD 1.0%
Honeywell International Inc. Common Stock HON 1.0%
QUALCOMM Incorporated Common Stock QCOM 1.0%
Booking Holdings Inc. Common Stock BKNG 0.9%
Starbucks Corporation Common Stock SBUX 0.9%

出所:
https://www.nasdaq.com/market-activity/quotes/nasdaq-ndx-index
2023年9月18日時点
取得日:2023年9月19日 20:59PM

メジャーなところでは、アップル(AAPL)はナスダック100指数には入っていませんが、日本人投資家に人気のアップル以外ほとんどの銘柄が指数に入っています。執筆時の9月22日時点で、上位10銘柄で指数全体の61%、上位15銘柄で67%と株式指数としては上位銘柄に集中しています。金融セクターは全く入っていません。また歴史のある鉱工業セクターの銘柄も入っていません。ある意味、NYダウ(DJIA)とは対極にある株式指数ということができます。


この次世代を担うハイテクセクターが、最近までの10年間米国株を牽引してきました。ナスダック100指数に投資するということは、アメリカの未来に投資することと同じと考えてもいいでしょう。




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