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2024年8月26日版先週の為替相場サマリー

目次

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先週の為替相場サマリー

ドル安、円高

USD/JPY

ドル円は週末に大きく下落。1ドル=147.65円からスタートすると、週初はリスクオンムードが強まり148.05円まで上昇。ただその後は米雇用者数が年次改定にて大幅に下方修正されるといったルーマーや、セブン&アイHDがカナダのコンビニ大手から買収提案を受けたことなどをきっかけに急落、147円丁度を割り込むと、146円丁度も下抜け145.19円まで急落した。その後は株価指数の上昇に連れて持ち直しの動きが見られていたが、水曜日に発表された2024年米雇用者数の年次改定の調整幅が▲81.8万人(▲0.5%)となったことで再びドル売りが優勢となり144.46円まで下落。戻りは強く146円台を回復する局目も見られたが、注目が集まった週末のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が金融政策の転換(9月利下げ開始)を示唆したことで、再びドル売りが強まり144.05円まで下落したのち、144.39円で引けた。

EUR/USD

ユーロは大きく上昇。1ユーロ=1.1024ドルからスタートすると、米雇用者数が年次改定にて大幅に下方修正されるとしたルーマーから、このレベルを底値として底堅い値動き。火曜日に発表されたカナダ7月CPIは、中央値やトリム値など芯の部分で低下が確認され米長期金利が低下、ドル売りが強まり1ユーロ1.11ドルを突破。その後は週末まで1.1100をサポートとした底堅い値動きが続き、迎えたジャクソンホール会合でパウエルFRB議長発言をうけて一時1.12ドルをワンタッチ、1.1193ドルで高値引け。

USD/CNH

ドル売りが優勢。1ドル=7.1620元からスタートすると、週初は米雇用者数の大幅下方修正ルーマーからドル売りが優勢で7.14元を割り込むと、水曜日の早朝に今週の安値となる7.1128元を記録。木曜日に米カンザスシティー連銀総裁が米雇用者数の大幅下方修正に対して、「大きな数字ではあるが、金融政策の道筋について考える上で変化をもたらすものではない」と語ったことで7.14台まで値を戻した。ただ週末のジャクソンホール会合においてパウエルFRB議長が「これ以上の労働市場の悪化を望まない」と発言したことで、再びドル売りが強まり7.1160まで値を下げてクローズ。

先週の世界の通貨強弱

ドル売りが優勢(152/196ヵ国)

クロス円は軒並み下落

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 日本円>英ポンド>ユーロ>人民元>米ドル
  • 引き続き景況感悪化、米利下げを見込んだドル安相場が続いている。
  • また植田日銀総裁の閉会中審査における答弁を通じて、日銀の追加利上げ観測が再浮上、円の買い戻しが進んでいる。
  • また円の買い戻しが進むことで、トルコやメキシコなどキャリー対象の通貨が売られている。

今週の為替相場の注目点

全体

ドル安の流れが継続するか!?

日本円など通貨によっては要人発言や、地政学リスクに大きく影響をうけるため、ドルの流れとは別に個別に追っていく必要があるだろう。

USD/JPY

想定レンジ:142.50~146.00

日米の金融政策は反対方向に向かって動いており、しばし大きな上昇は見込みづらいだろう。

ただし株価指数が持ち直すと、どうしても低金利通貨の日本円は売られやすいので、引き続き上下動をしながらの推移になりやすいだろう。エントリーポイントは厳密に選別したい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1080~1.1350

基軸通貨性があり、ドルが安くなる局面で素直に買われやすい通貨と言える。

ただし急ピッチで上昇しているため、週を通じて上昇ペースが持続するかが注目点。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.00~7.18

ドル安が続くようならばUSD/CNHは下落しやすい。

ただし人民元も弱いので、大きな下落というよりは緩やかな下落をイメージしている。

今週の注目イベント

26日

インド、英国祝日

17:00 ドイツ8月IFO企業景況感指数

21:30 米国7月耐久財受注

27日

08:50 日本7月企業向けサービス価格指数

15:00 ドイツ4-6月期GDP(改定値)

22:00 米国4-6月期住宅価格指数

22:00 米国6月住宅価格指数

22:00 米国6月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00 米国8月消費者信頼感指数

23:00 米国8月リッチモンド連銀製造業指数

28日

10:30 オーストラリア7月CPI

15:00 ドイツ9月GFK消費者信頼感調査

15:45 フランス8月消費者信頼感指数

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数(前週比)

NYクローズ後 エヌビディア決算

29日

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

14:00 日本8月消費者態度指数

15:00 スウェーデン4-6月期GDP

18:00 ユーロ圏8月経済信頼感

21:00 ドイツ8月CPI

21:30 カナダ4-6月期四半期経常収支

21:30 米国4-6月期GDP(改定値)

21:30 米国4-6月期GDP個人消費(改定値)

21:30 米国4-6月期コアPCE(改定値)

21:30 米国7月卸売在庫

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

23:00 米国7月住宅販売保留指数

30日

08:30 日本7月失業率

08:30 日本7月有効求人倍率

08:30 日本8月東京都区部CPI

08:50 日本7月鉱工業生産

08:50 日本7月小売業販売額

14:00 日本7月新設住宅着工戸数

15:00 ドイツ7月輸入物価指数

15:00 ドイツ5月小売売上高

15:00 英国8月ネーションワイド住宅価格

15:45 フランス7月消費支出

15:45 フランス8月CPI

15:45 フランス7月PPI

16:55 ドイツ8月失業者数

16:55 ドイツ8月失業率

17:30 英国7月消費者信用残高

17:30 英国7月マネーサプライM4

18:00 ユーロ圏8月HICP

18:00 ユーロ圏7月失業率

19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

21:00 インド4-6月期GDP

21:30 カナダ4-6月期GDP

21:30 カナダ6月月次GDP

21:30 米国7月個人所得

21:30 米国7月個人消費支出(PCEデフレーター)

22:45 米国8月シカゴ購買部協会景気指数

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