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11月24日版 先週の為替相場サマリー

目次

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先週の為替相場サマリー

USD/JPY

ドル円は小幅に上昇。1ドル=154.47円からスタートすると、植田日銀総裁の「金融緩和の度合いの調節は先行きの経済・物価・金融情勢次第」との発言に反応し155円台へと値を切り上げたものの、火曜日にロシアのプーチン大統領が、新たな核兵器使用に関するドクトリン(基本原則)の修正案に正式に署名したと伝わると、急落し今週の安値である153.28円を記録した。ただ、急落後はドル円の先高観からか買い戻しが強く、水曜日のNY時間に155.88円まで上昇。週末にかけては買いが続かず、154.76円まで値を下げて週末を迎えている。

EUR/USD

ユーロは大きく下落。1ユーロ=1.0531ドルからスタートすると、週初はドル売りが優勢で1.06台を記録。火曜日にロシアのプーチン大統領が、核兵器使用に関するドクトリンの修正案に正式に署名したと伝わると1.0524まで下落したが、米国家安全保障会議(NSC)の報道官が「ロシアの核ドクトリン改定は米国が自国の核指針を調整する根拠にならない。ロシアの決定に意外性はない」と伝わると、水曜日の東京時間にかけて買い戻され1.0610を記録した。しかし同日のロンドン時間にウクライナ軍がロシア領内の軍事目標に対し、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」を初めて発射と伝わると安値を1.0507まで更新。木曜日にはロシアがウクライナに対して新型の中距離弾道ミサイルを攻撃に使用したと伝わり1.05を明確に割り込むと、金曜日には弱いユーロ圏の11月PMIをきっかけに価格が崩れ1.0333を記録、週末にかけては1.0421まで値を戻して引けた。

USD/CNH

ドル高、人民元安。1ドル=7.2376人民元からスタートすると、週初はドル売り優勢のなかで7.2253まで下落。ただその後は米長期金利が下げ渋り、中国の金利が全体的に小幅に低下する中でドル買い、人民元売りが優勢となり、金曜日のロンドン時間に7.2672の高値を記録したのち、7.2595で週末を迎えた。なおグローバル決済システムを提供する「SWIFT」社によると、人民元の国際決済比率が2024年8月の4.69%から10月の2.93%まで大幅に低下している。

先週の世界の通貨強弱

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 米ドル>人民元(オンショア)>日本円>英ポンド>ユーロ
  • 底堅い指標、次期政権への期待をうけてドル高が継続
  • ロシア、ウクライナ情勢の緊迫化をうけて、ルーブル、ユーロが売られた。
  • 地政学リスクの少ないカナダ、オセアニアが買われている。

今週の為替相場の注目点

全体

ロシア、ウクライナの戦争状況を注視。更に緊張感が高まるようであれば、ユーロは売られやすくなるだろう。

ドルについては大統領選挙の一連の変化を概ね織り込み、ここからは米国の指標次第。今週は木曜日がサンクスギビング、金曜日がブラックフライデーとあって週末はドルを巡る積極的な動きは起こりづらい。

USD/JPY

想定レンジ:153.00~156.40

ドル高、円高で拮抗した状況が続いている。日米の長期金利の上昇ペースに注目しておきたい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.0220~1.0520

ロシア、ウクライナ情勢に大きく影響を受けるだろう。大きなリスクオフシナリオも可能性としては否定できないので、リスク管理を徹底しておきたい。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.13~7.37

中国の広範な景気刺激策発表に端を発した人民元の買い圧力は和らいできている。中国株も垂れてきていることから、やや人民元安に振れやすい状況と見ている。

今週の注目イベント

25日

主要7カ国(G7)外相会合(イタリア、26日まで)

14:00 シンガポール10月CPI

18:00 ドイツ11月IFO企業景況感指数

26日

08:50 日本10月企業向けサービス価格指数

23:00 米国7-9月期住宅価格指数

23:00 米国9月住宅価格指数

23:00 米国9月ケース・シラー米住宅価格指数

24:00 米国10月新築住宅販売件数

24:00 米国11月消費者信頼感指数

24:00 米国11月リッチモンド連銀製造業指数

28:00 米国FOMC議事要旨

27日

09:30 オーストラリア10月CPI

10:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

16:00 ドイツ12月GFK消費者信頼感調査

16:45 フランス11月消費者信頼感指数

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:30 米国7-9月期GDP(改定値)

22:30 米国7-9月期GDP個人消費(改定値)

22:30 米国7-9月期コアPCE(改定値)

22:30 米国10月卸売在庫

22:30 米国10月耐久財受注

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

24:00 米国10月住宅販売保留指数

24:00 米国10月個人所得

24:00 米国10月個人消費支出(PCEデフレーター)

28日

米国祝日(Nasdaqが休場、NYSEが時間短縮営業、Thanksgivingで)

韓国中銀、金融政策決定会合

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感(確定値)

19:00 ユーロ圏11月経済信頼感

22:00 ドイツ11月CPI

22:30 カナダ7-9月期四半期経常収支

29日

ブラックフライデー(Nasdaqは時間短縮営業)

石破首相が衆参両院で所信表明演説

08:30 日本10月失業率

08:30 日本10月有効求人倍率

08:30 日本11月東京都区部CPI

08:50 日本10月鉱工業生産

08:50 日本10月小売業販売額

08:50 日本10月百貨店・スーパー販売額

14:00 日本10月新設住宅着工戸数

14:00 日本11月消費者態度指数

16:00 トルコ7-9月期GDP

16:45 フランス10月消費支出

16:45 フランス7-9月期GDP(改定値)

16:45 フランス10月PPI

17:00 スイス7-9月期GDP

17:55 ドイツ11月失業者数

17:55 ドイツ11月失業率

18:30 英国10月消費者信用残高

18:30 英国10月マネーサプライM4

19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

19:00 ユーロ圏11月HICP

21:00 インド7-9月期GDP

22:30 カナダ7-9月期GDP

22:30 カナダ9月月次GDP 23:45 米国11月シカゴ購買部協会景気指数

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