2025年3月21日 午前11:21
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19日は日米長期金利差が縮小、ドル円は一時150円台へと上昇するも最終的には下落へと転じた。

東京早朝を149.28円で迎えた後、東京仲値にかけて上昇し149.60円を突破。その後午前11時半頃に金融政策決定会合の結果が発表され「無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0.5%程度で推移するよう促す」と政策金利を据え置く方針が全会一致で決定されたことが伝わった。予想通りの結果となったため相場への影響は限定的で、東京午後もドル円の上昇は続いた。
15:30頃に植田日銀総裁の記者会見が始まり、思惑が交錯する中ドル円は150.00円を突破。しかし「次回会合までに海外の不確実性(米国の関税政策を念頭に)がある程度はっきりすると思っている。」とした発言が聞こえたことや、記者会見中にトルコで次期大統領候補のイマモール氏が汚職やテロ組織への資金提供の容疑で拘束されたと報じられたことにより、TRY/JPY(トルコリラ円)が大きく下落。これらを受け円買いが進行、ドル円は149.20円を下回った。
ロンドン時間は再び円売りが優勢でドル円は149.90円付近まで上昇。NY序盤にドル円は当日の高値である150.15円を記録した。ただ、その後3:00にFOMCの声明で「政策金利(FF金利)の目標レンジを4.25%~4.50%に据え置く」「4月からは、米国債の月間償還上限を現在の250億ドルから50億ドルへと引き下げる」と発表された。またFRB理事7人、12人の地区連銀総裁を合わせた19人が今後の政策金利の予測を示すドットプロットは年内2回の利下げ見通しが中央値で変わらず、一部で広がっていた年内の政策金利据え置きの見通しが後退、米長期金利が低下、ドル売りが進行した。ドル円は急落し当日の安値である148.61円を記録した後、148.70円で東京早朝を迎えた。
20日のドル円はやや狭いレンジの中で推移。

※日本10年債利回りは祝日につき前営業日の終値を各4本値として掲載
148.70円で東京早朝を迎えると、FOMC後の値動きを引き継ぎ東京仲値にかけて下落、148.20円を下回った。その後もみ合いで推移し当日の安値である148.18円を記録した後はドル買いが優勢となった。
ロンドン時間は方向性に欠ける展開となり、148.40円から148.80円のレンジでの推移が続いた。
NY時間は発表された米国新規失業保険申請件数や、米国3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が事前予想よりもよい数値となったため米長期金利が上昇、ドル円は連れ高となり当日の高値である148.96円を記録。その後148.80円を挟んでの推移が続き148.78円で東京早朝を迎えている。
同日EUは、EUに輸入する米国産のウィスキーに課す50%の関税発動を当初予定していた4月1日から4月中旬まで延期予定だと報じられた。
南ア祝日
08:30 日本2月全国CPI
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01 英国3月GFK消費者信頼感調査
16:45 フランス3月企業景況感指数
18:00 ユーロ圏1月経常収支
19:30 ロシア中銀、金融政策決定会合
24:00 ユーロ圏3月消費者信頼感

ドル円は一時150.00円を突破したが、FOMCを経て再度下落している。
上昇する場合には、149円台を回復、維持できるか、また心理的な節目である150.00円を突破できるかがポイント。
下落する場合は140.00円まで強いサポートはないが、何度か下支えされている148.50円と直近安値の146.50円を意識しておきたい。
レジスタンス: 150.00円、151.00円、154.50円、158.88円
サポート:148.50円、146.00円