2025年4月7日 午前08:49
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人民元安、ドル安
ドル円は年初来安値を更新。1ドル=149.79円からスタートすると、米国の関税政策の公表を控えるなか、おおむね149.00円~150.00円での推移が続いた。3日早朝に米国の関税政策が公表され、全ての輸入品に対し一律10%の関税を課した上で、各国の関税および非関税障壁を考慮し、それぞれ異なる税率を上乗せする内容であった。国別の関税率は日本が24%、中国が34%、EUが20%と市場が想定していたよりも厳しい内容で、米長期金利が4.22%の水準から一気に4.10%を割り込むと、ドル円はNY時間にかけて年初来安値の146.50円をクリアに下抜け安値を試す展開となった。4日、金曜日には中国が米国への報復関税を発表、米長期金利が一時3.86%まで低下するなかドル円は144.56円の安値を記録。週末にかけては悪くない米国3月雇用統計の発表をうけてドルの買い戻しが進み、147.05円まで値を戻してクローズ。
ユーロは上昇。1ユーロ=1.0826ドルからスタートすると、週初は1.0780~1.0870の間で落ち着いた推移。3日早朝に米国の関税政策が公表されると、ユーロ買い、ドル売りが強まりロンドン時間に今週の高値となる1.1146を記録。ただ、その後にフランスやドイツの首脳が米国への報復を行う方針を示したこともあり上昇の勢いを失うと、週末にかけてはしっかりした米国3月雇用統計の結果をうけて1.0964まで下落して週末を迎えた。
小幅にドル高、人民元安。1ドル=7.2708人民元からスタートすると、週初は7.27台での推移が続いた。3日早朝に米国の関税政策が公表されると、中国への関税率が34%と大きかったことをうけて、人民元売りが優勢となり今週のドルの高値となる7.3482を記録。ただ翌日には中国が米国に対して同率の報復関税を適用する方針を明らかにすると、今度は米ドルが売られ7.2392の今週安値を記録した。週末にかけてはしっかりした米国3月雇用統計の結果をうけて7.2967まで買い戻された。
ドル売り優勢(142/196ヵ国)

クロス円は軒並み下落

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています
米国の相互関税適用をうけたドル安相場が継続するか?基本的には米国と関税適用国に対してそれぞれ景気下押し圧力となる点には留意しておきたい。
また諸外国の米国に対する報復関税についても注目。すでに中国が米国に対して報復関税の適用を公表、ドイツやフランスの首脳も報復の方針を示すなどヒートアップする様子が伝わってきている。
想定レンジ:144.00~149.00
米国の関税政策は日本景気の下押し要因でもあり、ドル安、円安となりやすい点に留意しておきたい。したがってマーケットのモメンタム(リスクオン or リスクオフ)に左右されやすいだろう。株式市場が続落する状況となれば、ドル円にも下押し圧力が掛かるはずだ。
想定レンジ:EUR/USD 1.0800~1.1200
欧州通貨の買い戻し継続を想定。ユーロのほか、NOKやSEKなど北欧通貨の動きにも注目したい。
米国の関税政策では日本や中国との比較でEU圏への税率が少なくすんでいる点も評価されやすいだろう。
想定レンジ:USD/CNH 7.22~7.37
拮抗する展開を想定。
相互関税はどちらの経済にも痛手になるが、どちらかと言えば中国を利する政策なので、中長期的には人民元高に効いてくるのではないかと見ている。
7日
日銀支店長会議
08:30 日本2月毎月勤労統計調査
14:00 日本2月景気先行指数
14:00 日本2月景気一致指数
15:00 ドイツ2月鉱工業生産
15:00 ドイツ2月貿易収支
18:00 ユーロ圏2月小売売上高
28:00 米国2月消費者信用残高
8日
08:50 日本2月国際収支
09:30 オーストラリア4月ウエストパック消費者信頼感指数
14:00 日本3月景気ウオッチャー調査
15:45 フランス2月貿易収支
15:45 フランス2月経常収支
9日
11:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合
13:30 インド中銀、金融政策決定会合
14:00 日本3月消費者態度指数
15:15 植田日銀総裁(第100回信託大会)挨拶
20:00 米国MBA住宅ローン申請指数
21:00 メキシコ3月CPI
23:00 米国2月卸売売上高
25:00 ロシア10-12月期GDP
27:00 米国FOMC議事要旨
10日
インド祝日
08:01 英国3月RICS住宅価格指数
08:50 日本3月国内企業物価指数
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
10:30 中国3月CPI
10:30 中国3月PPI
15:00 ノルウェー3月CPI
21:30 米国3月CPI
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
27:00 米国3月月次財政収支
11日
08:50 日本3月マネーストックM2
15:00 ドイツ3月CPI(改定値)
15:00 英国2月月次GDP
15:00 英国2月鉱工業生産
15:00 英国2月製造業生産指数
15:00 英国2月商品貿易収支
15:00 英国2月貿易収支
21:00 ブラジル3月IPCA
21:30 米国3月PPI
23:00 米国4月ミシガン大学消費者態度指数
25:00 ロシア3月CPI