2025年5月9日 午前09:43
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8日はドル円が大きく上昇。

FRBは金融政策の据え置きを決定、様子見姿勢が伝わるなかでドル円は143.82円で東京早朝を迎えると、東京時間は特段イベントがない中でやや下落基調で推移。午前11時前に当日の安値である143.45円を記録。その後は緩やかに上昇し14時台には144.00円を突破。ロンドン時間にかけてさらに上昇し144.40円を上回った。
ロンドン時間は円売りのフローが続きドル円は上昇、一時145.00円を突破。しかし145円丁度は心理的な節目でもあったため、このレベルでは売りが優勢となり144.60円付近まで値を下げた。
なお午後8時頃に英中銀(BOE)金融政策決定会合の結果が発表され、政策金利が事前予想通り0.25%引き下げられ4.25%へと変更された。これを受けポンドドルは乱高下したものの、ドル円相場への影響は限定的だった。
NY時間は21:30に米国前週分新規失業保険申請件数が発表され22.8万件と事前予想より強い結果となった。その後深夜0時頃にトランプ大統領が「イギリスと素晴らしい(貿易協定)合意に達した」と発言。米長期金利が上昇、ドル買いが優勢となった。ドル円は大きく上値を伸ばし午前4時台に当日の高値である146.18円を記録した。その後は売りがやや優勢で145.91円で東京早朝を迎えている。
トランプ大統領が「今すぐ株を買ったほうがいい」と発言したことで、米国の主要株価指数が堅調に推移したこともドル円上昇の追い風となった。
また同日、ロイターによりトランプ大統領が下院議長に対して富裕層への課税強化を求める動きをしていると報じられた。
ロシア祝日
中国4月貿易収支
08:30 日本3月全世帯家計調査
08:30 日本3月毎月勤労統計調査
14:00 日本3月景気先行指数
14:00 日本3月景気一致指数
15:00 ノルウェー4月CPI
21:00 ブラジル4月IPCA
21:30 カナダ4月新規雇用者数
中国4月CPI(10日)
中国4月PPI(10日)

FRBが金融政策に対して様子見姿勢を強めたことに加えて、米英貿易協定の合意、トランプ大統領の「今すぐ株を買ったほうがいい」という発言を受けドル円は大きく上昇した。
上昇が続く場合、強い上値抵抗は148.00円までないため、まずは心理的節目である146.00円、147.00円に注目しておきたい。
下落へと転じる場合は4月初旬に支えられて、且つ5月初旬に上値抵抗として機能した145.30円前後を意識しておきたい。
レジスタンス: 148.00円、152.35円、154.50円
サポート:145.30円、142.00円、140.00円