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11月10日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点


全体

引き続き米政府閉鎖の解除に向けた協議が最大の焦点。徐々に両党に歩み寄りの動きが見られており、今週中の妥結、ドルの買い戻し優勢の展開を想定する。この霧が晴れるとリスクオンムードが広がりやすく、その後、徐々に経済指標へと注目が移っていくだろう。

その他、米国のサブプライムローンについてはしっかりモニターしておきたい。


USD/JPY

想定レンジ:152.00~156.00

ファンダメンタルズを考慮すれば、円安地合いは継続しやすい。政府閉鎖解除への期待からドルの買い戻しも加われば、ドル円は上昇しやすいと見る。

リスク要因は株価の下押し、米政府閉鎖の中長期化など。


EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1370~1.1670

米露首脳会談も先延ばしとなり、ユーロを積極的に買う材料が乏しくなってきている。

ドルの買い戻し優勢の展開を想定し、ユーロドルは1.1450のサポートを割り込む展開を想定。


USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.05~7.18

ドルを買い戻し優勢と見るが、人民元も強く、小幅な人民元高を想定。

米中首脳会談を乗り越え、米国もさることながら、中国の存在感が際立ってきている。

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。


先週の世界の通貨強弱


ドル売り優勢(123/198ヵ国)


クロス円は下落

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り日本円>ユーロ>英ポンド>米ドル>人民元(オンショア)
  • 米政府閉鎖が続く中で、民間の労働市場統計に弱さが見られ、ドルの上値が抑えられた。
  • 日米の主要株価指数に大きく調整が入る中で、日本円の買い戻しが優勢となった。


先週の為替相場サマリー


小幅に円高が進行


USD/JPY

ドル円は下落。1ドル=154.06円からスタートすると、週初はFRBメンバーの12月会合に対する意見表明をこなしながらジワリと上昇し154.48円の今週高値を記録。ただ火曜日に片山財務相から円安牽制発言が聞こえると日本円の買い戻しが優勢となり154.00円を割り込む展開となった。半導体、AI銘柄中心に日米の主要株価指数に調整が入るなかで一段と日本円の買い戻しが進み、水曜日には一時153.00円を割り込む時間帯も見られた。しかしこのレベルがサポートとなり反発地合いが強まると、発表された10月ADP雇用統計や、ISM非製造業景況指数が想定より悪くない数値でドル買いが強まり再び154円台を回復。しかし木曜日に発表された10月チャレンジャー人員削減が15.3万人と非常に大きな数値がでてきたことで労働市場の緩みが意識されリスクオフムードが広がり今週安値の152.82円まで下押し。週末にかけては米政府一部閉鎖への解除期待から買い戻され153.43円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは小幅に上昇。1ユーロ=1.1532ドルからスタートすると、週初は複数のFRBメンバーから12月追加利下げに慎重な姿勢が示されたことでドル買いが優勢となった。水曜日には10月ADP雇用統計や、ISM非製造業景況指数が想定より悪くない数値で一段とドル買いが進み1.1469の今週安値を記録。その後はジワリと1.1500まで買い戻しが進んだ。木曜日に発表された10月チャレンジャー人員削減が15.3万人と非常に大きな数値がでてきたことで全面リスクオフムードが広がるなかドル売りユーロ買いが進み週初の水準を上回ると、金曜日にかけて1.1591まで上昇したのち、1.1565で週末を迎えた。

USD/CNH

概ね横ばい。1ドル=7.1215からスタートすると、週初に7.1143まで小幅に下落したあとはドル買いが優勢となり水曜日の北京仲値にかけて7.1384の今週高値を記録。その後は緩やかに人民元買いが進行し再び7.12レベルまで値を切り下げたものの、週末にかけては米政府閉鎖解除への期待から7.1252まで買い戻されて週末を迎えた。

今週の注目イベント

10日

中国10月CPI、PPI(9日)

08:50 日本10月外貨準備高

12:40 中川審議委員講演(岡山クラブ)

14:00 日本9月景気先行指数

14:00 日本9月景気一致指数

11日

ポーランド、米国、カナダ祝日

08:50 日本9月国際収支

09:01 英国10月BRC小売売上高調査

14:00 日本10月景気ウオッチャー調査

16:00 英国10月失業保険申請件数

16:00 英国10月失業率

16:00 英国9月失業率(ILO方式)

19:00 ドイツ11月ZEW景況感調査

19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感調査

12日

08:50 日本10月マネーストックM2

16:00 ドイツ10月卸売物価指数

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

13日

08:50 日本10月国内企業物価指数

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

09:01 英国10月RICS住宅価格指数

16:00 英国7-9月期GDP

16:00 英国9月月次GDP

16:00 英国9月鉱工業生産

16:00 英国9月製造業生産指数

16:00 英国9月商品貿易収支

16:00 英国9月貿易収支

19:00 ユーロ圏9月鉱工業生産

22:30 米国10月CPI

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

28:00 米国10月月次財政収支

14日

11:00 中国10月小売売上高

11:00 中国10月鉱工業生産

13:30 日本9月第三次産業活動指数

17:30 香港7-9月期GDP(確定値)

19:00 ユーロ圏7-9月期GDP(改定値)

19:00 ユーロ圏9月貿易収支

22:30 米国10月小売売上高

22:30 米国10月PPI

24:00 米国9月企業在庫

25:00 ロシア7-9月期実質GDP

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