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11月25日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

米国9月雇用統計はやや弱い数値となったものの、ドルの買い戻しの動きは継続している。年初から続いていたドル安の流れが一服している点は為替相場の1つの大きなポイントだろう。引き続き指標を確認していく時間帯となるが、よほど大きな指標のブレがなければ、ドルの買い戻しが続きやすい地合いと見ている。

米国の主要株価指数については、米中貿易協議、政府閉鎖を無難に通過したことから過度なボラティリティの上昇はイメージしづらい。基本的には年末に向けて上昇基調へと戻す展開をイメージしている

その他、米国のサブプライムローンについてはしっかりモニターしておきたい。

USD/JPY

想定レンジ:155.00~159.00

ファンダメンタルズを考慮すれば、円安地合いは継続しやすいだろう。

リスク要因は株価の下押し、米指標の悪化など。

円安が大きく進む場面では為替介入の実施を警戒したい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1350~1.1630

引き続きドル次第の展開を想定する。米国の経済指標に注目したい。

ロシアによるウクライナ侵攻が続いていることから積極的には買われないだろう。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.00~7.15

ドルの買い戻し優勢と見るが、人民元も強く、小幅な人民元高を想定。

米中首脳会談を乗り越え、米国もさることながら、中国の存在感が際立ってきている。

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。

先週の世界の通貨強弱

ドル買い優勢(132/198ヵ国)

クロス円は上昇している通貨ペアが多い

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り米ドル>人民元(オンショア)>英ポンド>ユーロ>日本円
  • 指標が大きく崩れなかったこともあり、ドルの買い戻しが優勢
  • 米国の主要株価指数に調整が入る中でも、日本円の買い戻しは限定的だった。

先週の為替相場サマリー

ドル高、円安が進行

USD/JPY

ドル円は上昇。1ドル=154.59円からスタートすると、週初に154.42円まで下落した後は、先週の流れを引き継ぎ円安が加速、EUR/JPYが1ユーロ180円台へと乗せるなかで、ドル円は155円台へと値を切り上げた。その後もじり高の展開が続くと、水曜日には植田日銀総裁と片山財務相、城内経済財政担当相による3者会談が行われ市場の注目を集めたが、為替に関する議論はなかったと報じられたことで円安が一段と加速し156.00円を突破、勢いは止まらず木曜日の早朝には157円台へと値を切り上げた。注目を集めた米国9月雇用統計は非農業部門雇用者数変化が+11.9万人と強めの数値であったことから初動で上昇し157.90円を記録したものの、8月分に下方修正が加わったことや、失業率が4.4%に上昇していたことが意識され次第に売りが優勢となった。上昇のペースが急であったことも意識されたか、金曜日は売りが優勢となり157.00円を割り込むと、一時156.20円まで下落。156.39円まで小幅に反発して週末を迎えている。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1618ドルからスタートすると、週初に1.1625を記録したあとはFRBメンバーの12月追加利下げに慎重な姿勢が示されるなかでドルの買い戻しが優勢となり1.1600を明確に割り込んだ。水曜日には日本の三者会談を経て円安、ドル高が進む中で、想定的にユーロは売られ1.1550を割り込む展開。木曜日に発表された米国9月雇用統計が弱かったことで1.1550を回復する場面もみられたが、このレベルがレジスタンスとなり週末にかけて反落、1.1491を記録したのち、1.1514で週末を迎えている。

USD/CNH

概ね横ばいの推移。1ドル=7.0999からスタートすると、週初はFRBメンバーの12月追加利下げに慎重な姿勢が示されるなかでドル買いが強まり7.11台まで反発。水曜日には日本の三者会談を経て円安、ドル高が進む中で、7.1206まで上昇した。ただ7.1200レベルがレジスタンスとして機能し、米国9月雇用統計を経てドル売りが優勢になると、週末にかけては強い勢いで下落し7.1055と、週初とあまり変わらない水準まで押し下げられてクローズ。

今週の注目イベント

24日

日本祝日

14:00 シンガポール10月CPI

18:00 ドイツ11月IFO企業景況感指数

23:45 ラガルドECB総裁、発言

25日

16:00 ドイツ7-9月期GDP(改定値)

16:45 フランス11月消費者信頼感指数

22:30 米国9月PPI

22:30 米国9月小売売上高

23:00 米国9月住宅価格指数

23:00 米国7-9月期住宅価格指数

23:00 米国9月ケース・シラー米住宅価格指数

24:00 米国11月リッチモンド連銀製造業指数

24:00 米国11月消費者信頼感指数

24:00 米国10月住宅販売保留指数

26日

日本、党首討論

08:50 日本10月企業向けサービス価格指数

10:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数

22:30 米国9月耐久財受注

23:45 米国11月シカゴ購買部協会景気指数

28:00 米国米地区連銀経済報告

27日

米国祝日(Thanksgiving)

韓国中銀、金融政策決定会合

16:00 ドイツ12月GFK消費者信頼感調査

19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感(確定値)

19:00 ユーロ圏11月経済信頼感

21:30 ECB理事会議事要旨

22:30 カナダ7-9月期四半期経常収支

28日

08:30 日本10月失業率

08:30 日本10月有効求人倍率

08:30 11月東京都区部CPI

08:50 日本10月鉱工業生産

08:50 日本10月小売業販売額

08:50 日本10月百貨店・スーパー販売額

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

14:00 日本10月新設住宅着工戸数

16:00 ドイツ10月小売売上高

16:00 ドイツ10月輸入物価指数

16:45 フランス10月消費支出

16:45 フランス11月CPI

16:45 フランス10月PPI

17:00 スイス7-9月期GDP

17:55 ドイツ11月失業者数

17:55 ドイツ11月失業率

19:30 インド7-9月期GDP

22:00 ドイツ11月CPI

22:30 カナダ7-9月期GDP

22:30 カナダ9月月次GDP

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