2026年3月3日 午前09:15
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2日はドル円が上昇。

ドル円はイラン情勢の緊迫化を受けてリスクオフの円買いが先行し当日の安値である155.78円で東京早朝を迎えた。しかし資源価格の上昇を嫌気して次第に円安、時間外での日本株安の動きが強まると東京証券取引所の寄り付きに合わせて一時156.80円台まで上昇。その後は、軟調に推移したものの、東京午後に入ると再び円売りが優勢となり、ロンドン時間にかけて157円台を記録した。
ロンドン時間はドル買いが優勢で157.00円を明確に突破。その後、スイス国立銀行は、米イスラエルによるイラン攻撃による中東情勢緊迫でスイスフランが対ユーロで10年超ぶり高値に上昇したことを受け、為替介入姿勢を強めると表明した。これを受けて、ユーロが対スイスフランで急反発。これに伴いユーロドルも反発する局面が見られた。ドル円相場はスイスフランの荒い値動きを横目に157.00円を挟んでの推移が続いていたが、次第にドル高が強まり157円台ミドルへと値を切り上げた。
NY時間はドル高水準を維持し、24時に発表された米国2月ISM製造業景況指数は52.4、前月比▲0.2と事前予想を上振れ。発表後、当日の高値である157.75円を記録。その後はドル売りが優勢となり、157.36円で東京早朝を迎えている。
高市首相は衆院予算委員会で日本の石油備蓄は「現在254日分がある」と明らかにした。
木原官房長官は、現状では日本の石油需給に直ちに影響が生じるとの報告は受けていないと述べた。
また、氷見野日銀副総裁は、中東情勢の緊迫化を受けても日銀の金融政策運営の方針に変化があるとは限らないとの見解を示した。
米国とイスラエルによるイラン攻撃を受け、ホルムズ海峡では船舶の運航が停止され事実上の閉鎖状態となっている。イスラエルは、イランに対する新たな攻撃を開始するとともに、親イラン武装組織ヒズボラが拠点とするレバノンへも攻撃を実施した。一方、イランはイスラエルに対し「大いなる火の門を開いた」と述べ、新たにミサイル攻撃を行ったと発表した。
トランプ大統領は「4-5週間を想定しているが、それよりはるかに長く継続できる能力がある。時間がどれだけかかっても構わない。必要なことは何でもやる」と述べた。
インド祝日
08:30 日本1月失業率
08:30 日本1月有効求人倍率
08:50 日本10-12月期四半期法人企業統計調査
08:50 日本2月マネタリーベース
16:00 トルコ2月CPI
19:00 ユーロ圏2月HICP
21:00 ブラジル10-12月期GDP

上昇が続く場合には157円台を維持し、157.65円のレジスタンスを明確に突破できるかが重要。ただ、既に1月にレートチェックが見られた水準に近く、上昇局面では併せて通貨当局者の発言にもアンテナを立てておきたいところだ。
下落へと転じる場合にはまずは156円台へと値を切り下げることが重要。エネルギー価格の上昇もあり、あまり下押しするイメージは湧かないが、株が大崩れすることがあれば円高に振れる展開もあり得るだろう。
レジスタンス: 157.65円、160.00円
サポート: 152.00円、150.00円