2026年6月23日 午前09:03
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22日はドル円が乱高下。

ドル円は161.31円で東京早朝を迎えると、一貫して円売りが優勢。上昇基調が続き、ロンドン時間にかけて161.71円まで上昇した。当日はスイスで米国とイランの恒久的な戦争終結に向けた協議が行われていた。イランのアラグチ外相がSNSに「一連の協議がレバノンでの戦闘終結に向け大きな進展をもたらした」と投稿したことをうけて株高、円安が進んだ。
ロンドン時間に入ると、英国のスターマー首相が、辞任する意向を表明した。英ポンドは米ドルに対しては噂で売られ、事実で買われる展開となった。ただしEUR/GBPは下落しており、対ユーロで英ポンドは上昇している。ドル円は161.70円台で落ち着いた推移が続いた。
NY時間は、ドル円相場が乱高下した。一時当日の高値となる161.93円まで上昇し2024年7月に記録した161.95円に迫ったが、そこから当日の安値となる161.08円まで急落した。片山財務相がベッセント財務長官とオンラインで会談を行ったことが伝わった。ドル円相場について協議した可能性がある。NYクローズにかけては買い戻しが優勢で、161.40円で東京早朝を迎えている。
夏季ダボス会議(大連、25日まで)
14:00 シンガポール5月CPI
15:45 フランス6月企業景況感指数
16:15 フランス6月PMI
16:30 ドイツ6月PMI
17:00 ユーロ圏6月PMI
17:30 香港5月CPI
17:30 英国6月PMI
22:45 米国6月PMI
23:00 米国6月リッチモンド連銀製造業指数
① イラン情勢。2月28日から米国とイスラエルによる軍事作戦が実行され、イランの最高指導者ハメネイ師の死亡が確認された。これを受け、中東情勢は未曾有の緊張状態に突入した。直近では恒久的な戦争終結に向けた協議がスイスで行われ仲介国による共同声明が発表された。金融マーケットの視点ではホルムズ海峡における船舶の渡航状況が極めて重要となる。状況を適宜確認しておきたい。
② 経済指標。22:45に米国6月PMIが発表予定。

ドル円の上昇が続いており2024年7月の高値付近、162.00円が意識されている。マーケットは上を試すと考えるのが自然だろう。ただ昨日は同レベルに達した時点で、為替介入が疑われる値動きが発生し急落する場面も見られた。同レベルに近づくと思惑による売買が多く発生しやすい状況だろう。
ベッセント財務長官、片山財務相、三村財務官など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるか確認しておきたい。
レジスタンス: 162.00円
サポート: 155.50円、152.50円