Glossary
金融・経済用語一覧
複雑になりがちな金融・経済、FXに関する用語を初心者にもわかりやすく解説します。
理解を深めてトレードにお役立てください。
GMTとは、「グリニッジ標準時」を略した用語です。
イギリス・ロンドン近郊にあるグリニッジ天文台を基準とした時間で、金融市場や取引ツールでは現在も「GMT」という表現が一般的に利用されています。
海運との関わりから、1884年にイギリス・ロンドンのグリニッジ村が地球上すべての時刻の基準点として選ばれたことが由来となっています。
現在では「協定世界時(UTC)」が正式な国際基準として用いられていますが、並んでGMTは世界的な標準時とみなされています。地球は経度を基準に24の時間帯に分けられており、GMTから各地の現地時間へ簡単に換算できるようになっています。
金融取引においてGMTを理解することはとても重要です。外国為替市場(FX)や株式市場、商品市場などは世界のどこかで常にオープンしており、地域を変えながらほぼ24時間稼働しています。そのため、各国の取引時間を把握するできるよう共通の基準が必要となり、その役割を果たすのがGMTです。
GMTの意味は、ロンドンのグリニッジ天文台で記録される標準時刻を指します。GMTはイギリス国内で年2回行われるサマータイム(夏時間)の影響を受けません。太陽が本初子午線の真上に到達した瞬間が、グリニッジでは正午(12:00)となります。
GMTは金融市場の取引時間を確認する際に便利な基準です。世界各国の市場が現地時間で何時に開くのかを把握することは重要です。例えば、外国為替市場(FX)のような24時間市場では、ヨーロッパにいるトレーダーにとって、シドニー、東京、ロンドン、ニューヨークといった各取引セッションの開始時間を知っておくことは大きな利点となります。世界でも取引量の多い欧州市場と米国市場が重なる時間帯である午後9時から翌朝午前2時頃(日本時間)は、取引が最も活発になり、トレンドが発生しやすい時間帯と言われています。
また、ある経済指標が「発表時刻:15:00 GMT」とされていた場合、日本時間では深夜0時(翌日)に発表されることになります。GMTを基準に換算できれば、重要なイベントを見逃さずに済みます。
まとめると、GMTは世界共通の時間基準であり、特に異なるタイムゾーンをまたいで取引を行うFXや株式投資に不可欠な概念です。