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5月26日版 為替 Weekly Report

目次

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先週の為替相場サマリー

ドル安、人民元安

USD/JPY

ドル円は下落。ムーディーズによる米国の信用格付けの引き下げを受けて週末の終値からギャップダウンした1ドル=145.28円からスタートすると、火曜日に中国の大手国営銀行が一部の預金金利を引き下げることが報じられ人民元安、円安が強まり今週の高値である145.51円を記録。ただその後は日本の長期金利が急上昇したことをうけて円買いが優勢となり、ドル円は144円台へと値を切り下げた。水曜日には米国財政に対する懸念が強まり20年債の入札が不調、超長期金利が上昇するなかでリスクオフムードが広がり143円前半まで下落。その後もドル売りが続くなかで、金曜日にトランプ大統領がEUへの50%の関税をちらつかせリスクオフムードが高まり、142.42円の今週安値を記録。週末まで上値は重く142.57円でクローズ。

EUR/USD

ユーロは上昇。週初は小幅にギャップアップした1ユーロ=1.1180からスタートすると、先週からの勢いを引継ぎ買いが強まると1.13手前まで上昇した。その後は落ち着いた動きが続いたが、水曜日の米国20年債入札が不調だったことをうけて上抜け、1.13台前半に切り上げるかたちとなった。金曜日にはトランプ大統領が、EUへの50%の関税をちらつかせたことで乱高下する場面も見られたが、ドル売りが強い相場のなかで、ユーロは受け皿として上昇を続け1.1375の今週高値を記録したのち、1.1364でクローズ。

USD/CNH

ドル売り優勢。1ドル=7.2106からスタートすると、週初は人民元売りが優勢、火曜日に中国の大手国営銀行が一部の預金金利を引き下げることが報じられるとともに、最優遇貸出レート(LPR)が1Yと5Yでそれぞれ0.1%ずつ金利引き下げが決定するなか、7.2263の今週高値(人民元の安値)を記録。ただその後は米国財政に対する懸念が市場のテーマとなるなかでドル売りが続き、金曜日に週初の水準を明確に割り込むと、下落に勢いがつき7.1713まで値を切り下げたのち、7.1730で週末を迎えている。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(143/198ヵ国)

クロス円は全体的に弱い

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り 日本円>英ポンド>ユーロ>人民元>米ドル
  • ドル売りに加えて、新興国通貨も弱かった。
  • 欧州通貨は底堅さを保っている。

今週の為替相場の注目点

全体

週初は日本製鉄によるUSスチール買収の件で特にドル円は上昇しやすいだろう。ただ上昇したところは売り場になるのではないかと見ている。ドルを積極的に買う材料が見当たらない。

相場のテーマは米国の財政から通商政策へと移っていくはずだ。不透明感が残るなかでドルは売られやすいだろう。

USD/JPY

想定レンジ:140.00~145.00

週初は日本製鉄によるUSスチール買収の報道で上昇しやすいだろう。

今週は米国の財政赤字拡大のテーマが徐々に薄れ、米国の通商交渉政策に注目が移ると考えている。特に日米の通商交渉は波乱要因であり、要注目だ。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1150~1.1550

週初はドル買い優勢のイメージだが、その後は徐々にユーロ買いが優勢になるとみる。

ロシアによるウクライナ侵攻の停戦交渉に進展があれば、ユーロ高に効いてくる。

米欧(ユーロ圏)の通商交渉は波乱要因。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 7.10~7.25

基本的には拮抗しやすいと見ているが、人民元買い優勢の相場をイメージ。

チャートが下抜けてきている点も考慮した。

今週の注目イベント

26日

英国、米国祝日

東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議(クアラルンプール、27日まで)

27日

08:50 日本4月企業向けサービス価格指数

15:00 ドイツ6月GFK消費者信頼感調査

15:45 フランス5月CPI

18:00 ユーロ圏5月消費者信頼感(確定値)

18:00 ユーロ圏5月経済信頼感

21:30 米国4月耐久財受注

22:00 米国3月住宅価格指数

22:00 米国1-3月期住宅価格指数

22:00 米国3月ケース・シラー米住宅価格指数

23:00 米国5月消費者信頼感指数

28日

石油輸出国機構(OPEC)プラス閣僚級会合

10:30 オーストラリア4月CPI

11:00 ニュージーランド中銀(RBNZ)、金融政策決定会合

15:45 フランス4月消費支出

15:45 フランス1-3月期GDP(改定値)

15:45 フランス5月PPI

16:55 ドイツ5月失業者数

16:55 ドイツ5月失業率

20:00 米国MBA住宅ローン申請指数

23:00 米国5月リッチモンド連銀製造業指数

27:00 米国FOMC議事要旨

29日

スウェーデン、ノルウェー、スイス祝日

韓国中銀、金融政策決定会合

南ア中銀、金融政策決定会合

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

14:00 日本5月消費者態度指数

21:30 カナダ1-3月期四半期経常収支

21:30 米国1-3月期GDP(改定値)

21:30 米国1-3月期GDP個人消費(改定値)

21:30 米国1-3月期コアPCE(改定値)

21:30 米国前週分新規失業保険申請件数

23:00 米国4月住宅販売保留指数

30日

アジア安全保障会議(シンガポール、6月1日まで)

08:30 日本4月失業率

08:30 日本4月有効求人倍率

08:30 日本5月東京都区部CPI

08:50 日本4月鉱工業生産

08:50 日本4月小売業販売額

08:50 日本4月百貨店・スーパー販売額

14:00 日本4月新設住宅着工戸数

16:00 トルコ1-3月期GDP

19:00 日本外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)

19:30 インド1-3月期GDP

21:00 ブラジル1-3月期GDP

21:00 ドイツ5月CPI

21:30 カナダ1-3月期GDP

21:30 カナダ3月月次GDP

21:30 米国4月卸売在庫

21:30 米国4月個人所得

21:30 米国4月個人消費支出(PCEデフレーター)

22:45 米国5月シカゴ購買部協会景気指数

23:00 米国5月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)

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