2025年7月4日 午前09:23
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3日はドル円が続伸。

ドル円は143.67円で東京早朝を迎えると弱い6月ADP雇用統計の結果をうけて前日のNY時間から緩やかな下落が続いており、9時台に当日の安値である143.45円を記録。
10:30に高田日銀審議委員が三重県金融経済懇談会で「堅調な設備投資や賃上げ、価格転嫁の継続などの持続性が確認されていけば、もう一段のギアシフトが必要」「足もとは利上げの一旦休止局面であって一定期間の様子見の後、再びギアシフトを続けていく」と発言した。発言に対する警戒感もあったか、イベントを通過するとドル円は緩やかに切り返し、ロンドン時間にかけては143.90円付近での推移が続いた。
ロンドン時間は特段イベントがなく、NY時間に米国6月雇用統計を控えていたこともあり143.80円を中心とした小幅な値動きにとどまった。
NY時間は21:30に米国6月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数が14.7万人、失業率は4.1%と事前予想よりはるかに強い結果。これを受け、全面リスクオンとなり米国株価指数、米長期金利が上昇。ドル円は勢いよく買われ、1円超の上昇幅で当日の高値である145.24円を記録した。なお同時刻に米国前週分新規失業保険申請件数が発表され23.3万件の事前予想より強い結果だったことも追い風となった。
その後利益確定の売りで一時下落したものの、23:00に米国6月ISM非製造業景況指数が発表され、50.8と事前予想を上回ったことで再度上昇へと転じ145.20円を超える水準まで回復。NY市場が独立記念日前で3時間短縮となる中、取引終了後にドル円はやや軟化し東京早朝を144.93円で迎えている。
同日、米下院は3兆4000億ドル(約493兆円)規模の大型減税・歳出法案を可決した。設定していた7月4日の期限に間に合わせた形となる。
米国祝日(独立記念日)
08:30 日本5月全世帯家計調査
15:00 ドイツ5月製造業新規受注
15:45 フランス5月鉱工業生産
17:30 英国6月建設業PMI
18:00 ユーロ圏5月PPI

米国6月雇用統計の強い結果を受けドル円は急上昇した。
上昇する場合にはまずは145円台を維持できるか、次いで上値抵抗として意識されている146円丁度を超えられるか注目したい。
下落する場合には144円丁度を割り込むか、もしくは何度も跳ね返されている142円台後半を明確に割り込むかを意識しておきたい。
レジスタンス:146.00円、148.00円、151.00円、152.35円
サポート:142.00円、140.00円