2025年10月17日 午前09:16
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16日は米国の主要株価指数が軟調に推移、ドル円は続落。

ドル円は151.06円で東京早朝を迎えると、加藤財務相が「急激な円安の動きが見られる」「為替は安定している方が経済や国民生活にとってプラスになる」と発言し、軟調に推移。さらに東京株式市場オープンとともに一段と下落、150.60円を割り込んだ。その後10:30に田村日銀審議委員による挨拶要旨が発表され「物価安定の目標の実現時期が前倒しとなる可能性は高まっている」「将来の急激な利上げショックを避けるためにも、金融緩和度合いを調整して中立金利にもう少し近付けるべく、利上げを判断するべき局面にきている」との発言が見られた。しかしこの発言によるドル円相場への影響は限定的だった。
その後、自民党と日本維新の会による政策協議の初会合が開かれ、維新の藤田共同代表が「国家観は高市氏と私は相当近いものがあると感じる。信頼関係が一段上に進んだ」と発言したことなどから、新たな連立政権の構築が期待され、東京午後は円安が進行、ドル円は151.20円を突破。
ロンドン時間は、序盤に当日の高値である151.40円を記録した後、円買いが優勢となり151.00円付近まで下落。
NY時間は21:30に米国10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表され、▲12.8と事前予想を下回る結果となった。指標発表後はしばしもみ合いが続いたが、NY株式市場オープンと共に、あらためてFRBの利下げおよび米中貿易摩擦が意識され米長期金利が低下、ドル円は下げ幅を一段と拡大し、深夜1時台には150.40円を割り込んだ。その後同水準での推移が続き、その中で当日の安値である150.21円を記録した後、150.43円で東京早朝を迎えている。
同日、米ワシントンを訪問中の植田日銀総裁が10月末の金融政策決定会合に向けて、さらに情報収集に当たる考えを示したとブルームバーグによって報じられた。
さらに同日、トランプ大統領は自身のSNSで「プーチン大統領と電話会談を実施した」「プーチン大統領とハンガリーで会う」と投稿した。
またウォラーFRB理事は「間違いを犯したくはない。だからこそ、慎重に0.25%ずつ利下げし、様子を見てから次の判断をするのが賢明だ」と述べた。またマイラン理事は、より大幅な利下げを引き続き主張した。ブルームバーグが報じた。
8:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
15:35 内田日銀副総裁の発言
21:30 米国9月住宅着工件数
21:30 米国9月建設許可件数
21:30 米国9月輸入物価指数
21:30 米国9月輸出物価指数
22:15 米国9月鉱工業生産
22:15 米国9月設備稼働率
29:00 米国8月対米証券投資

ドル円は下落基調で推移している。
下落が続く場合には150.00円丁度を明確に割り込むかが焦点。ここを下回った場合、もう一段の下押しに警戒したい。
上昇へと転じる場合、まずは151円台を回復できるかに注目。
レジスタンス: 154.80円
サポート: 150.00円