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12月1日版 為替 Weekly Report

目次

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今週の為替相場の注目点

全体

今週は日銀、FRBの12月の金融政策を探る時間帯となる。日米中銀総裁のスピーチ、米国の経済指標に注目したい。したがって要人発言や指標に振らされる1週間をイメージしておくとよいだろう。

ただし米中貿易協議、政府閉鎖を無難に通過したため過度なボラティリティの上昇はイメージしづらい。基本的には年初から続いていたドル安の流れが一服し、年末に向けてドル上昇基調へと戻す展開をイメージしている。

USD/JPY

想定レンジ:155.00~159.00

相場の注目点は全体に記載の通り。

その上でファンダメンタルズを考慮すれば円安地合いは継続しやすいだろう。

リスク要因は米指標の悪化だが、ソフトランディングを基本線で見ている。

円安が大きく進む場面では為替介入の実施を警戒したい。

EUR/USD

想定レンジ:EUR/USD 1.1450~1.1700

引き続きドル次第の展開をイメージしやすい。

その上でロシアによるウクライナ侵攻の停戦期待が少しずつ高まっている点はユーロにとってポジティブな材料だろう。

USD/CNH

想定レンジ:USD/CNH 6.98~7.12

ドル安、人民元高のトレンドが出ており、まずはトレンドフォローが無難だろう。

どちらかと言えばドルの買い戻し優勢と見るが、人民元も強く、現在のトレンドは続きやすいだろう。

米中首脳会談を乗り越えたことも、中国経済にとっては大きなプラス材料となる。

先週の世界の通貨強弱

ドル売り優勢(138/198ヵ国)

クロス円は上昇している通貨ペアが多い

※通貨騰落率を可視化し、現在の「相場のテーマ」の推測に役立てています

  • 先週の主要通貨における強弱は右記の通り英ポンド>ユーロ>人民元(オンショア)>日本円>米ドル
  • 発表された個人消費、インフレ関連指標の鈍化をうけて、ドル売りが優勢となった。
  • リスク選好地合いのなかで円売りが優勢。

先週の為替相場サマリー

ドル安、円安が進行

USD/JPY

ドル円は小幅に下落。1ドル=156.39円からスタートすると、先週までの流れを引き継ぎ157.19円まで上昇。ただ追加材料がない中で上値が抑えられ、徐々に反落。火曜日NY時間に発表された米国9月PPI(コア指数)、小売売上高はそれぞれ前月からの伸びが鈍化しており米長期金利が低下、ドル売りが進み156.00円を割り込んだ。水曜日にはロイターより日銀が12月利上げを検討していると報じられ今週安値となる155.65円を記録。ただ下値も限定的で、再び156.70円台まで買い戻された。木曜日以降は再び156.00円を割り込む時間帯も見られたが、総じて156円台前半での推移が続き、156.18円で週末を迎えた。

EUR/USD

ユーロは上昇。1ユーロ=1.1519ドルからスタートすると、火曜日のNY時間に発表された米国9月PPI(コア指数)、小売売上高の伸び鈍化が確認されドル売り、ユーロ買いが進行し1.1580を突破。水曜日には発表された米新規失業保険申請件数が事前予想より良かったことで1.1550を割り込んだが、その後もFRBの12月追加利下げが意識されるなかでドル売りが強まり1.1600を突破すると1.1614を記録。週末にかけては上下動を繰り返しながら1.1601でクローズ。

USD/CNH

ドル売り、人民元買いが優勢。1ドル=7.1075からスタートすると、週初に7.1110を記録したあとは同レベルで上値が抑えられて推移。火曜日NY時間の米国9月PPI(コア指数)、小売売上高の伸び鈍化が確認されるとドル売りが強まり7.0900を割り込んだ。その後もドル売り人民元買いの流れは続き、木曜日の北京仲値にかけて7.0657の今週安値を記録。その後は7.0800がレジスタンスとして機能し7.0713で週末を迎えた。

今週の注目イベント

1日

11月中国製造業PMI(30日)

08:50 日本7-9月期法人企業統計調査

10:05 植田日銀総裁、発言(金融経済懇談会)

10:45 中国11月製造業PMI

16:00 トルコ7-9月期GDP

18:30 英国10月消費者信用残高

18:30 英国10月マネーサプライM4

24:00 米国11月ISM製造業景況指数
 

2日

08:50 日本11月マネタリーベース

10:00 パウエルFRB議長、発言

14:00 日本11月消費者態度指数

16:00 英国11月ネーションワイド住宅価格

18:30 南ア7-9月期GDP

19:00 ユーロ圏10月失業率

19:00 ユーロ圏11月HICP
 

3日

ポーランド中銀、金融政策決定会合

09:30 オーストラリア7-9月期GDP

10:45 中国11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

19:00 ユーロ圏10月PPI

21:00 米国MBA住宅ローン申請指数

22:15 米国11月ADP雇用統計

22:30 米国9月輸入物価指数

22:30 米国9月輸出物価指数

23:15 米国9月鉱工業生産

23:15 米国9月設備稼働率

24:00 米国11月ISM非製造業景況指数
 

4日

08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況

18:30 英国11月建設業PMI

19:00 ユーロ圏10月小売売上高

21:00 ブラジル7-9月期GDP

21:30 米国11月チャレンジャー人員削減数

22:30 米国前週分新規失業保険申請件数
 

5日

08:30 日本10月全世帯家計調査

13:30 インド中銀、金融政策決定会合

14:00 日本10月景気先行指数

14:00 日本10月景気一致指数

16:00 ドイツ10月製造業新規受注

16:45 フランス10月貿易収支

16:45 フランス10月経常収支

16:45 フランス10月鉱工業生産

19:00 ユーロ圏7-9月期GDP(確定値)

22:30 カナダ11月新規雇用者数

24:00 米国12月ミシガン大学消費者態度指数

24:00 米国9月個人所得

24:00 米国9月個人消費支出(PCEデフレーター)

29:00 米国10月消費者信用残高

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