2025年12月9日 午前09:24
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8日の日経平均株価は上昇。前日比+90.07円、+0.18%となる50,581.94円で大引け。
08:30に発表された日本 10 月毎月勤労統計調査は実質賃金が前年同月比▲0.7%と10か月連続マイナスを記録、名目賃金が予想を上回る+2.6%となった。また08:50に発表された日本 7-9 月期GDPは前期比▲0.6%と改定前の水準より0.2%悪化した。
日経平均株価は前週末の米国株高を手掛かりに時間外で上昇、前日の終値より151円安い50,643円で寄り付き。寄り付き直後に当日の高値である50,678円を記録した後、経済指標の内容を嫌気したか強い売りが入り、当日の安値である50,225円を記録。しかしこのレベルでは買い戻しが優勢で50,490円までじわりと買い戻されて前場クローズ。
後場は50,464円で寄り付くと、午後13時頃にかけて売りが優勢となり、一時50,381円まで下落。ただこのレベルでは買い戻しが優勢で、その後は緩やかな上昇が続き50,582円で大引けとなった。
セクター別では電気機器(含む半導体)、非鉄金属製品、商社、不動産が上昇、一方で通信、小売業が下落。個別の大型株では、データセンター向けの光ファイバー需要の強さからフジクラが+6.99%、三菱地所が+5.47%、三菱電機が+3.42%と大幅に上昇した。一方でイオンが▲6.86%、ソフトバンクグループが▲3.27%と大きく下落。
中国の株価指数は上海総合が+0.54%、CSI300が+0.81%、香港ハンセン指数が▲1.23%とまちまちに推移。
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に50,365円で取引されており、本日の東京株式市場は前日の終値から小幅に下窓をあけて寄り付きそうな状況となっている。
8日の米国株式市場は軟調に推移。

SP500は前日の終値より5ドル高い6,875ドルで寄り付き。寄り付き直後に当日の高値である6,878ドルを記録。その後、NY午後にかけて次第に売りが優勢となり6,841ドルまで下落。
NY午後は6,840ドルを挟んでのもみ合いが続き、午前4時ごろに当日の安値である6,827ドルを記録した後、6,848ドルまで買い戻されてクローズとなった。当日はハセット国家経済会議委員長が経済指標に沿って柔軟に金融政策を判断する重要性を強調したこともあり米長期金利が上昇、株価の上値を抑える展開となった。なお同氏は「金利は引き続き下げていくべきだが、慎重に、データを注視しながら進める必要がある。これに関してはパウエル氏も私と同じ考えだと思う」と意見を示した。
セクター別では通信サービスが▲1.77%、素材が▲1.66%、一般消費財が▲1.53%と軟調に推移。一方でITが+0.93%と堅調に推移。個別の大型株ではネットフリックスが▲3.41%、テスラが▲3.39%、グーグルが▲2.35%、イーライリリーが▲1.26%と下落した。一方でブロードコムが+2.78%、エヌビディアが+1.73%と上昇。
パラマウント・スカイダンスは、同業ワーナー・ブラザース・ディスカバリーに対し、1株当たり現金30ドルの買収案を新たに提示したことを公表した。パラマウントによる新たな買収案は、Netflixが提示した現金と株式を合わせた1株27.75ドルを上回るとされる。日本経済新聞社が報じた。