2026年3月12日 午前09:24
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11日はドル円が上昇。

ドル円は158.06円で東京早朝を迎えると、日経平均株価が寄り付きから上昇したことで円売りが強まり158.30円台まで上昇。ただその後は「国際エネルギー機関が記録的な原油備蓄の放出を提案」とのヘッドラインにドル売りが優勢となり、15時30分頃に当日の安値である157.87円を記録。
ロンドン時間は原油WTIがじわりと反発する中でドル買いが優勢。ユーロやポンドが対ドルで売られるなか、ドル円は底堅く推移し158円を突破。NY時間にかけて158.50円台まで上昇。
21時30分に発表された米国2月CPIは、総合の前月比が+0.3%、前年同月比が+2.4%、コアの前月比が+0.2%、前年同月比が+2.5%とそれぞれ概ね事前予想通りの結果となった。発表後158.30円まで下落したがすぐに押し目買いが入った。
NY時間に入り、国際エネルギー機関は、過去最大規模となる石油備蓄4億バレルの緊急放出を承認した。ただアジア時間から少しずつ情報が伝わっていたこともあり反応は限定的。イラン情勢の激化が嫌気され原油WTI価格が一段と上昇するなか、為替はドル買いが優勢となり、ドル円はじり高の展開。NY午後もドル買いが優勢で、午前2時30分頃に当日の高値である158.98円を記録。その後は高値圏を維持し158.96円で東京早朝を迎えている。
なおトランプ大統領は、石油価格の抑制に向け米国の戦略石油備蓄を活用する考えを示唆した。また高市首相は、原油輸入が大幅に減少する見通しとなったことから、国際エネルギー機関の下で協調放出の決定を待たず、16日にも日本単独で備蓄を放出することを決定した。
イランは停戦の条件として、米国およびイスラエルが将来イランを攻撃しないことを米国が保証するよう求めている。
11日、米軍はイランの機雷敷設船28隻を破壊したと明らかにした。
06:45 ニュージーランド10-12月期製造業売上高(前期比)
08:50 日本1-3月期法人企業景気予測調査
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01 英国2月RICS住宅価格指数
18:00 南ア10-12月期経常収支
19:30 インド2月CPI
20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合
21:00 ブラジル2月IPCA
21:30 米国1月貿易収支
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
21:30 米国1月住宅着工件数
21:30 米国1月建設許可件数

ドル高、円安基調であり、大きな下落さえなければ自然と直近高値の159.50円、心理的節目の160.00円を窺う展開になりそうだ。ただし上昇局面では通貨当局者の発言にアンテナを立てておきたい。
反落する場合にはまずは158.00円を明確に下抜けるかが重要。155.50円を割り込むと下落の勢いが強まりそうだが、大分と距離はある。イラン情勢の鎮静化に対してドル円下落で反応しているので、トランプ大統領が述べた通り戦争終結が急速に近づく展開となれば下押す展開もあり得る。
レジスタンス: 159.50円
サポート: 152.50円、150.00円