2026年6月5日 午前09:24
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4日は原油WTI価格が低下、ドル円は小幅に下落。

ドル円は当日の高値となる160.09円で東京早朝を迎えると、為替介入への警戒感から円買いが優勢。米国務省がイスラエルとレバノンが停戦で合意したことが伝わると、ドル円は一時159.83円まで下落。東京午後に入ると、前日の植田日銀総裁の講演を通じて今月の金融政策決定会合における利上げが意識され円買いが強まり、当日の安値である159.60円を記録。その後、ロンドン時間にかけて小幅に値を戻した。
ロンドン時間もドル売り円買いが優勢。ユーロや英ポンドが対ドルで上昇するなか、ドル円は一時159.75円まで下落した。なお18:30に発表された5月チャレンジャー人員削減数は9.7万人と高水準。21:30に発表された米国前週分新規失業保険申請件数は、前週比1万3000件増加の22万5000件と市場予想よりも悪い結果だった。
NY時間はドル買いが優勢。160.00円を挟んだもみ合いが続き、160.02円で東京早朝を迎えている。なおサンフランシスコ連銀のデーリー総裁、リッチモンド連銀のバーキン総裁はともに現在の金融政策に対してニュートラルな姿勢を示した。
米国がイスラエルとレバノンの停戦合意を宣言したにもかかわらず、レバノンでは戦闘が続いている様子。レバノン軍は、イスラエル軍がレバノン南部のディビネから撤退するのに合わせ、同地区への展開を段階的に進めていると明らかにした。他方でイランは、米国との暫定和平合意に向けた協議に進展がないとの認識を示した。中東情勢を巡る不透明感は残ったものの、相場への影響は限定的だった。
08:30 日本4月毎月勤労統計調査
08:30 日本4月全世帯家計調査
08:50 日本5月外貨準備高
13:30 インド中銀、金融政策決定会合
14:00 日本4月景気先行指数
14:00 日本4月景気一致指数
15:45 フランス4月貿易収支
15:45 フランス4月経常収支
15:45 フランス4月鉱工業生産
16:00 トルコ5月CPI
18:00 ユーロ圏1-3月期GDP(確定値)
19:30 インド1-3月期GDP
21:30 カナダ5月新規雇用者数
21:30 米国5月雇用統計
27:00 ベイリーBOE総裁、発言
28:00 米国4月消費者信用残高

じわりとした上昇が継続しており、160.00円を突破、次いで162.00円が意識される。為替介入の可能性も意識しておきたい局面と言えるが、実施されなければしばし上を試しやすい状況のように思う。
下落する場合には何か大きな材料が必要だ。ベッセント財務長官、片山財務相、三村財務官など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるかが1つの焦点だろう。
レジスタンス: 162.00円
サポート: 155.50円、152.50円