2026年6月11日 午前09:22
タイトルが見つかりません
10日は原油WTIが上昇、ドル円は小幅に上昇。

ドル円は160.37円で東京早朝を迎えると、為替介入への警戒感が意識されるなか方向感に欠ける展開となり、160.40円を挟んで推移が続いた。10:00頃に米中央軍が、東部時間午後5時(日本時間10日午前6時)からイランに対する自衛の攻撃を開始したと発表すると瞬間的に当日の安値である160.24円まで下落。その後は、160.30円台で推移した。
ロンドン時間は、米中央軍によるイランへの自衛攻撃開始が伝わるなか、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇、ドル円はドル買いが優勢となり、NY時間にかけて一時160.53円まで上昇した。
21:30に発表された米国5月CPIは前月比+0.5%、前年同月比+4.2%となった。またコアCPIは前月比+0.2%、前年同月比+2.9%となった。コアCPIの前月比は若干市場予想を下回ったが、おおむね市場予想と一致する結果だった。発発表直後はドル売りが優勢となり一時160.32円まで下落したものの、その後はドル買いが優勢となった。
NY午後に入ると、トランプ大統領が、イランが暫定的な和平合意に向けた協議を遅らせていると非難し、同国を再び攻撃する考えを示した。なお、同氏は数時間前に自身のSNSでイランは素晴らしいものになったはずの合意の交渉に時間をかけ過ぎた。その代償を支払うことになるだろうと投稿していた。その後、当日の高値となる160.58円を記録し160.56円で東京早朝を迎えている。
台湾当局は、中国向けの人工知能(AI)半導体を巡り、より一層の厳しい輸出規制を導入することを検討している。関係者談としてブルームバーグが報じた。
半導体の受託生産大手、TSMCが発表した5月の売上高は前年同月比30%増加した。世界的な人工知能のインフラ整備競争を背景とする旺盛な需要が引き続き追い風となっていることを示した。
日銀は、植田日銀総裁が肝嚢胞感染症の治療で入院したと発表した。今月15、16の両日開く金融政策決定会合を欠席する。
08:01 英国5月RICS住宅価格指数
08:50 日本4-6月期法人企業景気予測調査
08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況
18:00 南ア1-3月経常収支
20:00 トルコ中銀、金融政策決定会合
21:15 ECB、金融政策決定会合
21:30 米国5月PPI
21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
21:45 ラガルドECB総裁、定例記者会見

上昇が続く場合は直近高値の160.70円レベル、そして162.00円が意識される。為替介入の可能性も意識しておきたい局面と言えるが、実施されなければ上を試しやすい状況のように思う。
下落する場合には何か大きな材料が必要だ。ベッセント財務長官、片山財務相、三村財務官など当局者から一段と強いトーンでの円安牽制が見られるかが1つの焦点だろう。
レジスタンス: 162.00円
サポート: 155.50円、152.50円