Glossary
金融・経済用語一覧
複雑になりがちな金融・経済、FXに関する用語を初心者にもわかりやすく解説します。
理解を深めてトレードにお役立てください。
レンジ相場とは、テクニカル分析において、上昇・下降いずれの方向に進む長期的なトレンドがなく、価格が一定の範囲内で推移している市場のことです。
相場の方向性が定まらない時や材料不足の時に発生することがあります。レンジ相場でも価格は変動しますが、特定の価格帯(レンジ)を明確に抜け出すことはありません。
レンジ相場の期間は、市場がそのレンジを上方または下方にブレイクアウトした時点で終了します。
トレンドの継続後にレンジ相場を経て反転が起こった場合、このレンジ相場はトランジションと呼ばれます。例えば、EUR/USD(ユーロ/米ドル)が上昇トレンドの後にレンジ相場へ移行し、その後売りが優勢になると、市場は強気(ブル)から弱気(ベア) へ転換したことになります。
トレード戦略におけるレンジ相場の活用法としては、ブレイクアウトの可能性を参考に取引判断を行う方法があります。その一例として、強気または弱気のフラッグパターンを用いて見極める手法があります。レンジ相場のブレイク時は利益拡大の可能性があります。
短期トレーダーにとっては、小幅ながらレンジ内での動きから取引機会を狙うこともできます。レンジ相場は一定の価格帯で上下動を繰り返すため、レジスタンスライン(抵抗線)やサポートライン(支持線)が機能しやすい点を利用し、逆張りで利益を狙う方法です。具体的には、例えば価格が上昇し、レンジの上限付近(レジスタンスライン)に近づいたら、「これ以上は上がりにくい」と予測して売りでエントリーするという形です。
レンジ相場は、市場の長期トレンドと短期的な価格変動を比較・分析することで特定されます。例えば、市場が長期的に上昇または下降していたにもかかわらず、横ばいの動きが続いている場合、レンジ相場の可能性が高いと考えられます。
レンジ相場でも一定の価格変動(ボラティリティ)があります(価格変動については、ボラティリティ取引ガイドをご覧ください)が、変動幅が狭く、上限(レジスタンス)と下限(サポート)の範囲内で推移していることが最大の特徴です。
外国為替証拠金取引は、少ない資金で大きな取引ができる一方で、為替の変動やレバレッジにより預けたお金以上の損失が出る可能性がある高リスクの取引です。
投資はリスクとリターンが表裏一体です。リスクを正しく理解し、自分に合った投資スタイルや管理方法を選ぶことが重要になります。