ドル円見通し:「ホルムズ封鎖」楽観論で原油下落、小枝日銀委員・ウォーシュ氏に注目
ドル/円は、マクロ環境に支えられているように見える中でも159を上回る水準を維持するのに苦戦している。足元では原油価格の急落や米国債利回りの低下を受け、短期的にはドル/円の下振れリスクが高まりつつある可能性がある。
日経225先物は先週7.4%下落し、3月以来の大幅な週間下落を記録した。COTデータによると、急落前の時点でも大口投機筋は買い越しを維持していた。
2026年10月21日 午後17:44
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日経225先物は先週7.4%下落した。一方、COT(建玉明細)データによると、急落前の時点でも大口投機筋は買い越しを維持していた。 (出所:CME)
世界的にテクノロジー株や半導体株が軟調となるなか、日経225先物は3月以来の大幅な週間下落を記録した。一方、COT(建玉明細)データによると、急落前の時点でも大口投機筋は買い越しを維持していた。
日経225先物は先週 、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で7.4%下落し、3月以来の大幅な週間下落を記録した。また、週間の値動きは4月以来の大きさとなった。
AI分野への大規模投資が期待どおりのリターンに繋がらないとの懸念が広がり、世界の株式市場では幅広い銘柄に売りが波及した。特にテクノロジー株と半導体株が下落し、韓国総合株価指数
(KOSPI)は10週間ぶり、ナスダック100は21週間ぶりの安値を付け、日経225先物も大幅安となった。
一方、最新の CFTC(米商品先物取引委員会)の COT(建玉明細)データによると、 CMEの日経225先物では先物トレーダーの買い越しが続いている。大口投機筋のネットポジションは2,708枚の買い越しとなった。(2026年10月19日時点)
週足チャートでは、日経225は上昇トレンドラインを上回って推移しており、足元では直近安値から持ち直す動きが見られた。
大幅な週間下落に先立ち、大口投機筋が2,708枚の買い越しとなっていたことを示している。

日経225と東京エレクトロンおよびアドバンテストとの20日間の相関係数は、それぞれ0.96、0.90であり、高い正の相関がみられる。
ナスダック100と日経225の20日間の相関係数も0.90であり、高い正の相関がみられる。
一方、米ドル円との20日間の相関係数は0.23まで低下した。ファーストリテイリングとの20日間の相関係数はマイナスに転じており、足元では日経225と異なる値動きがみられる。
以上の相関データからは、足元の日経225がテクノロジー関連銘柄と連動して推移していることが確認できる。ただし、相関関係は因果関係を示すものではなく、観測期間によって変化し得る。

チャート注釈:
東京エレクトロン、アドバンテスト、ナスダック100との高い相関を示す一方、米ドル円との相関は低下している。
日経225 CFDは金曜日の終値まで5営業日連続で下落した。これは9月2日以来最長の連続下落で、7月29日以降では2番目に長い下落局面となった。
また、2日RSI(相対力指数)は金曜日に0.7という極めて低い水準まで低下した。
価格は9月安値の62,713を上回っている。また、60,000付近には7月安値や2月高値など、過去の複数の価格水準が集中している。

チャート注釈
・5営業日連続の下落
・2日RSIは0.7まで低下
・60,000付近に複数の価格水準が集中
グローバル経済において、根本的な市場のテーマや相場の流れを構築する可能性のある主要なイベントや指標とは? 毎週更新される経済指標カレンダーで世界の主要イベントを確認できます。
半導体製造装置メーカーのディスコは、10月22日(木)16時に2026年度第2四半期決算を発表する予定である。10月6日に公表された個別売上高および出荷額の速報値は監査前の数値であり、正式な決算数値と異なる可能性がある。ディスコ「IRカレンダー」
9月の全国消費者物価指数(CPI)は、10月23日(金)8時30分に公表される予定である。前回の8月分では、総合指数は前年同月比2.0%上昇した。指数の系列によって上昇率が異なるため、「総合」「生鮮食品を除く総合」などの区分を明示する必要がある。(出所:総務省統計局「消費者物価指数」)
その後は、10月29~30日に開催される日銀金融政策決定会合に注目が移る。同会合では、「経済・物価情勢の展望」の基本的見解も公表される予定である。日本銀行「金融政策決定会合の運営」
※本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。将来の価格動向や投資成果を保証するものではありません。
ドル/円は、マクロ環境に支えられているように見える中でも159を上回る水準を維持するのに苦戦している。足元では原油価格の急落や米国債利回りの低下を受け、短期的にはドル/円の下振れリスクが高まりつつある可能性がある。
ドル/円は、介入リスクが高まり始める主要なレジスタンスゾーンに近づいている。次の動きが極めて重要となる可能性がある。
ここ数セッションにかけて、政府・日銀による為替介入を巡る警戒感は明らかに高まっていた。その背景には、十分な理由があったと言えるだろう。ドル/円は160円の節目を明確に上抜け、一時160.72円付近まで上昇したものの、その直後に急落する展開となった。