2025年6月11日 午前10:45
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10日の日経平均株価は続伸。前日比+122.94円、+0.32%となる38,211.51円で大引け。
外国為替市場でドル高、円安が続いていることをうけて日経平均株価は時間外で上昇、前日の終値より209円高い38,278円で寄り付き。前場はドル円相場が145円まで反発する中で、同指数は底堅く推移し38,469円まで値を切り上げてクローズ。
後場は38,464円で寄り付くと米中通商協議を睨んで38,450円付近での推移が続いた。ただ14:00過ぎに台湾積体電路製造(TSMC)の月次売上が公開され、前月比で▲8.3%になっていることが伝わると中国本土の主要株価指数が下落、日経平均株価も連れ安となり38,139円の当日安値を記録したのち、38,212円で大引け。
セクター別では通信、サービス、化学、電気機器(含む半導体)が上昇。一方で小売業、保険、非鉄金属が前日比でマイナス。個別の大型株ではNIDECが+4.26%、キーエンスが+2.68%、第一三共が+2.67%と上昇。一方で東京ガスが▲3.84%、T&Dホールディングスが▲2.78%、第一生命が▲2.73%と大きく下落している。
中国の株価指数は上海総合が▲0.44%、CSI300が▲0.51%、香港のハンセン指数が▲0.08%とそれぞれ下落。
なお日経平均株価CFDは今朝7:00頃に38,376円で取引されており、本日の東京株式市場は前日の終値から上窓を開けて寄り付きそうな状況となっている。
10日の米国株式市場は主要3指数が揃って上昇。

SP500は前日の終値より6ドル高い6,010ドルで寄り付き。ロンドンで行われている米中通商協議に注目が集まるなか、不安定な値動きが続いた。日本時間11日の00:30頃に当日の安値となる6,000ドルを記録したがすぐに反発、以降は6,020ドルを挟んでの推移が続いた。
膠着がくずれたのは03:45頃で、ラトニック商務長官が「中国との協議は非常にうまく行っている」と発言したことをきっかけに上昇し、6,043ドルを記録。その後、6,039ドルでクローズとなった。
なお米国とメキシコはトランプ大統領が課している鉄鋼輸入への50%関税について、一定量の輸入分に限り撤廃する方向で合意に近づいているもよう。ブルームバーグが事情に詳しい複数の関係者談として明らかにした。こうした動きも株式市場に影響を与えた可能性がある。
当日はエネルギーが+1.77%、一般消費財が+1.19%、ヘルスケアが+1.09%、通信サービスが+1.08%とそれぞれ上昇。個別の大型株ではテスラが+5.67%、イーライリリーが+4.33%、ウォルトディズニーが+2.65%と大きく上昇。またグーグルが+1.43%と堅調な推移が続いている。
なお次期FRB議長にベッセント財務長官を推す声が高まっているもよう。